『マイナス電位シールド スピーカーケーブル?! vol.5』の続きです。
マイナス電位シールドによって外来ノイズに影響されないスピーカーケーブルを試聴しました。
4枚のディスクを聴いて、全てのディスクが同じ方向性ではなく
ディスクによって変化の方向が異なるという
ちょっと不思議な結果になりました。
これはどういうことでしょう?
このスピーカーケーブルには固有の音色があって
それが魅力的というのではなく
接続された機器や、再生している音楽の環境を整えていると考えると良いかもしれません。
さらにもうひとつ、パワーアンプの再生環境を整える回路を追加してみましょう。
逆起電力防止回路です。
スピーカーはパワーアンプからの音楽信号によって振動し、音楽を再生しますが
コーン紙の振動はすぐには止まりません。
音楽信号がなくなっても僅かな時間は惰性での振動を続けています。
この状態ではスピーカーはマイクのような動作をしていて
ありもしない音の電気信号を作り出し、
スピーカーケーブルを通って、パワーアンプへ逆流させています。
これが逆起電力です。
NFBが当たり前の現代のアンプでは、
逆起電力がアンプ回路の初段にフィードバックされ、
歪が増加する原因になっています。
そのためNON-NFBのアンプがもてはやされますが
余程ドライブ能力のあるアンプを設計しないとNON-NFBアンプは低域ブカブカアンプになりがちですので
現代のアンプでは総合的に判断してNFBをかけることが多くなっています。
もし、逆起電力をスピーカーケーブルでストップすることができたら・・・
さらにクリアな音になるかもしれません!
逆起電力防止回路の仕組みは・・・次回に続きます。
≪お知らせ1≫
緊急告知!!
9月のイベントです!
QUADRAL新小型スピーカー&アクセサリー
日時 9月29日(日)10:00~12:30
場所 岐阜県大垣市上石津町の当社モデルハウス(ログハウス)
≪お知らせ2≫
50年前のシーメンスのフルレンジスピーカー価格改定しました。
新価格¥40000(税別・ペア)
1セット限りです。
≪お知らせ3≫
無方向性マイナス電位シールド RCAケーブルが発売になりました。
詳細はこちらです。
≪お知らせ4≫
当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。
9月
25日
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13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ×
26日
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27日
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◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。
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