ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

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マイナス電位シールド スピーカーケーブル?! vol.1

2019-09-19 | ケーブル

今回のプロジェクトは、なんとも安易な発想からスタートしました。

マイナス電位シールドRCAケーブルは

何名かのお使いになった方からレポートをいただきましたが

いずれも大好評でした。

マイナス電位シールドによって外来ノイズに影響されないことが良いのは

RCAケーブルだけではないのかも?・・・ということで

スピーカーケーブルにもマイナス電位シールドを応用してみたいと思います。

スピーカーケーブルはピンケーブルと違い伝送している信号の電圧が高いと言われています。

本当でしょうか?

ピンケーブルでは、一般的に最も信号電圧が高いと思われるのはCDの2v(p-p)です。

P-Pとはpeak to peakを表します。

つまりpeakでは1vとなりますので

実効値はその1/(2^0.5) 《ルート 2分の1》ですので0.71vとなります。



スピーカーケーブルは使用しているスピーカーや

お聴きの音量で信号電圧は異なりますが、

仮に、クアドラルのロジウム200で楽器のピアノと同じくらいの音量を再生したと仮定すると、



1、ピアノの音量は80dBほどと言われています。

  これは平均値ですので最大値はその10倍程度ありますので100dBになります。

2、クアドラル社ロジウム200の能率は86dB/wです。

  つまり、1wの電力を入力させると86dBの大きさの音になるということです。

3、100-86=14dB=25倍 ですので 1w×25=25w必要です。

4、スピーカーのインピーダンスは8オームですので

  V^2=P×R=25×8=200   V=(200)^0.5=14.1vとなります。

確かにピンケーブルの0.71vに対して14.1vですから電圧は20倍も高いことになります。

ちょっと待ってください!

念のため、JBL4344で普通に会話しているくらいの音量で聴いた場合も計算してみましょう。

普通の会話は60dBくらいですので・・・次回に続きます。




≪お知らせ1≫

緊急告知!!

9月のイベントです!



QUADRAL新小型スピーカー&アクセサリー

日時 9月29日(日)10:00~12:30

場所 岐阜県大垣市上石津町の当社モデルハウス(ログハウス)





≪お知らせ2≫

50年前のシーメンスのフルレンジスピーカー価格改定しました。





新価格¥40000(税別・ペア)

1セット限りです。



≪お知らせ3≫

無方向性マイナス電位シールド RCAケーブルが発売になりました。



詳細はこちらです。



≪お知らせ4≫

当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。

9月
20日
10:00~12:00 ×
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

24日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。

〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。

×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。
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小さな音を大迫力で聴きたい! vol.8

2019-09-18 | ケーブル

『小さな音を大迫力で聴きたい! vol.7』の続きです。

高域が勝っている小型スピーカーを小音量で再生時、聴感上の周波数特性をフラットにするアダプターです。

回路図です。



完成するとこのようになります。



それでは試聴してみましょう。

今回も音源はiPad

Bluetooth レシーバー:amazon echo



プリメインアンプ:Ibuki4-int



スピーカー:クアドラル ロジウム200



アダプターはamazon echoとプリメインアンプIbuki4-intの間に入れて使用しました。

まずは、アダプターのスイッチをLにして試聴してみました。

計算値では低域は中域の1.3倍位になっているはずですが、

あまり低域が増えたという感じはありません。

オルガン等を聴くと100Hz以下の帯域で感じる程度です。

次に、アダプターのスイッチをMして試聴しました。

計算値では低域は中域の1.5倍位になっているはずです。

これはかなり良い感じです。

ロジウム200は高域が元気なスピーカーなので

高域も低域もバランスがとれました。

最後に、アダプターのスイッチをHして試聴しました。

計算値では低域は中域の1.8倍位になっているはずです。

これははっきり判ります。

かなり小さい音で聴くのであればこれでもよいかと思いました。

どのポジションで使用しても

音が劣化するという印象はありません。

ただし、スピード感が感じられるのはLでした。

次回に続きます。




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13:00~15:00 ×
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小さな音を大迫力で聴きたい! vol.7

2019-09-17 | ケーブル

『小さな音を大迫力で聴きたい! vol.6』の続きです。

高域が勝っている小型スピーカーを小音量で再生時、聴感上の周波数特性をフラットにするアダプターです。

回路図です。



それでは製作してみましょう。

抵抗は1/4wのカーボン抵抗です。

1wや2wの大型の抵抗の方が音が良いという方もありますが、

これは熱擾乱雑音が問題になるような微小信号の場合のみです。

フォノアンプの初段あたりにはそういったことも言えるのかもしれませんが

反面、ボディが大きくなると電波ノイズの影響が大きくなりますので

どっちもどっちです。

1/4wで良いと思います。

コンデンサーは積層セラミックを使用しました。

これもフイルムコンデンサーでもOKです。

積層セラミックコンデンサーは電源回路のパスコン用のもので

そのため高周波特性が優れており、

今回のようなフィルターに使用しても良い結果が得られます。

残念なことは、本来の用途がパスコンのため、

細かな容量が必要ありません。

0.1マイクロ、0.47マイクロ、1マイクロのように

飛び飛びしかありません。

スイッチはセンターオフタイプです。

ケースに組み込むとこのようになります。



完成です。



それでは試聴してみましょう・・・次回に続きます。




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13:00~15:00 ◎
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小さな音を大迫力で聴きたい! vol.6

2019-09-16 | ケーブル

『小さな音を大迫力で聴きたい! vol.5』の続きです。

高域が勝っている小型スピーカーを小音量で再生時、聴感上の周波数特性をフラットにするアダプターです。

回路図です。



抵抗とコンデンサーのみの簡単な回路です。

以前にも低域増強アダプターということで作ったことがありましたが

今回は抵抗をスイッチで切り換えられるようにし

低域の増強度合いを3段階に調整できるようにしました。

スイッチをLにした場合、コンデンサーからグランドに接続される抵抗値は15キロオームです。

スイッチをMにした場合、15キロオームの抵抗が2本並列に接続されることになりますので

合成抵抗は7.5キロオームになります。

スイッチをHにした場合、15キロオームと7.5キロオームの抵抗が並列に接続されることになりますので

合成抵抗は5キロオームになります。

グラフにしてみました。



このようにスイッチを切り換えることで低域の増強度合いを変化させることができます。

それでは製作してみましょう・・・次回に続きます。




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小さな音を大迫力で聴きたい! vol.5

2019-09-15 | ケーブル

『小さな音を大迫力で聴きたい! vol.4』の続きです。

音圧60dBの再生時、聴感上の周波数特性をフラットにするアダプターです。



ところで、

これまで実験してきたラウドネスアダプターは

低域と高域を残し、中域の音量だけを低下させることで

小音量時でも低域から高域までバランスよく、フラットに聴こえるというものでした。

ところが、スピーカーの中には元々低域を再生するのが得意でないスピーカーもあります。

特に、口径が10cm以下の超小型スピーカーでは本当の低域を再生することは困難で、

高域だけが勝ってしまい、キンキン鳴るスピーカーも珍しくありません。

最近ではスマホやパソコンについている小口径のユニットが再生するユニットが『普通』だと思っている若い方も多く

そこそこ低域が出ていれば満足してしまうようです。

そのため、国産の大手メーカーの小型スピーカーはどれもこれもキンキン鳴るスピーカーばかりで、

このようなスピーカーを小音量で聴く場合は

低域だけがそのままで、中高域の音量を低下させるとバランスが良くなります。

と、いうことで

中高域を減衰させるアダプターも作ってみましょう。

回路図です・・・次回に続きます。




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