ミャンマー視覚障害者医療マッサージトレーニングセンターの日々の記録 「未来に向かって」

NPO法人「ジャパンハート」が、ミャンマーの視覚障害者の社会的自立を目指して立ち上げた新たなプロジェクト

ミッチーナ盲学校

2010年12月10日 | 日記
ミャンマー北部にあるミッチーナ盲学校。

今回はそこで短期専門家のマッサージの先生をお呼びしてトレーニングを実施しました。

ミッチーナはミャンマーの旧首都ヤンゴンから遠く離れた地方です。
ヤンゴンからマンダレー(ミャンマー第二の都市)までバスで12時間、そのマンダレーからミッチーナまでは電車で18時間かかります。

遠路遥々やってきた私たちは8名の生徒に対してマッサージ指導を行いました。

いつもであれば4台のベッドで指導を行うところですが、ベッドが2台しかなくやむなく1台のベッドに2人並んで指導を行う事にしました。
少し窮屈な状態ではありましたが、皆学ぶ姿は真剣です。

実際に出張マッサージを行っている学生もおり、具体的な質問が出てきます。

今回よく聞かれた質問は顔面神経麻痺に関する質問でした。

全てのケースでマッサージが有効というわけではありませんが、専門家の永見先生より病態について説明を受けた上で、マッサージのポイントを教えて頂きました。


ミッチーナ盲学校はキリスト教系列の学校です。
学校ではクリスマスに向け合唱の練習もしており、素敵なBGMの中マッサージ指導に当たる事ができました。

今回参加してくれた学生の中から来年のトレーニングセンター入学者が出てくれると嬉しいなぁ、と思いながら指導風景を見守っていました。


ジャパンハート





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