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東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

ゼッフィレッリ自伝

2007年10月09日 | 本のこと
フランコ・ゼッフィレッリは、映画監督・脚本家・
オペラ演出家といろいろ肩書きはありますが、
わたしの中では、やっぱりオペラのゼッフィレッリです。

先日のブログで取り上げた歌劇「トゥーランドット」は
ゼッフィレッリ演出。豪華絢爛舞台セットと美しい衣装は
やはりゼッフィレッリならでは、です。

そのゼッフィレッリが演出する歌劇「アイーダ」が
なんと2008年3月に新国立歌劇場にやってきます!

これはもう、ぜったい行かなきゃっ。

オペラそのものとは関係ありませんが、予習と称して
「ゼッフィレッリ自伝」を本棚から引っ張り出してきました。
彼の生い立ちから、キャリア前半での苦労話、シャネルや
マリア・カラスとの親交、ルキノ・ヴィスコンティとの
愛憎まみれる関係などなど、彼の人生そのものも
豪華絢爛オペラの一幕のような趣。

本書では、彼の演出に影響を与えた風景や人々など
作品と絡めて語られています。次にその作品を見るときには、
いつもと違う角度から作品を楽しめそうです。