昨日アップした旅行記にだんなさんからクレームがつきました。
どうも抜け落ちているところがあったらしく、いろいろ指摘されたあげく
書き直されちゃいました。
以下、だんなバージョンお読みください。
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過去の旅を振り返る、エストニア―ラトビア編。
エストニアの首都タリンで終了していた旅を再開すべく、アエロフロートで出発。モスクワからタリンまでの乗り継ぎがよくないため、モスクワのトランジットホテルで1泊する手筈になっておりました。
がっ!シェレメチェボ空港のアエロフロートのおばちゃん係員にクーポンを見せると、首を傾げながらあちこち電話をかけ始めました。イヤ~な予感が。
30分ぐらい待ったところで、やはり!ホテルの予約が取れていない!かといってビザがないから入国もできない!
何と言ってもここはロシア。
「どうなっているのですか?」
「トランジットホテルには泊まれませんスカヤ」
「予約していたはずなのですが」
「私らの責任じゃありませニエット」
「他のホテルには泊まれませんか?」
「入国できませんからシニコフ」
じゃーど~すりゃいいの??
・・・みたいな展開を想定してビビっておりましたが、おばちゃんたちは意外にやさしく、何とかなりそうな雰囲気が漂っています。
開き直って待つことさらに1時間。アエロフロートの日本人係員のお兄さんの助けもあって、トランジットホテルに泊まれることになりました。
入国審査の長蛇の列を横目に空港の裏口に連れて行かれ、お迎えのバンに乗り込み、近くのホテルへ。正式に入国をしていないので、正面ロビーからは入っちゃいけないらしく、バンはホテル裏へと向かいます。
裏口専用フロントでチェックインを済ませると、ガタイのいいお兄さんたちに囲まれて、建物奥にある秘密のエレベーターで上階へ。他の正規の(?)客に合わせてはいけないらしい。犯罪者か、私たちは?
5Fに着くとお兄さん(おじさん?)のひとりが説明を始めました。言葉は全てロシア語。でも何となく、この階以外には行ってはいけないとか、食事はルームサービスのみとか言っているのがわかる。ほとんど軟禁状態です。
まあすぐに寝てしまえばいいだろうと思っていましたが、しばらくするとお腹がすいてきた。これじゃ寝られんと、ルームサービスを注文することに。ルームサービスはさすがに英語が通じるだろうと思ったら、知ってるのはNo English!の2単語だけらしい。
あきらめかかったものの、空腹に耐えきれず、だんなさんがロシア語で再挑戦。どんなものが出てくるやらと思ったら、注文通りの品が到着しました!だんなさん、やるぅ!ちょっと惚れ直した瞬間でした。
さてさて記念に料理を写さねばと、この旅行のために新たに購入したリコーのカメラを取り出してみれば、いきなりフタが壊れていて、どうやっても直りません。初日からなんてトラブル続きな旅だ!
しかしだんなさんによれば、ロシアで物事がまともにいくほうがおかしい、とのこと。カメラの故障はロシアのせいじゃないのでは?でも、まあそう考えれば気持ちも楽ですね。
翌日、フライトまで時間があるのに「時間だから出るスキー」とお達しが。そのわりにはバンが来るまでロビーでさんざん待たされます。監視のお兄さんたちのロシア語のおしゃべりを聞くともなく聞きながら、ロシア的時間が流れていきます。
それにしても、あのままわたしたちがホテルから消えたとしても入国記録はなし。日本人のカップルなんて存在しませんでしたってことになってしまったのでしょうか。
どうも抜け落ちているところがあったらしく、いろいろ指摘されたあげく
書き直されちゃいました。
以下、だんなバージョンお読みください。
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過去の旅を振り返る、エストニア―ラトビア編。
エストニアの首都タリンで終了していた旅を再開すべく、アエロフロートで出発。モスクワからタリンまでの乗り継ぎがよくないため、モスクワのトランジットホテルで1泊する手筈になっておりました。
がっ!シェレメチェボ空港のアエロフロートのおばちゃん係員にクーポンを見せると、首を傾げながらあちこち電話をかけ始めました。イヤ~な予感が。
30分ぐらい待ったところで、やはり!ホテルの予約が取れていない!かといってビザがないから入国もできない!
何と言ってもここはロシア。
「どうなっているのですか?」
「トランジットホテルには泊まれませんスカヤ」
「予約していたはずなのですが」
「私らの責任じゃありませニエット」
「他のホテルには泊まれませんか?」
「入国できませんからシニコフ」
じゃーど~すりゃいいの??
・・・みたいな展開を想定してビビっておりましたが、おばちゃんたちは意外にやさしく、何とかなりそうな雰囲気が漂っています。
開き直って待つことさらに1時間。アエロフロートの日本人係員のお兄さんの助けもあって、トランジットホテルに泊まれることになりました。
入国審査の長蛇の列を横目に空港の裏口に連れて行かれ、お迎えのバンに乗り込み、近くのホテルへ。正式に入国をしていないので、正面ロビーからは入っちゃいけないらしく、バンはホテル裏へと向かいます。
裏口専用フロントでチェックインを済ませると、ガタイのいいお兄さんたちに囲まれて、建物奥にある秘密のエレベーターで上階へ。他の正規の(?)客に合わせてはいけないらしい。犯罪者か、私たちは?
5Fに着くとお兄さん(おじさん?)のひとりが説明を始めました。言葉は全てロシア語。でも何となく、この階以外には行ってはいけないとか、食事はルームサービスのみとか言っているのがわかる。ほとんど軟禁状態です。
まあすぐに寝てしまえばいいだろうと思っていましたが、しばらくするとお腹がすいてきた。これじゃ寝られんと、ルームサービスを注文することに。ルームサービスはさすがに英語が通じるだろうと思ったら、知ってるのはNo English!の2単語だけらしい。
あきらめかかったものの、空腹に耐えきれず、だんなさんがロシア語で再挑戦。どんなものが出てくるやらと思ったら、注文通りの品が到着しました!だんなさん、やるぅ!ちょっと惚れ直した瞬間でした。
さてさて記念に料理を写さねばと、この旅行のために新たに購入したリコーのカメラを取り出してみれば、いきなりフタが壊れていて、どうやっても直りません。初日からなんてトラブル続きな旅だ!
しかしだんなさんによれば、ロシアで物事がまともにいくほうがおかしい、とのこと。カメラの故障はロシアのせいじゃないのでは?でも、まあそう考えれば気持ちも楽ですね。
翌日、フライトまで時間があるのに「時間だから出るスキー」とお達しが。そのわりにはバンが来るまでロビーでさんざん待たされます。監視のお兄さんたちのロシア語のおしゃべりを聞くともなく聞きながら、ロシア的時間が流れていきます。
それにしても、あのままわたしたちがホテルから消えたとしても入国記録はなし。日本人のカップルなんて存在しませんでしたってことになってしまったのでしょうか。