鎌倉に日帰り旅行♪
今回は駅前で鎌倉駅西口のレンタサイクルで電動自転車を借りて
二階堂&浄明寺の辺りを散策。
ルートは『ことりっぷ鎌倉・湘南・葉山』の「金沢街道&二階堂の寺社巡りサイクリング」を参考に自分たちで多少アレンジ。
実際に巡った寺社とルートは以下の通り。午前11時から午後6時までの間に巡った寺社は合計8つ。
鎌倉駅→報国寺→浄妙寺→杉本寺→瑞泉寺→鎌倉宮→覚園寺→荏柄天神社→源頼朝の墓→鎌倉駅
報国寺の竹林
本堂の裏にある竹林は境内とはまた違った静寂に包まれた空間。
特に竹林の入り口は目眩がするほど圧倒的。
竹林内部はそれこそ竹取物語の世界。
浄妙寺本堂と枯山水
本堂の左手に枯山水がありますが、こちらは平成3年に復元された物のようです。
杉本寺の石段
今回巡った寺社の中で一番印象深かったのがこちらの杉本寺。
金沢街道のすぐ脇に石段があって山門まで登るとさらに苔生した石段が。
見事な苔に覆われた石段はとても古くて歴史が感じられます。
立ち入り禁止なので脇の石段を登って本堂へ。
上は山門の写真ですが、屋根は茅葺き。本堂の屋根もこれと同じ茅葺きです。
本堂の中はとても暗く天井や梁、ぼぉ~っと浮き上がるお地蔵様や観音様、
毘沙門天の像などは黒く煤けて相当な歴史が感じられます。
本堂の奥の奥に、ご本尊の十一面観音像が3体あります。
一番古い物で1600年ほど前のもの。
こんなところがあったなんて。奥深い鎌倉なのでした。
鎌倉宮
こちらは北方謙三氏の時代小説でお馴染みの大塔宮護良親王。
その大塔宮の終焉の地であり、大塔宮が祭られているお宮です。
大塔宮は後醍醐天皇の皇子ですが、非業の最期を遂げられた方。
このお宮の後ろに大塔宮が幽閉されていた土牢があります。
この土牢の周りだけは何とも言えない寂しいところで、
さすがに写真を撮ることは憚られました。
坂道が多いという印象の鎌倉だけれど、今回巡った地域は比較的なだらかな地域。
電動自転車を借りたものの、ほとんど電気に頼ることはなく終わった。
自転車では気軽に裏道を行くことができて、ガイドブックには載っていない
近道を発見したり、雑貨屋さんなどにも気軽に立ち寄れる。
今回は途中で大佛次郎茶邸を偶然発見。
とっても充実していたのでした。
左上から時計回りに、荏柄天神社、瑞泉寺の石段、大佛次郎茶邸、鎌倉宮前のカフェの展示(ビーズを刺繍したアンティークレース)、源頼朝の墓、覚園寺の睡蓮です。