![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/97/b60506d81b89c8e461b81d961661a6cf.jpg)
慶州の校洞というところにある崔家。
校洞法酒はその崔家で代々作られている秘伝のお酒である。
その作り方は重要無形文化財に指定されるほどで、現在の技能保有者は90歳を超えたおばあさんだそうだ。
1日16本しか作れないという貴重なお酒を、崔家の古宅の一角で試飲させていただいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/4a/5ff6ffe5be23342098efe661fdfc3a66.jpg)
きれいな琥珀色の液体である。
香りがよく、口に含むとほんのり甘く、とろりとしている。
正月に飲んだお屠蘇に若干似ている気もするが、こちらのほうが格段に美味しい。
900mlを2本、お土産に購入。
注意点は、絶対にお燗にしないこと、10度以下で保存しできるだけ早く飲むこと。
帰国後、たいちゃんの実家で酒盛り。非常に評判がよく、あっという間になくなってしまった。
買い物を済ませた後は、崔家の建物とお庭をちょっとだけ見学させていただいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/d4/c643340b36308ec36b61cd0109bf8276.jpg)
慶州崔家は新羅時代から続く名門の家系。李朝鮮時代は両班ヤンバンだったそう。
ちなみに、この周りは崔氏一族の家が並ぶところで、
宗家のお宅も見せていただいた。そのお宅がこちら↓。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/05/cb21fe4b879ca76cdc299b735ef9d3e4.jpg)
女性が生活する領域は裏手の方にあり、外から見えないように工夫されているそうだ。
未だに人が住んでいるので、奥まで入ることはできないが、女性の生活区域の入り口から見学。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6a/1990082c1dde41323ad269e0c7b4ef2c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/2c/86a4987345ba1005ca1a72a643ae525b.jpg)
崔家の庭には、両班ヤンバンとしての崔家の家訓が掲示されていた。
時代や国を超えて通じる内容だと思った。