先日、お参りに来たおばあちゃんが おじいさんの病気が 早く治るように 少しでも本堂の仏像のそばに お札を置いて 拝んで下さいと 頼まれ おじいさんの病気祈願をしました。
おばあちゃんは このお札は とてもご利益があると 喜んでくれました。
今、東大寺 大仏の足元から 剣が発見され 皇后様がどのような真意で 剣を大仏の足元に 埋められたのか 話題になっていますが
この事について 奈良大の東野浩之教授は 「晩年、病気がちだった 皇后自身の平癒祈願や 宝物として納めるより より直接的に 大仏のそばに 大事な物を置きたいという 信仰心の 表われだったのではないか。」 と推測されました。
神様 仏様にお願いする時 少しでもそばにと願う心 それが本当の気持ちかも知れませんね。
合掌 栄久山 妙善寺