妙善寺の本堂正面の彫刻は 日本の彫刻を代表する 江戸三大彫刻 石川彫刻です。
江戸三大彫刻は 今では スカイツリーで話題の浅草・浅草寺や 寅さんで有名な柴又・題経寺と 山梨県・栄久山妙善寺など わずか数件の貴重な彫刻です
妙善寺本堂の彫刻は 象や獅子など 様々な彫刻が彫られ 本堂の守り神とされております。
妙善寺の龍の彫刻は 龍の彫刻の中でも 大変珍しい龍の姿をしております。
左側の龍は 宝珠を持ち 小さな子供の龍を抱いている 子持ち龍です。
宝珠を持つ龍は 財や福をもたらしてくれる 開運・幸福龍です。
子供の龍は 子孫繁栄や子宝 子供の無事な成長を 叶えてくれる 子宝・成長龍です。
右側の龍は 宝珠を持たず 長い爪を立てて 苦しみや悩み 災いを取り除き 魔を滅してくれる 厄除け守り龍です。
妙善寺の龍が 参拝に訪れる人達の 災いを除き 幸福を授けてくれています。
妙善寺の三体の龍は 古くから 災難除けや 子宝のご利益があるとされ 多くの人々が 手を合わせて来ました。
参拝に訪れた際は 三体の龍に それぞれの願い事をしてみて下さい。
きっと ご利益を授かりますよ。
合掌 栄久山 妙善寺