昔ある村に 一人のお坊さんがいました。
そのお坊さんは 「私には凄~いパワーがあり、どんな事でも出来るし、何でもわかる。」 と自慢していました。
するとお釈迦さまが 「凄いパワーを持っているなどと言って、人々に自慢してはいけませんよ。」 と優しく注意をしました。
しかしそのお坊さんは 「本当です。 お釈迦さま、私は本当に何でもわかるんです。」 と言って お釈迦様の言う事を聞きません。
そこでお釈迦様は 「今、となりの村の そのとなりの村の さらに となりの村の おばあさんが縫物の途中で 針を1本落としまた。 たった今起きたその事を あなたはわかりましたか?」 と尋ね
「何でもわかると言う事は そうゆう事ですよ。」 と教えてあげました。
それから そのお坊さんは深く反省をして 本当のパワーを持った尊いお坊さんになれたそうです。
すうですね。
調子が良い時は 何でもがうまくいきますが そんな絶好調の時こそ 気を付けて行動しないといけませんよね。
初心忘るべからず。
合掌 栄久山 妙善寺