三途の川の渡り賃と言われている 六文銭。
なぜ六文?
諸説色々ありますが・・・
六文銭を 六道銭とも呼ばれているので 仏教の六道の教えが関係あるようです。
六道とは 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の六つの世界の事です。
この世界での 苦痛を少しでも軽くさせたいと 願いを込めて持たせてお賽銭が 六文銭だとも言われています。
現在は あの世に旅立つと言う大きな枠で 三途の川の渡り賃と考えられる 六文銭。
言い伝えも様々ですが 昔から故人を送る人々が 無事成仏してほしいと願う真心は ただ一つです。
六文銭には 真心と 思いやりの心が こめられているんですね。
合掌 栄久山 妙善寺