栄久山妙善寺おしょうのつぶやきブログ

山梨県富士川町の栄久山妙善寺は身延山久遠寺を総本山とし永代供養・水子供養・祈祷・相談占い等を行う寺院の住職です。

運のいい人 悪い人

2013年08月22日 | おしょうのつぶやき

運の良い人 運の悪い人・・・

運って何だろう?

運は 神様が私達にくれる 有り難いプレゼントです。

神様は 私達にいつも平等に チャンスやプレゼントを授けてくれます。

運の良い人 運の悪い人にわかれるわけがありません。

運の悪い人は せっかく神様が素敵なプレゼントを授けてくれているのに 「でもなぁ・・・ いいなかなぁ~ 本当かなぁ・・・」 と悪い方へ悪い方へ 物事を考えてしまうので 幸運を生かす事ができず 福を逃してしまいます。

運の良い人は 神様からいただいたチャンスやプレゼントを 「ラッキ~。 あ~有り難いなぁ~。ついてるなぁ~。」 と素直に受け止めるので 神様が嬉しくて どんどんチャンスやプレゼントを授けてくれます。

私は 運の良い人になりたい!!

と望むのであれば 今すぐ マイナスな運気を捨てて プラスな運気に変えましょう。

今日から あなたは運の良い人です。

素直な心 感謝の心 大切に!!

       合掌    栄久山 妙善寺

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心の成長・・・

2013年08月20日 | 教え

昔 むかし お釈迦さまが悟りを開くために 毎日々とても苦しい修行をしていました。

一生懸命に 修行をしている お釈迦さまに ダイバダッタ(提婆達多)という悪人が 意地悪をしたり 修行の邪魔をしたりしました。

しかしお釈迦様は ダイバの意地悪を乗り越えて ついに尊い悟りを開きました。

「あの意地の悪い嫌がらせを よく乗り越えましたね。」と言う人々の言葉に 

お釈迦様は 「いやいや ダイバのあの意地悪があったからこそ 私は悟れたのです。ダイバダッタも 私の先生(師)そして すべての人々が 私の先生(師)なのです。」 とおっしゃいました。

あなたの周りの 意地悪な人や イヤな事も あなたの人生の先生(師)なのでしょう。

一つ一つ乗り越えながら 心を磨いて行けたらいいですね。

       合掌   栄久山 妙善寺

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おばあちゃん ありがとう・・・

2013年08月19日 | おしょうのつぶやき

檀家のおばあちゃんが 亡くなりました。

おばあちゃんは 私が子供の頃からとても 可愛がってくれました。

お家にお経に行くと いつもニコニコして 話しかけてくれました。

もうすぐ百歳になる お年なのに 「お上人さん 体に気をつけて 健康でいて下さいね。」と いつも 自分のことより 私の心配をしてくれる 優しい おばあちゃんでした。

そして帰る時には 「次に会える時まで 元気にしてるからね。」と 必ず私の手を 強く握りました・・・

おばあちゃんが 亡くなった日は お盆の前でしたのでお経を唱えた後 お寺に帰った私は お盆の準備をしていました。

ハシゴを使って 本堂の屋根に 手をかけた時 バランスを崩して 数メートルの高さから 落っこちてしまいました!!

下まで 堕ちる間の時間は 不思議と長く感じ 「あぁ~あ これでケガをしてしまったら お盆が困るなぁ~。」などと 考えられるほどでした。

しかし なんと数メートルの 高さから落ちたのに かすり傷一つ無く 無事でした。

私は とっさに〝おばあちゃんありがとう〟と つぶやきました。

次の日 私は 火葬場でおばあちゃんに お別れのお経を唱え お盆明けに 無事お通夜と お葬式を済ませる事が出来ました。

おばあちゃん本当に ありがとう・・・

これからは 私が心を込めて お経を唱えて おばあちゃんを 守ります。

     合掌    栄久山 妙善寺

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お盆の入り

2013年08月13日 | おしょうのつぶやき

今日13日はお盆の入りです。

きゅうりとなすで仏様の乗り物を作ります。きゅうりは馬でなすは牛。

13日の夕刻 迎え火を焚いて ご先祖さまに きゅうりの早馬で早く家に帰って来てもらいます。

16日には送り火を焚き なすの牛でゆっくり 仏様の世界へお帰りいただきます。

ご先祖様を大切に敬う気持ちの表れですね。

      合掌   栄久山 妙善寺

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13日から16日は盆供養の為 祈祷・相談等のご予約は出来ませんのでご了承下さい。


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お盆

2013年08月12日 | 教え

お盆は日本人にとって なじみ深い行事です。

仏教では お盆にまつわる こんなお話があります。

お釈迦さまのお弟子に 目蓮尊者(もくれんそんじゃ)と言うお坊さんがいました。

目蓮尊者は亡くなったお母さんが 死後の世界でどうしているか知りたいと思い 神通力(じんつうりき) 不思議な力を使って母の姿を探しました。

すると 餓鬼界(がきかい) とても苦しい世界で 水も飲めず 食べ物も食べれず 変わり果てた姿で 苦しんでいました。

困った目蓮尊者は お釈迦さまに相談しました。

母を助けるには 餓鬼界で苦しんでいる すべての者達はもちろん 生きとし生きる すべてにお供えする心で 供養しなさいとお釈迦様は 目蓮尊者に教えを説きました。

自分の母だけではなく すべてに施す大切な心を 教わり 教えのとおり供養を行うと 母は苦しみの世界から 救われました。

ご先祖様はもちろん すべてに施す心が お盆の本当の供養です。

施しの心 大切に。

     合掌   栄久山 妙善寺

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