未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

寸評全日本

2017-12-10 23:30:42 | 稽古
試合を最終目的とした、基本稽古こなしてないなという動き。

反則の多さが練度の足りなさを顕している。つまり技の交換、試し合いになっていない。

試合でこうやれば勝てるという機械的な動き。なので審判から注意を受けても対応改善が出来ない。それなら最早空手である必要もなし。例えばアメフト選手を引っ張って来て二、三技を仕込んで送り込めば勝てない。

結局は選手も指導者も「こうすれば勝てる(であろう)」という競技思考だからスタイルも変遷して行きそれを追うイタチごっこ。その考えの下では正しい理解を志したとしても「これでは勝てない」という扱いを受けるので停滞衰退はすれど発展を望むのは難しい。


という事を審判しながら、見ながら思いました。空手道というよりはルール組手道。第一回という事で浮き足立ったのもあるかもしれないが、これじゃいかんよ。



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