未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

動の為の、静の為の

2019-07-26 23:27:58 | 稽古
今週の少年部では蹴りについて考えてみました。

一本一本平行立ちに戻す。←怠る人多し。
あとは足音を出さない。

後者について考えてみました。
これは以前にも言及していて様々な解釈が可能ですが、今回は動の為の静、静の為の動として。

ドスン、と下ろすと次の動作が若干遅れます。
反対にスッと下ろす事で次への準備が整っているのです。

連続ジャンプを踏みならして着地するのと柔らかく着地するのとを比べると一目瞭然。これは他のスポーツにも言える事で、例えばバレーボールでのスパイク後の動きやブロック後の動き、野球でも捕球から送球までの流れの速さに関わってきますね。

何をしていようが人間の体の出来ることなど大して変わりはないのです。私は共通点に気付くたびバレーボールをやって良かったと思います。

ただ、スッと下ろすために蹴るのではなく自然とそうなるようになるまで考えて蹴り続けねば動きはものに出来ません。


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