光陰矢の如し。
まだ生まれたばかりの頃の余韻もあるような年月の早さの中、息子も小学校卒業と相成りました。低学年時は荒れていて方々に頭を下げたものですが、最後は学級委員長を努めるぐらいには成長してくれました。
彼にとっては色々あった人生の一コマになるでしょう。四年時の別居から離婚、と子供がしなくていい思いをさせてしまいました。ある意味息子のあっけらかんとした性格に救われたところはありますが、この先思春期を迎えるにあたり私を恨むこともあるかもしれません。その業を背負って息子とは今まで通り本気で向き合っていかねばなりませんね。
落ち着かないのか朝からパンチングボールを打つ(笑)
割と長い台詞を大きな声で言うプレッシャーか?
黒で纏めて初ネクタイ。
しかしもう着る機会もないし即メルカリか。
卒業式も滞り無く終わり、運動場で花道を作りお出迎え。
なぜそんなに荷物がある…私もこんなんでした。
息子が六年間続けた事があります。とある障害者の同級生に毎日本を読んだり絵を描いてあげていました。その子は四年時に転校してしまったのですが絵を描いては先生に託して届けて貰っており、昨日も寝る前まで「きっと明日来るから仕上げて渡すねん」と頑張って描いておりました。私はここにこの子の将来の生き方があるように思っています。
お母様に仕上げた本と絵を渡しました。毎回託されていた先生も涙する純粋な優しさ。お母様はカーテンのようにして今までの絵を飾ってくださっているそうです。片親という境遇で自分も辛い思いをしているだろうにこうした心を持っていることを私は誇りに思います。
子供達が次のステージへ進む期待感。
しかし適正に導くのはまだまだ大人の役目。
華美な服装は止めるよう御達しがあっても成人式で暴れる輩のような袴を着させる親。
携帯電話の電源を落とすかマナーモードにするよう言われても着信音響かせる親。
式中の撮影は禁止と言われていてもしっかり撮っている親。
撮影待ちを平気で抜かして行く親。
一部ですが大人でない大人が紛れ込んでいました。大人の我慢が効かない、弱い時代です。子供たちに示しをつけられない。子供達も楽なところを真似る。そしてそういうトコの子に限って式ではピシっとしとりますな。悪い噂を聞く子ばかりです。
ある意味自ら常時赤信号を灯してくれているわけですから君子危うきに近寄らずを徹底すれば良いのでしょうが4クラス中2クラスの担任が変わったこの学年のややこしさが中学で更に拗れないことを願います。無理でしょうけども。
閑話休題。
これから大変な、息子には人生のかかった3年間になります。目標は高専。しかしおそらく今から私が東大を目指すより険しい道(苦笑)
ともあれおめでとう!
そしてがんばれ。
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