未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

アプローチ

2017-01-16 15:27:29 | 雑感
結局自分は空手を通して何がしたいんだろうと最近特によく考えます。空手をしていて空手しか出来ないのでは殆ど何も無い人間と同義。ただ単に会社に身を置き金を稼ぐだけの人間になるまいと就活を放棄したのに十数年経って振り返ってみると結果としてベクトルは同じだったという現実。

未熟極まりない頃は何でも空手に結びつけておりました。例えば、この動きは強打に通じるものがある…等。しかしこのアプローチは全く逆で、空手から普遍的なもの、と言うと大袈裟ですが何か万人が価値を共有するようなものへのアプローチこそ空手に限らず何かに従事する事の意義のような気がしています。

組織が小さな事で揉めれば揉めるほどその考えが頭を巡りますし、流儀とか流派とかそんなモノがどうしたのだと上層部の方針から心が離れていくのを実感します。

これで生きてはいますが別に私は商売をしたい訳ではないので職業空手が根本的に合わないのかもしれません。空手という縛り(形とも言えますかね)があるからこそもっと整っていない部分や全体に目を向けられるはずで、空手の為の空手しかしていないからこんな事態になっているのではないかな?と。

両親も還暦を越えましたし、こんな盆暗でも私は一応長男だし…ホント日々色んな事を考えますね。
とどのつまり空手をする為に他に勤しむのが正解なのでしょう。空手しか持ってない者が運営しているとシガラミをこさえ過ぎていずれ立ち行かなくなる。それが組織の今。

兎角、人生は儘なりませんな。





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