未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

2018-03-30 20:22:04 | 雑感
本年度の少年部稽古も終了し、六年生が卒業して行きました。毎年のことですが来年度一発目はさぞ寂しい事でしょうね。

人生において空手が直接役に立つようなことは先ずないと思います。では空手が何の役に立つのだと言われればそれをどう生かすかが個々の器であり、学んできた価値だと思うのです。もらえない解答。

学んでいる時の器と学んでからの器。
分を超えてしまってもいけないし抑えすぎるのも具合が悪い。空手だけで満杯になってしまう器もなんだかなぁといった感じ。ああ、私のことか(苦笑)

分を弁えるとは器を知ること。その空手で何が出来るのか。或いはそれが分からなくてもふとした瞬間に空手を学んだ成果だという実感が湧いたなら我々も指導冥利に尽きます。

単に強くなるのは簡単だと思います。けど強く在るのは難しい。自身の器にこの空手修行とこれからの経験を混ぜ合わせて味のある大人になってください。


以上Mr.無味乾燥より
きょうこうきんげん





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