未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

神戸地区審査会

2019-06-02 23:22:59 | 審査会
前回は胃腸風邪につき欠席したので一年振りの神戸地区審査会。挨拶等に懸念があったのですがやはり期待通りの覇気の無さ。確かに組手は強いんですけどね。それだけです。技術があるかと言われるとそうでもなく。


久しぶりに審査員として参加してくださった方々も憤っておられたので彼らの人間性、人間的魅力というのはそういうレベルにあると言っても差し支えないかもしれません。特に上級帯。松井先生が叱責した意味を理解出来なければ終わりです。あのタイミングで先生に火を付けたのは確信しておりましたがもし松井先生が何も言わなければ私が言っておりました。そしてあの時、同時に西本先生も言葉を発しておりました。掻き消されてしまいましたが(笑)


弱者は群れます。
基本稽古で全員揃うと声を出せても形や組手では声が出ないというのは弱者である証拠です。自分に自信がない。


自分の事も相手の事も尊敬出来ないのなら闘いの場に上がるな、ということです。手伝いに来てくれた子も同様。頑張って欲しいから来たのでしょう?それとも自分の強さを誇示しに来ただけ?気持ちの有る無しで周りの印象はそれだけ変わります。


気を合わせるから気合。
自分の心と体を合わせます。先ず自分をコントロール出来ないと対峙する相手をどうこうするなど出来やしません。肉体としての強弱、勝ち負けはあれどそこに尊敬があるから繋がりが持てるのです。見てる感じでは殆どの子が心と体がバラバラなのです。


思春期だから?反抗期だから?生まれつきシャイ?
そんなもん知った事ではありません。そうであったとしてもそこをコントロールするのが強さでしょう。その意味で強い子は誰一人居なかったのかもしれません。


写真はありません。撮る気を一発目からゴリゴリに削がれたので。それでも前回受けた時に叱られてから変わった子も居ました。全員が変わるなんて事はまあ無いでしょうが一人二人理解してくれた子が種を蒔いてくれる事を期待しております。


葉をつけても花が咲かない種子もあり、花が咲いても実をつけない種子もあり。叱られ褒められ、そして考えて何者かになれるのでしょう。そのチャンスを設けてくれている御両親に感謝して稽古に勉強に励んで下さい。


果たして咲くや咲かざるや。実るや実らざるや。




.


最新の画像もっと見る

コメントを投稿