未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

KIDS武活

2019-03-04 16:18:58 | 支部イベント
3日、KIDS武活と銘打って武活で御馴染み品川先生の教室と合同で稽古会を開催しました。子供達、最初は完全に二分されてましたがさすがに打ち解けるのが早いです。

お互いの基本稽古や技の練習をしたり、板を割ってみたり。凄く良い会だったと思います。子供達の表情が物語っておりました。
肉体的な強さだけが強さではなく、自分の好きな事から繋がりを作れることも立派な強さだと思います。そして畑違いとはいえ全く分からない世界の入り口を見に来たこの子達は強さを持っているとも言えるでしょう。

個人が尊重される世の中の割に個人の個体としての脆さを現代に感じています。びっくりするぐらい直ぐ泣く子も居ます。尊重される個人にあらゆる意味での強さが備わっていないと尊重する価値はないと言いますか。個人の尊重といえば聞こえはいいですが、ともすれば放置ですからね。結果弱いと群れますからまた組織が大事だみたいな不毛な堂々巡りになるわけで…。

その空手は空手で終わる空手なのかそれとも違う何かに成り得るのか、という事をよく考えるこの頃。空手が空手として役に立つなんて事は余程の人物でもない限り起こりません。自己制御、自他制御から自他不敗へ。
強さとは何か。そこを考えながら、あるいは武を通じてそこを考えられるようになれれば意味が構築されるのでしょう。




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