圧迫を速度化

吉崎エイジーニョ氏は韓国語の通訳も出来るサッカージャーナリスト。2002年の時には、植田朝日と動きを共にしていました。



自らドイツの下部リーグのチームに入団してリポートしたり、語学力を活かした彼の取材活動は他の理論系ジャーナリストとはかなり異なります。ボクはけっこう好き。



そんな彼が書いたなでしこジャパン対北朝鮮の記事の中に、面白い表記がありました。




あの試合、コンディションの整っていなかったなでしこは、北朝鮮の出足に圧倒され自分たちのペースに最後まで持ち込めませんでした。




試合後の記者会見で、北朝鮮の監督に「試合前にどのような指示をしたのか？」と質問しました。その答えを出来るだけ朝鮮語のニュアンスをいかして翻訳すると、「圧迫を速度化せよ！」との指示なのだそうです。




終わってから聞くと、何だか妙に納得させられます。まさに、圧迫を速度化されて日本はゲームを支配出来なかったんですから。悔しいけど、北朝鮮のプラン通りにゲームを進められてしまいました。次にあたった時は、こちらが圧迫と判断を速度化せねば！






震災から半年経ちました。香澄小のピッチはなんとか元に戻ったけど、周辺の道路の復旧はまだまだ。ましてや東北各地は深刻さをましています。




上の娘が気仙沼でお祭りのお手伝いをしました。津波で流された大漁旗を回収して、祭りの法被を作ったのだそうです。みんな前を向いて頑張っているとのこと。だからこそ、まだまだこれからですね。