先日、JR横浜線の踏切で、倒れた老人を助けに踏切内に入り、その老人は助けたけれど、助けに入った女性はなくなってしまったという事件が起こった。
その女性は村田奈津恵さん40歳であり、父と一緒に車に乗っていたけれど、老人を見て「助けなきゃ」と言って、父親の制止を振り切って、助けに行ったという。
その行為は、貴重なものであり、素晴らしいことである。
ただ、踏切が閉まってからの救助であるのなら、自分の身体の危険をもっと考えることは出来なかったのかと思う。
それも、助ける方に夢中になったために、自分のことまで考えることができなくなってしまっていたのか。
目の前で自分の娘が事故で亡くなった父親の気持ちを思うと、やりきれない。
政府も、感謝状を手渡すことにしたという。