岩手

岩手県大槌町の幼稚園園長先生と話をすすめました。とりわけ私学は運営が大変であることは同じ私学人としてよくわかります。保育園ならば公私問わず、親方が厚労省で財源も手当ても厚いのですが、相変わらず文科省は財源が厳しいですね。
身元確認は日々進んでいるようですが、確認するため家族親族大勢がDNA登録して、家族である可能性が高い遺骨が引き合わされるという状況です。
震災から半年、見た目の復興はわずかではありますが始まりました。学校も仕事も家事もいつも通り行われています。しかし、先々の見通しは現地の人だけではどうにもたちません。園長先生曰く、必要ならば実行する努力はおしまないけどタイミングが難しい。
息の長い支援は必要です。常に関心のアンテナをはり、変化しつつある問題点を見極めつつ、いざというとき行動できる具体的準備をする。何ができるかを即時に判断できるように日々感性を磨きたいところです。