失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

10x10その10 ベスト・オブ8㎝CD男性編

2015-12-28 | 8cm論
10周年もそろそろ終わり。

単純に好きな8㎝を並べてみる企画。

10年で紹介してきた中から10枚選ぼうとしたらさすがに絞れず、前後編に分けることにした。

今回は男性ヴォーカル編。

左上から。

我想うゆえに我あり」 FLYING KIDS 1990
90年代を語るとき外せないイカ天。フライングキッズはイカ天を代表するファンクバンド。勢いのあるタイトル曲、カップリングは陽水カヴァー、そして最も輝いていたセカンドアルバムの予告編的内容もあり。


STARLESS」 高嶋政宏 1993
スターレス高嶋のスターレスは完全にウェットン憑き。ヴォーカルに的を絞ったショートカヴァー。


サマーブリーズ」 カンケ 1997
なりきり達郎の珍品。8㎝CDのみでリリースされたもの。最近7インチアナログで再発されたけど税抜2000円はちょっと高いな。カラオケもついてる8㎝を探すべき?


横型2枚。

君と夏と僕のブルー・ジーン」 1993
最近「ラブ&マーシー」見たので、ブライアンフリークなこれをセレクト。ボーナストラック扱いの3曲目がことのほかブライアン。


幸せなクリスマス」 王様 1996
洋楽日本語カヴァーを一枚入れたかった。内容、ジャケともにハイレベル。ちょっと時期がずれてしまったけど。


下段はほぼ湾岸系。

When You Love Me」 鈴木博文 AND FRIENDS 1996
鈴木博文唯一の8㎝にして、今のところ8㎝でしか聴けない曲。内容もさることながら、見つけるまでの道のりをご近所ブロガーに応援してもらったことを懐かしく思い出す(記事中の月ドラへのリンク参照)。


クラッシュ万事休す」 SCSCZIPS すかすかじっぷす 1998
鈴木博文の次は岡田徹。湾岸系のレア8㎝。7曲入り。


また横型。

マスカット ココナッツ バナナ メロン」 THE真心ブラザーズ&サリー・ピープルス 1993
タイトル曲はムーンライダーズカヴァー。カップリングには、はっぴいえんどの「風来坊」(細野晴臣作品)のカヴァーを収録。


Sweet Bitter Candy-秋~冬-」 ムーンライダーズ featuring 奥田民生 1998
民生が歌うタイトルトラックがレアなのだが、白井良明が歌うTabacology Mix(2曲目)のほうがよい。さらに3曲目「月夜のドライヴ1998」が素晴らしい。まだここでしか聴けないのかな。先日の鈴木慶一45周年ライブではちみつぱいがこの曲を演奏した。クジラさん、よかった!


思い出にむしばまれて」 梅垣義明 1994
最後は非湾岸系。作詞:いとうせいこう、作曲:玉置浩二、編曲:萩原健太で贈るピュア8㎝シンガー、ワハハの梅ちゃんの傑作シングル。カップリングも名作だし、ジャケも最高。


以上、上段が青っぽい寒色系、下段が暖色系でまとめてみた。

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