タンバリンもの、三題。
スウェディッシュ・ポップといえばこの人、トーレ・ヨハンソン。90年代半ば、ザ・カーディガンズの成功により世界的メジャーとなったプロデューサー/エンジニア。どこかノスタルジックなサウンドメイキングと、普通に聴くと「音悪いんじゃない?」と言いたくなるもっさり系のミックスが特徴。歌謡曲的なものとの相性が滅法よく、原田知世をはじめ、日本人アーティストのプロデュースワークでも知られる。
右下、ボニーさん。
縦か横か迷うが、アーテイスト名が横向きのほうが読みやすいし、金魚的にも座りがいいので横向きだろう。(ちなみにオフィシャルサイトのdiscographyでは縦になった写真が紹介されてる)
3曲とも、作詞・作曲:Bonnie Pink, Produced, Arranged, Recorded and Mixed by Tore Johanssonと、トーレ完全密着プロデュースって感じ。
①金魚
実はボニーさんの音源でうちにあるのはこのシングル1枚。ちゃんと聴いたことがない。レニー・クラヴィッツのライブで踊り狂ってたら後で楽屋に呼ばれた、なんてエピソードが断片的に耳に入ってきてはいたが。この曲は、浮遊感のあるギターと音が割れたような打ち込みのリズムが、夢の中にいるような雰囲気を作り出すアレンジ。
②Your Butterfly
2曲目のほうがポップ。いかにもトーレ、というガチャガチャしたアレンジとミックスの3分間ポップス。
③Fallen Sun (Missing link version)
ほぼギターとヴォーカルのみの弾き語り風。
④①のカラオケ
定価1020円、レンタル落ち100円。
左、同じ年にリリースされた知世ちゃんのシングル。Produced by Free Wheel, Mixed by Tore Johansson
①七色の楽園
作詞:原田知世、作曲:Ulf Turesson、編曲:Free Wheel
以前紹介したシンシアと同じチームの作品。ちょっと明るすぎ?知世ちゃんの詞も、「私をスキーに」みたいな似合わない(?)アウトドアキャラを演じているようでツライ(本人はもしかするとこういう解放的な志向なのかもしれんが…)。なんだか歌い方にも変なクセがついちゃっているようで、個人的にはいまひとつかな。収録アルバム「ブルー・オレンジ」はトーレと組んだ3作目にして最後の作品になった。少しマンネリ気味なのは致し方ないか。
②Tomorrow
作詞:原田知世、作・編曲:Tore Johensson
カップリングがトーレ作品というのも「シンシア」と同じ構成だ。気だるい感じのスローナンバー。知世ちゃんにはこういう曲調のほうが合っている。
③①のカラオケ
定価1020円、レンタル落ち100円。おかっぱの知世ちゃん、屈託のない笑顔でくつろいでおります。
もう一枚は、ケースがマキシで中味が8cm。カジヒデキの1999年作、「QUEEN SOUND BUBBLES AGAIN」。トーレで男性アーティストはちょっと珍しい?
二曲ともProduced by Tore Johansson
①Queen sound bubbles again
作詞・作曲:カジヒデキ
ネオアコ魂百まで的な、爽やか系のロックナンバー。アレンジのクレジットがないけど、トーレを含むスウェーデンのミュージシャンたちとカジくんが仲良く音を作った雰囲気。音はまさにタンバリン・スタジオ!
②Johnny, Johnny(死ぬほど恋して)
作詞:さくらももこ、作曲:カジヒデキ
おっと、ここにもさくらももこが。これは全くお笑い要素を排除した詞。音は英国のロックバンドのアルバムに入ってる息抜き曲のような、かわいらしいメロディとアレンジ。
定価1020円、中古で50円。
これも今日のタイトルに入れようと思ったが字数オーバー。
もともとノスタルジックに作られたサウンドに、今聴くと「んー、あったねえこんな時代」という感慨が加わり、二重のノスタルジーが…ってややこしいぞ。
ところで、Franz Ferdinandのファースト(昨年ブレイクしたのはセカンドね)って、トーレプロデュースだったんだ!意外と幅が広いんだなぁ。
スウェディッシュ・ポップといえばこの人、トーレ・ヨハンソン。90年代半ば、ザ・カーディガンズの成功により世界的メジャーとなったプロデューサー/エンジニア。どこかノスタルジックなサウンドメイキングと、普通に聴くと「音悪いんじゃない?」と言いたくなるもっさり系のミックスが特徴。歌謡曲的なものとの相性が滅法よく、原田知世をはじめ、日本人アーティストのプロデュースワークでも知られる。
右下、ボニーさん。
縦か横か迷うが、アーテイスト名が横向きのほうが読みやすいし、金魚的にも座りがいいので横向きだろう。(ちなみにオフィシャルサイトのdiscographyでは縦になった写真が紹介されてる)
3曲とも、作詞・作曲:Bonnie Pink, Produced, Arranged, Recorded and Mixed by Tore Johanssonと、トーレ完全密着プロデュースって感じ。
①金魚
実はボニーさんの音源でうちにあるのはこのシングル1枚。ちゃんと聴いたことがない。レニー・クラヴィッツのライブで踊り狂ってたら後で楽屋に呼ばれた、なんてエピソードが断片的に耳に入ってきてはいたが。この曲は、浮遊感のあるギターと音が割れたような打ち込みのリズムが、夢の中にいるような雰囲気を作り出すアレンジ。
②Your Butterfly
2曲目のほうがポップ。いかにもトーレ、というガチャガチャしたアレンジとミックスの3分間ポップス。
③Fallen Sun (Missing link version)
ほぼギターとヴォーカルのみの弾き語り風。
④①のカラオケ
定価1020円、レンタル落ち100円。
左、同じ年にリリースされた知世ちゃんのシングル。Produced by Free Wheel, Mixed by Tore Johansson
①七色の楽園
作詞:原田知世、作曲:Ulf Turesson、編曲:Free Wheel
以前紹介したシンシアと同じチームの作品。ちょっと明るすぎ?知世ちゃんの詞も、「私をスキーに」みたいな似合わない(?)アウトドアキャラを演じているようでツライ(本人はもしかするとこういう解放的な志向なのかもしれんが…)。なんだか歌い方にも変なクセがついちゃっているようで、個人的にはいまひとつかな。収録アルバム「ブルー・オレンジ」はトーレと組んだ3作目にして最後の作品になった。少しマンネリ気味なのは致し方ないか。
②Tomorrow
作詞:原田知世、作・編曲:Tore Johensson
カップリングがトーレ作品というのも「シンシア」と同じ構成だ。気だるい感じのスローナンバー。知世ちゃんにはこういう曲調のほうが合っている。
③①のカラオケ
定価1020円、レンタル落ち100円。おかっぱの知世ちゃん、屈託のない笑顔でくつろいでおります。
もう一枚は、ケースがマキシで中味が8cm。カジヒデキの1999年作、「QUEEN SOUND BUBBLES AGAIN」。トーレで男性アーティストはちょっと珍しい?
二曲ともProduced by Tore Johansson
①Queen sound bubbles again
作詞・作曲:カジヒデキ
ネオアコ魂百まで的な、爽やか系のロックナンバー。アレンジのクレジットがないけど、トーレを含むスウェーデンのミュージシャンたちとカジくんが仲良く音を作った雰囲気。音はまさにタンバリン・スタジオ!
②Johnny, Johnny(死ぬほど恋して)
作詞:さくらももこ、作曲:カジヒデキ
おっと、ここにもさくらももこが。これは全くお笑い要素を排除した詞。音は英国のロックバンドのアルバムに入ってる息抜き曲のような、かわいらしいメロディとアレンジ。
定価1020円、中古で50円。
これも今日のタイトルに入れようと思ったが字数オーバー。
もともとノスタルジックに作られたサウンドに、今聴くと「んー、あったねえこんな時代」という感慨が加わり、二重のノスタルジーが…ってややこしいぞ。
ところで、Franz Ferdinandのファースト(昨年ブレイクしたのはセカンドね)って、トーレプロデュースだったんだ!意外と幅が広いんだなぁ。
私も知世ちゃんはあまり明るすぎない感じのしっとりした感じの方が好きかな。シンシアはもーたまらんすよ。「時かけ」、未だに何度見てもグッ(泣)。
私の家には売るほどCD、アナログ、雑誌等々あります。
我ながら適当に集めた中に、これほどトーレが混じっているとは驚きでした。こんなに日本人に馴染んだ外国人プロデューサーって稀ですよねー。
知世ちゃんは、私もできればしっとり系でお願いしたいです(笑)
●Sugarさん
そう、Bonnieマニアですものね(笑)。今はそうでもないってことですか?私はなんだかハマリ損ねました。