80年代後半に世界的な成功を収めたスウェーデンの男女デュオROXETTEの最初のヒットと、ちわきまゆみによる日本語カヴァー。いずれも東芝EMIから。
左、ロクセットのオリジナル。
①THE LOOK
(Gessle)
1988年のアルバム『LOOK SHARP!』収録曲で、シングルカットは1989年。当然この8㎝も1989年リリースのはず(発売年月日は切り取られて確認できず)。ジャケには「只今、全米チャート特急上昇中!!」のコピーがあるので全米No.1を獲った8月より前の発売だったのだろう。
キャッチーなギターリフとぺル・ゲッスルのとくに目立たないヴォーカル。金髪ショートカットでインパクトのあるビジュアルのマリー・フレデリクソン嬢は、途中からコーラスぽく入ってきてエンディングの「ナナナナナ」で主役を奪うって構成。比較すればマリーのほうがリードらしさはあるけど、やや素直すぎるコーラス声。80'sのキラキラを失いかけたアメリカが、北欧からフレッシュな80'sサウンドを逆輸入してきた感じか。
②シルヴァー・ブルー(デモ) Silver Blue (demo)
(Gessle)
ひとつ前のシングル「Chances」のB面曲のデモヴァージョン。ゆったりした打ちこみビートに乗せて歌われるライブの最後でオーディエンスが合唱しそうなナンバー。デモにしちゃ完成度高すぎ。
定価937円、中古で100円。
マリーさん、豹柄襟のジャケットの下はシルバーのブラのみ。攻めてるな。
右、わりとすぐカヴァーしたちわきまゆみのシングル。
①The Look
日本語詞:石川あゆ子、編曲:岡野ハジメ
オリジナルより少しテンポを上げているが、基本アレンジ・ギターリフはほぼロクセットに忠実なカヴァー。ギターソロはオリジナルよりパワーアップしてる。変声期?のちわきさんが、やたら低めの声でオリジナルの男性パートを歌っている。女性パートのほうも、もちろんちわきさんだけど、パンチがもうひとつだったかな。残念なのは日本語詞。バラバラなイメージを羅列してシュールな世界を描き出そうとしているが、狙いに届いていないばかりか、語呂が悪すぎて音楽としてのリズムを崩している。
②Baby, Blue Baby
作詞:宇辺セージ・ちわきまゆみ、作曲:ちわきまゆみ、編曲:岡野ハジメ
アルバム『Gloria』(1988)収録曲。こちらは初期に近いハイトーンで。
定価937円、中古で50円。
ジャケはド派手でノリノリな雰囲気だけど、内容のほうはちわきさん自身がやりたかったことなのか疑問。①はアルバム未収録みたい。ベスト盤とかにも入ってないようだ。
内側にはロクセットのアルバム情報もあり。
関連ちわきまゆみ
「エスケイプ/むかし私が愛したひと」
「THE GREATEST SONG OF ALL」(松尾貴史 featuring The Beatniks (高橋幸宏・鈴木慶一) featuring ちわみまゆみ)
ちわきまゆみのカヴァーふたつ
SUZYSUZIE
夏木マリ
左、ロクセットのオリジナル。
①THE LOOK
(Gessle)
1988年のアルバム『LOOK SHARP!』収録曲で、シングルカットは1989年。当然この8㎝も1989年リリースのはず(発売年月日は切り取られて確認できず)。ジャケには「只今、全米チャート特急上昇中!!」のコピーがあるので全米No.1を獲った8月より前の発売だったのだろう。
キャッチーなギターリフとぺル・ゲッスルのとくに目立たないヴォーカル。金髪ショートカットでインパクトのあるビジュアルのマリー・フレデリクソン嬢は、途中からコーラスぽく入ってきてエンディングの「ナナナナナ」で主役を奪うって構成。比較すればマリーのほうがリードらしさはあるけど、やや素直すぎるコーラス声。80'sのキラキラを失いかけたアメリカが、北欧からフレッシュな80'sサウンドを逆輸入してきた感じか。
②シルヴァー・ブルー(デモ) Silver Blue (demo)
(Gessle)
ひとつ前のシングル「Chances」のB面曲のデモヴァージョン。ゆったりした打ちこみビートに乗せて歌われるライブの最後でオーディエンスが合唱しそうなナンバー。デモにしちゃ完成度高すぎ。
定価937円、中古で100円。
マリーさん、豹柄襟のジャケットの下はシルバーのブラのみ。攻めてるな。
右、わりとすぐカヴァーしたちわきまゆみのシングル。
①The Look
日本語詞:石川あゆ子、編曲:岡野ハジメ
オリジナルより少しテンポを上げているが、基本アレンジ・ギターリフはほぼロクセットに忠実なカヴァー。ギターソロはオリジナルよりパワーアップしてる。変声期?のちわきさんが、やたら低めの声でオリジナルの男性パートを歌っている。女性パートのほうも、もちろんちわきさんだけど、パンチがもうひとつだったかな。残念なのは日本語詞。バラバラなイメージを羅列してシュールな世界を描き出そうとしているが、狙いに届いていないばかりか、語呂が悪すぎて音楽としてのリズムを崩している。
②Baby, Blue Baby
作詞:宇辺セージ・ちわきまゆみ、作曲:ちわきまゆみ、編曲:岡野ハジメ
アルバム『Gloria』(1988)収録曲。こちらは初期に近いハイトーンで。
定価937円、中古で50円。
ジャケはド派手でノリノリな雰囲気だけど、内容のほうはちわきさん自身がやりたかったことなのか疑問。①はアルバム未収録みたい。ベスト盤とかにも入ってないようだ。
内側にはロクセットのアルバム情報もあり。
関連ちわきまゆみ
「エスケイプ/むかし私が愛したひと」
「THE GREATEST SONG OF ALL」(松尾貴史 featuring The Beatniks (高橋幸宏・鈴木慶一) featuring ちわみまゆみ)
ちわきまゆみのカヴァーふたつ
SUZYSUZIE
夏木マリ
特に遊んでない感じなんですね。
とりあえず私これ好きな曲だからカバーしてみるか、的な企画なんでしょうか。
まだ短冊の下部のトレイ折っちゃう時代、洋ヒットのタイムリー系カバーって
そういえば結構あったのかも(記憶は朧げです…)。
ところで本文のリンクに入る前の、あの1行キャプション、毎回楽しいです。
本文に入っちゃうと消えてしまうところ(gooの仕様?)もまたよいですね。
以前に紹介したセクシーメイツ「グリグリ」あたりの下世話さを見習ってほしかったですね。
おお、嬉しいコメントありがとうございます!
あれはgooブログの「概要」という機能で、毎回魂込めて書いてます(やや誇張)。打率5割を目指してます。