令和5年5月20日(土曜日)
水が生まれ育つ、水のふるさと・水郷日田に初夏の訪れを告げる川開き観光祭が、始まりました。
午前10時、三隈川の船上で水神祭が執り行われ、神事の後、日田市選出の県議会議員を代表して、祝辞を述べました。
日田市にとって最大の祭りである川開き観光祭は、『日田市史』(平成2年12月発行)によれば、昭和11年に始まったとの記述があります。戦争による中断やここ数年は新型コロナウイルス感染症による中止や規模縮小があり、今回が76回目の開催です。
今日は、名物行事「ハンギリ源平合戦」や「音楽大パレード」が開催されました。
コロナ禍で打撃を受けた観光産業の復活、さらには、来年4月から開催される福岡・大分デスティネーションキャンペーンの成功を目指し、国内のみならず、海外にも向けた情報発信を強化することで、日田市の知名度・認知度の向上に大きな期待を寄せるとともに、昨年の98,000人を上回る多くの皆様にお楽しみいただきたいと願います。
日田市は、平成24年7月の九州北部豪雨以来、度重なる災害を受け、本年度の市政執行方針にも示されているとおり、その経験を踏まえ「次の災害に備える」ことを重視してまいりました。
水の恵みに感謝するとともに、この一年、水の害がないことを願います。