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過去に入荷しましたシリーズ。
空手家。と間違えて変換してしまいそうな子の愛称は「押忍!」
(それもう愛称じゃなくてただの挨拶・・・)
(おはようございますの短縮系らしいし)
押して忍ぶ。いいではありませんか。意味はわかりませんが。
しかし忍耐には程遠いほど、あっ!と言う間に枯れます。
押しすぎ注意です。
■売り場での様子■
過去に入荷しましたシリーズは、はっきり言って書くことないのですけども。
この子に関しては、さらに、「枯れる」という事しか覚えていません。
めっさ枯れます。
とは言え、頻繁に入荷した子ではなくて、3~4鉢くらいしか来なかった、
100円ショップでは希少価値の高い子だと思われます。
なので、100円で見かけたら即買い!をオススメしたいトコロですが、
このサイズでの育成は困難を極めるのではないか?
(湿潤好きに合わせて水をやり根腐れ、もしくは根腐れを警戒して枯渇倒れ)
と思われるので、自信のない方は園芸店などで
中鉢くらいのサイズをお求めいただくのがいいかも知れません。
まあ…、この頃はまだ植物の管理に必死で、無駄に空回りしていた頃なので
何をしてやることもなく枯れましたが
今なら、少しは延命させてやれるのではないかな。
と不遜な事を思ったりもします。
月日は人をふてぶてしくさせてくれます。
恋愛小説(読まないけど)や、テレビドラマ(見ないけど)で、よく
「俺達、あの頃は若かったんだ。今ならうまくやれる!やり直そう!」
とか言う男のようですよ。
そのセリフを耳にする度、笑止千万!って感じでしたが、
自分がその立場に立ってしみじみ思う。
このセリフそのまま、カラテアに言ってしまいます。どこかで見かけたら。
失笑してスミマセンでした、名誉挽回に努めている世の殿方さま。
七咲も葉っぱちゃんの前では同じ穴の狢でした。
■七咲おすすめポイント■
カラテア!
といえば個人的に思い出深いのが、カラテア・マコヤナ!!
過去記事は、コチラ(懐疑編)と、コチラ(解明編)にございます。
マコセーナ、というネームプレートで入荷して検索に全く引っかからなかった
謎の植物の正体は「カラテア・マコヤナ」でした。という記事ですが。
このカラテア、物凄く種類が多いです。
この写真の子は、一体、どの子なのか?
今もまだ謎です。
当店に入荷した子では、葉っぱがまだ若いからか、あまり特徴が掴めず、
ネットで大量にアップされている写真と見比べても、特定できませんでした。
物凄く、葉っぱに特徴があります。
マコヤナの記事でも書きましたが、
見た目はビニール!手触りもビニール!
造花と寸分の見分けもつきません!
それは、植物としての長所なのか、どうなのか…。
昔、喫茶店に入った時の事。
私の席の隣に、座った身長を追い越すほどの木があって、連れと共に
「こんだけ大きな造花やったら、家に置いても格調高いで!」
「ほんまやで!造花でもお金を積めば品格が出るんやって。馬鹿にできんで」
などと失礼極まりない会話をしていました。
「これやったら枯れる心配ないし」
「でも葉っぱに埃が積もって、見栄え悪るないかな?掃除めんどいわ」
「いっそ風呂場持ってってシャワーで洗ったら、ええんちゃう?」
「重いで、これ。土入ってるし」
「なんで造花に土入れるんやろ」
「カモフラージュちゃうか?」
「そうまでして本物に見せんでもええやん。造花である事に誇りをもたせなあかん!」
「・・・埃かぶるだけにな」
「・・・せやな」
寒い!!会話をしながら、しかし、造花である事に不信を抱く二人。
「継ぎ目ないんやけど」
「普通、葉っぱは差し込み式になってるもんやねんけど」
「差し込まれてへん。あと葉脈とか、針金っぽくないし」
「いやでも絶対、葉っぱはビニールやって」
コーヒーが冷めてもまだなお、延々と、その木を触りまくる二人。
カウンターから死角の席なので店員さんも注意しに来ない。
誰か!!早く、このアホな二人を止めてあげてー!
果たして真相解明や、いかに?
・・・以下、次号。