山に癒されて…♪

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北端の台高山脈の プチ縦走 2

2015年12月10日 | 山登り 近畿 台高・高見山方面


北端の台高山脈の プチ縦走 1 ハンシ山からの続きです


ヒノキ林の展望のない頂ですが
良く整備されており
見通しは良い道です



 地蔵谷頭 1128.5m



しばらくすると小さなこぶを越えて 地蔵谷の頭を通過します
三重県側の 地蔵谷があり
複雑な稜線を描いています


少し広めの尾根を越える頃 次第に白いものが目につくようになります







残雪と混ざる急な斜面を登ります
踏ん張りどころの この斜面を登ると伊勢辻に着くはず…




 伊勢辻(八峰越え)



調べによると 伊勢辻の名は
山の北側に大和と伊勢を結ぶ道が通る峠があったことに由来するらしいです



樹林の中に伊勢辻の標識を見つけます

昔は 奈良と伊勢を結んでいた峠だったのでしょうが
今では 整備された樹林の中で歴史を閉ざしているようにも見えます



伊勢辻山 1290m



伊勢辻を越えて2分ほど先の尾根沿いに
伊勢辻山はあります






アップダウンの尾根が続きます
赤松の古木に交じって 雑木の自然林の中を歩きます

葉を落とし枯れた枝が寒々しくもあります







草原のように開けた尾根に出ると
青々とした松の凛々しい姿が…

その展望の開けた尾根から見える展望は素晴らしく目を惹きます




冠雪の薊ヶ岳



赤ゾレ山と国見山 その右奥には明神平方面



薊ヶ岳と大普賢



赤松の大木と国見山



 


尾根を登り
急な斜面を下ります





広場の様なコル部…
道が分かりにくいです





小池(赤ゾレ池)


赤ゾレ山を巻いて 馬駆ヶ辻へと向かいます



 
馬駆場ノ辻


枯れ芝の様な草地が広がり 展望が開けた所に出ます

ここは 馬駆け場ノ辻と呼ばれ、
源義経が愛馬と別れた場所という伝説が残る所のようです




馬駆ヶ辻から見る桧塚



ここから冬の装いが濃くなってきます

風の冷たい吐息を肌に感じながら
残雪の稜線を進みます







初冬のお山が次第に
冬の趣を濃くしようとしているのでしょうか

深雪に包まれる前の
予備段階のように迎える稜線が 少し眩しい…







風が落とした霧氷の欠片?

かき氷の様な雪が地面を覆います









霧氷の前衛たちのトンネルが
その先にある頂へと導きます




国見山 1418.9m


開けた山頂は
霧氷を携えて 誰もいない静かな時を囲むように迎えてくれます

暫し その空間を愉しむように休憩を取ります




テルモスに入れてきたミルクティーの甘さが 疲れを取ってくれます



さて…来た道を戻りましょう…



同じ尾根道を歩かねばなりません









たった今 歩いてきたので 道は分かります

分かるだけに…ため息が漏れます…



…あの アップダウンの豊かな道を思い出しては
先が思いやられます…


だけど…歩かねば 帰れません




先の明神平に抜けられたら…?


そう思うものの
車をデポしているので 置いて置く事はできません



なんでもすぐ忘れるのに


急な登りも
急な下りも…頭の中でくっきりと思い出されます 
気分憂鬱のまま 歩き始めます






尾根は何処までも続きます


 馬駆ヶ辻



伊勢辻山とハンシ山



あのお山を越えなければなりません…

ふ~っ




 赤ゾレ山の裾野のコル





行きの時も思いましたが
目印の無い枯れ草の草原は 道迷いを起こしやすい所です

ガスられたら ひとたまりもありません…




大峰山系



景色は 慰めになります
疲れていても この景色を見ると 元気を貰えます

不思議です



 伊勢辻(八峰越し) ハンシ山



帰りは行きと雰囲気が違う様に見えるのは 私だけでしょうか…

見えなかった尾根が見えて 間違えやすい所も
見える方向が違うだけで
別の尾根を歩いているような錯覚を覚えます



現に 歩いてきた道から少し外れた所を歩く事があります

しかし、まったく外れるわけではなく
こんなルートもあったのですね…的な感じです







左へと下る道を見誤らない様に…



高見山と雲ヶ瀬山


高見山の手前のお山 雲ヶ瀬山が最後の登りとなります





目の前の雲ヶ瀬山まで
頑張ってまいりましょうか…


 登って  下って

南タワまで下ってきました

凹の峠を越えると 急なりが待っています



さて…ここから最後の詰めです

ファイトでございます


行きはよいよい
帰りは怖い
怖いながらも…

行きも帰りも…同じです
同じなのに 違って見えて…
身体の中のスイッチが…切れそうです







何処まで続くのかと思う 上り坂

ガンバレ ガンバレ

虚しく自分を励まします




 雲ヶ瀬山 





今度は…地獄に落ちていくのかと思う 下り坂


登ってきたのですから
下らなければなりません
分かっていても…


最後までアップダウンの尾根は 容赦なしです







漸く 谷の分岐まできました






トラバースの道をひたすら歩きます







最後にこんな悪戯にも…






高見峠が見えてきて
漸く 辿りついたとホッとします



高見峠


駐車場は 我が家の車のみで静かなものです


単純な尾根歩きですが
冬の装いのなか 
山らしい山歩きを愉しませてもらいました


しんどい
しんどい…そう思いながらも
終着点に辿りつくと

次は…何処のお山に…
そんな事を考えている自分がおりました♪


本当に 不思議なものです♪







長いブログ 
最後までお付き合いしていただき
本当にありがとうございました♪























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