山に癒されて…♪

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3月最後のお山 明神平周遊 3 国見山編 

2016年04月02日 | 山登り 近畿 台高・高見山方面
2016年3月27日日曜日 伊勢辻山~赤ゾレ~木梶山~国見山~明神平





 「3月最後のお山 明神平周遊 2 木梶山編」 馬掛ヶ場辻からのつづきです



今回のコースはこちらをご参照下さい→3月最後のお山 台高山脈 明神平周遊 1







馬掛場辻まで 来た道を戻ります



下りを喜んだ分
登りで泣かねばなりません



下りは よいよい♪
登りは 怖い♪
怖いながらも とおりゃんせ~ とおりゃんせ♪




いつもの替え歌が 頭の中で流れます






大木の倒木まで漸く辿り着きました






道はまだまだ続きます




馬駈ヶ辻分岐


行きと帰りでは
同じ道でも 違う感じを受けます
でも、見慣れた分岐に出ると ホッとします♪


先ほどは 右から登ってきました
今度は テープのついている木の前を通って
左へと進んでいきます








碧い谷が深く広がります

怪しげな雲も広がります





 
木梶山


木梶山が尾根つづきに見送ってくれます


 


とかくアップダウンと緩やかな尾根歩きを繰り返し
根性!根性!と 馬駈ヶ場まで戻ります





木々の隙間の景色も
どこか憂いを帯びて
冬の陰りを残している様な…





錆色の赤茶けた尾根もまた
春遠く感じるほどに

何処を歩いても
秋深く冬の憂いを残しているよう…

季節は春というのに…
時間が遡っているような錯覚に陥ります






馬駈ケ場



義経伝説の馬駆ヶ場辻
芝のような草地の尾根
源義経が愛馬と別れた場所という伝説が残されている所ですが…


馬に乗って駈け廻ってみたら
どれだけ気持ちがいい事でしょう




馬駈ケ場からの桧塚


もう…裸馬なんて乗れなくなった私ですが
こんな景色を見ると 若かりし頃の様に
馬に乗って駈け廻ってみたくなります♪


さて 現実戻りましょう♪


 


登って 登って…
森の中を歩くと
小鳥たちの会話が聞こえ出します

小鳥の井戸端会議
声は聞こえど
姿はなし…





枯れ枝の間から
声が伝わってきます

ムシクイ…?シジュウガラ…?
  
ホーホケキョ ケキョ ケキョ・・・
ウグイスの声も聞こえます



シジュウガラ?



何とか撮れた 1枚の写真

…シジュウガラにも見えますが…



そんな小鳥たちの集会場を抜けると
再び静かな尾根伝いの歩きとなり
開けたところにひょっこりと出ます
 




国見山 1419m


そこだけ意図的に岩を集めた様な塊に
標識が立てられています


日曜日のお山なのに
誰もいません 
静かな佇まいの 国見山

自然の奏でる微かな音色を
肌で感じるだけのひと時です

ここで少し休憩します





休んでいると 身体が冷えてきて
空気が変わってきたのを感じます

気分屋のお空は
晴れたり曇ったり…雪をチラつかせたり…
忙しそうに動いています

今度はどんな顔を見せるつもりなのでしょう…


じっとしていても寒いばかりなので
そろそろ 下山しましょうか…




水無山


下山と言っても
目の前のあの尾根を越えなければなりません



地図を見ても、ピーク二つも あります…

そのひとつの水無山がこちらを見ています


タダでは下山させてくれそうもありません


もう少しファイトでございます



 



一気に冷え込む空気をお供に
ほっちらと歩いて行きます

空から白いものが また…舞いだします



 水無山の標識

水無山 1414m



尾根の続きに水無山の標識を見つけます
このピークで登りは終?

アップダウンに泣く事もなくなるのですね!

ホッとします


後は下るだけです…






ヤセ尾根を歩いて
急な下りとなると
目の前に 明神平が見えてきます




前山



前方に 白いベールに包まれ
雪の華吹雪を散らして迎える前山がみえます

滑る急斜面もなんのその
眼下に見える明神平へと急ぎます




明神平



裏から見る明神平
表と裏では感じが違います


この頃になると 雪は少し成長して
風さんと力を合わせて 
横殴りに体当たりをしてくるようになります





あしび山荘



あしび山荘も なんだか 寒そう…

じっとしていられません
防寒着を羽織って すぐに下って行きます


 


雪は見る見るうちに
うっすらと積もり始めます

逃げるように下って行こうとするときに
初めて人に出会います

桧塚に登ってこられたと話される一人の男性も
上下の防寒着に包まれ
まるで冬そのものの装備でした

軽く言葉を交わして
風と雪に追われるように下って行きます





後は下るだけ
登りが無いとなると ちょっと元気になる私
一気に高度を下げていきます…が





高度を下げていくにつれ
に変わって行きます


濡れた石が滑ります

緩んだ土が滑ります



渡渉が待っています



下りだからと
安心するのは早かった様です









ホッ!ットットの

あ~らよっとっと








ヨッコラショっと!

オットト…








危なげに渡る私…


洟が出るわ その格好!

岩から垂れた氷柱が
まるで鼻水をたらしながら 笑いながら見ているよう…








緩んで滑りそうな急斜面を
追われるように下って行きます




明神滝



明神滝の所まで来ると
雨脚も緩んできます


もうすぐで林道に出るはず

もうひと踏ん張りです!










押されて傾き 道幅が狭くなってきております
自然の力は凄いです…




林道終点



橋を渡れば そこは林道終点




林道



ここまで来れば怖くない!

雨でも雪でも 降っておくれ





ゆっくりと荒れた林道を歩きながら
小降りになった空を見上げてガッツポーズ!



大又林道登山口


大又林道駐車場


駐車場に戻ってみれば
行きと同じ車は2台…

最初に停まっていた車は既に帰られており
明神平で出合った方の車と 我が家の車が
主の帰りを待っていました


雨と汗で濡れた身体を温めるべく
温泉へと急いだのは 言ううまでもありません


面白いコースでした…


ただ…

お花にお会いするには
時期的に中途半端だった様です…


まだまだ 冬が駄々こねて
お山の頂で 燻ってのでしょうか…?









今回は3編に分けて書き綴りました
長い長い 駄作ではありますが
最後までお付き合いくださってありがとうございます

ご訪問下さる事に 心から感謝しております





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いよいよ下山 (たか)
2016-04-02 13:44:07
倒木
nanekobiさんが何度もカメラを向けておられたお気持ちが解ります。
多分、私もカメラを向けずにはいられなかった事でしょう。
まさにオブジェですね。

同じ道を通っても行きと帰りでは景色は変わる
私の様にピストンせざるを得ない者にとりましては有り難い事です。
行きには見られなかった景色が見えて来る
見落とした足元の小花が下りで見られた
そんな喜びが有りますものね。

>馬に乗って駆け巡ってみたい
    nanekobiさん、乗馬出来るの?
    私は榛名湖に観光用の馬がおりますが、それさえ乗った事が有りません。
    凄いな、今日もまた尊敬

>シジュウカラにも見えますが
    その通りです

帰りは、アララ、凄い雪になってしまいましたね。
その後の雨はイタダケマセンが
何てったて根性の山
天気に翻弄されながらも根性 根性
その根性が報われて滝がフィナーレを飾ってくれましたね\(^o^)/

お疲れ様でした。
返信する
たか様 こんばんわ♪ (nanekobi5963)
2016-04-02 21:20:37
大木の倒木ヶ目を引いて
角度を変えて取ってしまいました
たか様も同じお気持ちになって下さるなんて
嬉しい事です♪

たか様の言う通り
ピストンでは また違った目線で
新しいものを発見できますよね
それもまた 楽しいですね

乗馬ですか…
そんな上品なものではなく
代馬の背に乗って遊んでいただけなのです
はだか馬に乗っては
悪さばかりしておりました(笑)

シジュウガラで間違いなかったのですね
ありがとうございます♪

色々な鳥のさえずりが入り混じった
合唱団の中にいましたから…
鳥の姿も確認できなかったので 嬉しいです♪

根性のお山も
フィナーレ良ければ 皆よしですね

いつも コメントをありがとうございます♪

返信する
こんばんは (バボ)
2016-04-02 23:04:52
今回も妄想の中で歩かせてもらいました。^m^

山が深いですね~
歩き甲斐のありそうなルートですね‼

これから新緑の季節になると緑もかなり美しいところなんでしょうね!

返信する
バボ様 こんばんわ♪ (nanekobi5963)
2016-04-02 23:18:50
まぁ~♪
今回も妄想登山して頂けましたか♪
嬉しいです ありがとうございます♪

台高山脈もまた
人の少ないお山が幾つもあって
豊かな自然の深き山です
取り立てて高いお山があるわけではありませんが
面白いお山です

緑も豊かで
苔むした世界に
お花も沢山咲きます

ただ…道にも迷いやすい所が多いです(笑)

きっと…バボ様好みのお山と 
勝手に思っておりますが…(^m^


いつもコメントをありがとうございます♪
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