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御池岳2 鈴北岳~未踏のコース 夕日のテラス

2019年05月23日 | 山登り 近畿 霊仙 伊吹 藤原
2019年5月12日(日)☀ 鈴北岳~御池岳~鈴ヶ岳~茶野





鞍掛尾根からの続きです


植林帯から新緑の自然林へと変わる頃
鞍掛尾根に乗りました
そして自然林の中を3~4分ほど歩くと
その樹林帯から抜けだします そこは…
天空の草原のような別の世界が待っています



コースタイム

7:38 国道306 鞍掛橋 → 7:53 鈴北岳取付き → 9:44 鈴北岳 1182m ~日本庭園~ 9:54 元池 → 10:13 お花池 → 10:42 夕日のテラス →1:29 天狗の鼻 → 11:32 ボタンブチ → 11:49 御池岳 1247m 12:05 → 12:19 鈴北岳分岐 1128m ~日本庭園~ 12:36 鈴北岳 1182m → 12:54 ヒルコバ 940m → 13:08 鈴ヶ岳 1130 13:20 → 13:08 桜峠 910m → 14:06 茶野 938m 14:20 → 桜峠 910m → 15:47 鞍掛橋 国道306


歩行距離 14.7K
歩行時間 約7時間
休憩時間 約1時間






コース図


壮大な鞍掛尾根
振り返ると霊仙山とその後方に
霞みを纏った伊吹山を見る事が出来ます

更に草原尾根を歩いて行くと 
左前方に藤原岳も見えてきます




霊仙山

藤原岳



まさにパノラマ!
吹く風も爽やかに通り過ぎ
急な登りの疲れもどこかに消え去ってしまうほど



 P-1056を越えて
 小さなアップダウンも気にならず




鈴北岳へと続く尾根
~い好きな尾根です♪

鈴北岳の山頂には人の姿が確認できます
こちらも急ぎましょう♪


 タネツケバナ
 フモトスミレ
 ノミノフスマ
 オオカメノキ(タムシバ)

鈴北岳 1182m



風の通り道
遮るもののない山頂は
霞の掛かった軟らかい遠望を見せてくれます




三国山と烏帽子岳

日本庭園



眼下にひろがる日本庭園
今日はこの日本庭園から物語を作る予定です
さてさて… 向かいましょうか
広大なカルスト地帯の日本庭園へ



 藤原岳が遠くに見て出発
 日本庭園へと下る

日本庭園



まだ冬枯れの面影を残しつつ
渋い色の絨毯を敷き詰めた庭園に伸びる道

分岐となった地点まで下っていきます


今日はこっちだよ!

当然のように元池へと向かうチチ


今日もまた チチはすんなりと
御池岳へは向かってくれそうもありません


 元池への分岐
 分岐の標識
 元池へ向かう
 池の畔?

元池と御池岳



元池の周辺をぐるりと回ると 
この辺りからの景色が一番お気に入り♪


呑気にカメラのシャッターを押している頃
チチは地図と睨めっこ

そして…どこに向かうのかと思ったら
チチはあらぬ方向へと向かっていきます



置いてくぞ~
あ…っ はい!



 タネツケバナ
 タチイヌノフグリ
 ニリンソウ



ここからの道は標布も標識もなし
頼りの踏み跡も薄く…と言うより
私には道があるようには思えませんでした
 
薄い踏み跡見つけた♪と思うと 
すぐまた、途中消えたり…
獣道であったり…




踏み跡薄く 地図確認!




ここはチチ頼り

実は 今回…
地図の入ったカバンを忘れてしまった私
チチの広げた地図を
横から覗き見する事しかできません…



 ホソバノアマナ
 ヤマネコノメソウ
 ハクサンハタザオ




足下には小さな花の群れがあり
それに目を奪われていると
チチの姿が遠くに…
慌てて追っかける事数回…

地図上の破線の道ですらない道を
地図頼りに歩くチチとは偉い違いの私
あまり呑気に構えていると この先 
豪い目に遭いそうです



 踏み跡薄くとも…

新緑の森


ルートファインディングが必要な場面でも
どこか癒しの空間に騙されてしまうような…
危機感があまり感じられません



 新緑の森を行く

バイケイソウの群生



薄い足跡も バイケイソウで覆い隠され
余計にわからなくなっています

チチがいるから
危機感も感じないのかもしれませんが
この新緑の森の中…

今日は人も少ない様で
ましてやこんなコース
だ~れにも逢いません…

鎮守の森の懐で自然に抱かれている気分です



 魔女の森?

お花池



道なき道を歩いていると
時にグリム童話にでも出てきそうな景色であったり…
時が停まったように 
風さえも感じない空間につつまれる事も…


そして辿り着いた伝説のお花池もまた
神秘な雰囲気に包まれた所でした



お花池



静かなお花さんの
おたまじゃくしの棲家となっておりました

水面を揺らす無数のおたまじゃくし
塊となって蠢いています

もうすぐすると 
賑やかに合唱を始めるのでしょうね…




 漸く標布がみられる




御池の北西側の縁を目指し
漸く 踏み跡のある道に出ると
標布が目に留まります




ここからはバイケイソウの世界に
入り込んでしまった感じです

バイケイソウを踏まないように歩く事が
難しく しんどいほど…


ちょっと ごめんなさいね

何度繰り返し呟いた事でしょう…



 ヤブヘビイチゴ
 ヒトリシズカ
 ピンクのニリンソウ

独りだけどニリンソウ



西側の景色が見え隠れする様になり
御池岳の北縁を歩いている事を実感します

そして今回の目的の一つ
西のボタンブチと呼ばれる辺りを探します




西のボタンブチ?




地図上に明記されているものではなく
大体この辺りであろうという所であるが…
ブログにアップしている人の写真の風景と
ちょっと異なります…

残念… また 宿題を残す事に…


次は夕日のテラスと言う箇所…

地図上ではもう少し北方向に位置します
夕日のテラスどこでしょう~!


 探し探し歩く
 カレンフェルトのテラス?

夕日のテラス


あった~♪
チチの声がします

消えかかった文字で書かれた標識
夕日のテラス ここにあり!


ここからの夕日 さぞや美しかろう…

そんな期待感のある展望が開けます


お花池ゲ~ット
夕日のテラスゲ~ット


課題は残しますが 
順調に宿題をこなして進んでいるようです


さて 次は…?



つづく





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