山に癒されて…♪

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本谷から 御在所岳  帰りは一の谷新道へ 2

2016年08月10日 | 山登り 近畿 鈴鹿 御在所
2016年8月7日(日) 御在所岳 (本谷~一ノ谷新道経由)


大黒岩手前の蜘蛛の糸からのつづきです



蜘蛛の糸
途中で切れる事はないでしょうが…不安…
あてにせずに ここも自力で登らざるを得ません

…というか ロープは使わない方が
登りやすいようです♪


 先に登るチチ   後に続く私



蜘蛛の糸を越えると スベリ滝にでます 



スベリ滝


そこは左岸巻道がありましたので
巻くようにのぼっていきます…が…



さて…どこ登る?



巻道とて 決して楽な道ではありません
ここにも…年季の経ったロープが…



苦手なスラブ…嫌だな~…



一つ越えて また一つ
危ない所にはロープが設置されておりますが…
やはり…頼るには…


 足元崩れたら…涸滝壺へ…

スベリ滝の上部から見下ろす


何とかスベリ滝の上に降立ちます…



さてここから登りの先には
もう一つの 核心部がお目見えです♪


 
三角岩(ジョーズ岩




大きな岩が突き出て今にも落ちてきそう
ここが通常 三角岩 別名ジョーズ岩


食われるか! 制するか!


さぁ~登るぞ!


はい…







それは…
手薬煉を引いて待ち構えているよう…


三角岩のを通るか に巻くか…



ここは しきの持ち主は通れないぞ

えっ! 


チチは最初から 穴狙いのようです…






通れるかな~?

だ…大丈夫 通れます!

そうか、じゃ~行くぞ





胎内くぐり



チチはザック邪魔になると
ザック外して 後から引き上げる事に…



私は そのまま通過します



唯一 チチに勝るもの
身体の柔軟さ…と
腹周りのサイズぷぷっ


岩の隙間が中途半端な広さで
ザック背負ったままでも
登れない事はありませんが
外して登る方が 安全に登れます



 胎内の中から外を振り返る   胎内の出口(ここから出ました)



こんな洞窟まがいの探検は
幼少期の頃の私が甦ります

洞くつ探検を楽しんだりして
森の中を走り回っていた頃の自分が懐かしい…

ワクワクする心がまだ残っているよう

 

三角岩の上から見る景色



娑婆に出た気持ちとは こういうものでしょうか

三角岩の上に出てみると
涼しげに吹き付ける風と景色に
放たれた鳥のような解放感に満ちるた時です


ロープウェイが行きかう空を見上げて
お~い!…と叫んでみたくなります




 まだまだ 詰は先の方…

御在所岳


霞がかかったような御在所岳が見え隠れしながらも
段々近づいてきているのがわかります


 相変わらずの 大岩ゴ~ロゴロの谷道
 
ロープウェイ



頭上を行きかうロープウェイがちょっと恨めしい…


何やら子供の声が聞こえてきます
こちらに何か 声を掛けて下さっているのでしょうか?


ごめんね こちらただいま 必死のパッチ…中
挨拶どころではありませんのです…



ゴンドラの中から
私たちはどのように見えているのでしょう






登りはまだまだ続きます
時々雲が切れ 誘う様に青空が…

青空と共に
熱さも半端なく伝わってきます
吹き出す汗が止まりません…



  ヨメナ? 



ノコンギク?と思いきやヨメナ
葉に光沢があって毛がない?でしたら…ヨメナかしら?

総苞まで観る余裕のなかった私
ヨメナにしておきましょう…なんて…

本当はどちらかしら?

そんな事を考えながらも
必死で登っていきます


 シモツケソウ(終盤近い)  キンコウカ


キンコウカの群生が見られたものの
咲いているのはほんの一握り
咲きそうな蕾が多かったのですが…
もう少し遅ければ 満開だったのかしら?



 モウセンゴケ 

モウセンゴケの花



小さな白いお花のモウセンゴケ
すらっと立ち姿のきれいなモウセンゴケ

集団でかたまっている所から
少し距離を置いて咲く一株のモウセンゴケが 何とも魅惑的♪




モウセンゴケの全身



全身の姿…もう一枚
岩の影に身を潜めたあなたはひとり ここで何思う…?



 大黒岩がルンゼの右岸に見えている 
 
大黒岩への近道



ルンゼを進むと 途中看板があり
看板の指示方向のルンゼ右岸にはロープ垂れております
ここが 大黒岩への近道の取付きの様です

急なこの斜面を登るもよし
ただ 本谷を詰め切った事が無いので それも気になる所…


登りかけて ちょっと思案…


谷を詰めてみよう

気になる事は片づけておきましょう…♪


一旦 ルンゼに戻って
本谷を詰め直すことにします




 本谷ルンゼ終点    笹のブッシュ



本谷を詰めて見えた先に ザレた斜面に垂れたロープ
これを登れば終点です



ちょっとの距離ですが 
嘗めてかかると痛い目に遭いそう…

用心…用心…


そして、登山道に出ます

少し下って大黒岩に立ち寄ります


 大黒岩の近道との分岐

大黒岩





今日は比較的賑わいを見せているのでしょうか
大黒岩のまわりは人が沢山集まっております

遠見ですぐに御在所岳へと向かう事にします




御在所岳山頂広場 ロープウェイ山頂駅


レストランアゼリア前はにぎやかです
小学生風の団体さんが 引率者の指導を受けながら
何やら集まって説明を聞いているよう

そこは避けて通りたい私は
さっさと素通りします



 御在所岳山頂への階段

御在所岳一等三角点



スカート姿の人から、スニーカーを履いたラフな姿の人
そんな一般観光客の中で
ヘルメットを被り 登攀姿の場違いの二人
チョッと身の置き所が無いような…

隅のベンチに腰掛けて すべてを外して休憩を取ります


さて 下りは…
スキー場を通って 御在所山頂広場へ戻る事にします 



 雲が不気味に動いて好き場の全貌は見えません

スキー場



御在所山頂広場でのイベント チェーンソー彫刻



先ほど通ったレストランアゼリア前では
Reiさんのチェンソーパフォーマンス中
みごとなチェンソーさばきを披露されていました

それをちょこっと覗き見して 
一の谷新道へと下って行きました



 一の谷新道入り口  急な下り  鷹見岩
 
鷹見岩


一の谷新道
疲れた体には応えるほどの道です

一気に下っていく感じです 
転げた方が速そうです…が 
タダでは済まなさそうです


 見晴し台


景色は ガスに包まれ 
見る事は出来なかったそうです

私は 急な下りに辟易して
展望すら見ようともしませんでしたが…


 どこまで続く 樹林の急坂…


松茸岩


松茸岩…?


私にはどう見ても 誰かの後ろ姿
関口メンディーの後ろ姿にしか見えない私…
変ですか?



所で ここが分岐の様な感じになっておりました
メンディー…いえ… 松茸岩の所で
右側と左側の両方に踏み跡がありました
 
右側奥に 標布テープが確認できます

本来は左側が正規のルートですが…
早くこの急坂を終わりにしたい…道に出るならばと…
敢えて 標布にしたがって下ってみました






途中から 道は崩れ…
壊れた柵が邪魔をする様に道を塞ぎ
急な斜面が 余計歩きにくくしていました

それでも 踏み跡があるところから
人が歩いている事には間違いありません

そして…カーブのロックネットの上に出て
壊れたネットに沿って道路に降りる事が出来ました







ヤレヤレです…



でも 下ってしまえば 何の事は無い…
楽しんでいた自分に 満足な気持ち…


楽しかったわ…



やはりお山は不思議な魔力を持っているのでしょう




さて…次は どこのお山に行きましょうか?





いつも 長い長いブログに 
最後までお付き会い下さいまして 
ありがとうございます♪











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2 コメント

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こんばんわ (たか)
2016-08-11 22:35:56
私は天候の都合でロープウエイ利用でしたが
懐かしい場所が見られて感激しています。
下から登りあげるには
こんなにも難行苦行だったんですね。
今の私達の技量では例え晴れていたとしても
ロープウエイが正解だった様です。

でも、御在所岳はこんなにも魅力的な山だったのですね。
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たか様 こんばんわ (nanekobi5963)
2016-08-13 21:50:39
またまた、御返事が遅くなってスミマセン(汗)

こちらの方面の旅行をされたときに
立寄られたのでしたね
丁度ロープウェイの真下を歩いて行きました
ここはバリエーションルートですが
下からの登りはもっと楽しい道もあります
一部災害で崩れて通れなくなっている所もありますが
奇岩のある面白いルートです

人気のお山の一つですね♪

今度、こちらの方にもし、たか様がおいでになる事があれば
一緒にロープウェイで山頂を散策してみたいですね♪

コメントをありがとうございます


お盆はどのように過ごしですか?
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