大熊三山

台高山脈の外れにあるお山に行ってきました
標高こそありませんが
アップダウンの激しいお山でした
この日は体調も優れず
9時間の山歩きとなりました

疲れがドッと出ていますが
ここでも、やはり自然の慰めは
気力を与えてくれます



展望の望めるお山ではありませんが
樹林帯の切れ間から覗く景色は
蒼く広がる山々の姿を楽しませてくれます



杉の植林の間は
木漏れ日が優しげに差し込み
整列された杉の姿を照らしています

その合間に若木が葉を広げています



最初はユズリハの幼木かとも思いましたが
葉が垂れていません
若いうちは元気に葉を張らせているのでしょうか

それとも
石楠花の幼木なのでしょうか・・・？



高度を上げて喘いでいる時に出会った　コアジサイ
淡い紫の綿毛のような姿が愛らしいです

疲れも何処かに忘れてしまいそう

ここは、コアジサイの群生が見られます



ガクウツギかと思いましたが
少しお花が違う様な・・・
ノリウツギかな・・・？



どれも同じもののようで
良く見ると少し花弁の数が違ったり・・・

本当のお名前は何と云うのでしょうか？

本で調べますが・・・迷います



ヒメシャラの木が天高く伸びています
その特徴的な赤みを帯びた幹が
目を引きます

地面には白い花が落ちて終わりを告げているかのようです


それでも、まだ最後の姿を堂々と見せてくれる
ヒメシャラの木にお逢いしました

初めて見ます

いつも、幹と対面するか
落ちたお花しか見た事が無かったので
暫し茫然と見とれてしまいました



疲れた体を癒し、喉を潤すお手伝いをしてくれるかのように
モミジイチゴが目の前にぶら下がっていました

ありがたや～
ありがたや～
少しだけ…分けて頂きました

甘くおいしかったです…ありがとうございます



林道の道をてくてくと歩いていると
離れた所に　ペンキでも落としたかのように
葉先を白く染めている木がありました

近付けないので
デジカメの望遠最大にして撮りました

もしかしたら、マタタビでは無いのでしょうか？

確かめたくても
切れた斜面でとても行けませんので確かめられません

でも、こんなに色々な出合・・・
やっぱりお山はいいですね♪

もう少し
お花の名前が分かるといいのですが・・・
帰って本で調べますが
似たようなお花では　頭を抱えてしまいます

いつかは、お名前を覚えられるのでしょうか・・・？