2017年5月21日(日) ☀ 金剛山
カトラ谷コースでクリンソウに出会ったところからの続きです
クリンソウに別れを告げて
引き返す事を止めて先に進んでいきます
そこはルンゼ状の急な斜面…
以前登った時とはまた形状が変わっているように思います
以前 笹のブッシュが待ち構えていたところは
土の崩れやすい斜面となり 見た目以上に 危険かも…
この道を選んだことを ちょっと後悔しますが
引き返す事も出来ず
そのまま…ふぁいと~
上り詰めて振り返ってみますが 実際は 見た目以上に急な斜面です
最後の最後で どうしよう…と思うところで
蜘蛛の糸…?
いえいえ 太いしっかりとしたトラロープが
命の手綱のように現れます
現金な物でこのロープを見た途端
安心感が沸いて 最後の詰めを
ヘッチラコと登る力が湧いてきます
つかみどころのない土の斜面を上り詰めて
笹の道に出ます
この笹の道には 私の好きなお花があるはず…
お会いできるかと心配していましたが
漸く辿り着いてほっとしたところで
目の前に佇んで 優しく迎えてくれます
山芍薬
今年 初の出会いです♪
六地蔵様は奥深くも慈悲に満ちたお地蔵様
人を六つの苦しみから救う菩薩様
今の時代は本当に楽ですね
即 ネットで調べてみますと…
六道において衆生の苦しみを救うという六種の地蔵菩薩。
すなわち,地獄道を救う檀陀(だんだ),餓鬼道を救う宝珠,
畜生道を救う宝印,修羅道を救う持地,
人道を救う除蓋障,天道を救う日光の各地蔵の総称。
また,延命・宝処・宝手・持地・宝印手・堅固意の六地蔵とする説もある
―コトバンクより―
すなわち,地獄道を救う檀陀(だんだ),餓鬼道を救う宝珠,
畜生道を救う宝印,修羅道を救う持地,
人道を救う除蓋障,天道を救う日光の各地蔵の総称。
また,延命・宝処・宝手・持地・宝印手・堅固意の六地蔵とする説もある
―コトバンクより―
いつも こちらの六地蔵様のお姿を目にすると
安らぐのと同時に 山頂がもうすぐだとホッとする時です
静かな広場 緑が美しい時期です
10時のライブカメラ待ちの人でにぎわいます
私は早々に 茶屋の前に移動して 一休憩することに…
山頂の茶屋前の広場で休んでいる時
ジュウニヒトエにしては大型のお花を見つけました
セイヨウジュウニヒトエ…
やはり西洋人同様 日本より背が高いのでしょうか…
山頂の参道
ひねくれものの私は
この参道を横目に 少しだけ脇の道へと入っていきます
お花探しに夢中な私
歩きながら足元ばかりに目を向けます
分類:ビャクブ科 ナベワリ属
名前の由来:牧野富太郎氏の解説によりますと…
葉が有毒で舐めると舌が破れるという伝承があり
ナメワリとされていたが、これが訛ってナベ ワリとなった…とか
名前の由来:牧野富太郎氏の解説によりますと…
葉が有毒で舐めると舌が破れるという伝承があり
ナメワリとされていたが、これが訛ってナベ ワリとなった…とか
毒草なんだ~!
葉をみると チゴユリの葉と見間違えますが
こちらのほうがちょっとたくましい感じ
でも お花は何とも愛嬌のあるお顔で 質素…
屈んで 覗き込んで 腰の痛さを我慢して
なんとかお顔を収めることができました…
人の気配すら感じない山道から
どこからわいてきたのかと思えるほど賑やかな場所にでると
どこか異次元にワープした気持ちになります
不思議な雰囲気が交差する金剛山頂
色々な雰囲気を携えて迎えてくれる感じです
一の鳥居は少し広い場となっており
休憩する人も多く 人の集まる所です
休憩する人も多く 人の集まる所です
ここはロープウェイ方向は右へ
奈良方面の水越峠は葛城山へのルート…
さてさて…今日はどうしましょう
時計を見ると…ちょっと悩むところ…
それにまだ、目的は果たしておりませんので
ロープウェイの方へ向かいます
まっすぐロープウェイのほうのダイトレの道が誘いますが…
左に進んで ダイトレの道はひとまずお預けです
湧出岳の電波塔 その並びに葛城第21経塚がある
一等三角点金剛山 人影すら見ることなく ひっそりとしております
湧出岳 1111.9m
左に進んで ダイトレの道はひとまずお預けです
湧出岳の電波塔 その並びに葛城第21経塚がある
一等三角点金剛山 人影すら見ることなく ひっそりとしております
湧出岳 1111.9m
国土地理院の三角点名=金剛山は湧出岳にあります
種別等級は一等三角点
種別等級は一等三角点
1125mの最高地点が葛木神社の上
そこは神聖な場所で人は立ち入りできません
だからここに…?
最高地点より低い湧出岳に 一等三角点…ちょっと不思議に思います
湧出岳をそのまま通過する形で進むと
急な山林の道を下って 再びダイトレの道に出ます
遊歩道の道を散策すると
今はつつじの時期まっただ中
オレンジのあでやかなつつじが 山肌を染め
訪れる人々に 幸せを与えてくれるています
チゴユリ
今年は カタクリのお花には縁がありませんでしたが
これから夏に向けてのお花が
あでやかなツツジの下で 自己主張
縄張り意識はあるようです♪
こちらでゆっくりとお茶でもしましょうか…と思うものの
今日はその気になれず ぶらぶら歩きは止まりません
どこかにお花が顔を出してくれています
黄色いお花は眼をひきます
春先に黄色いお花が多いのは
アブの好む色だからだと聞いたことがあります
そして 集まって咲くわけとは…
アブはあまり頭の良い虫さんではないので
お花の種類を識別することなく 自由奔放に飛び交うので困り者…
黄色く咲いた花は 集まって咲く事で
アブを虜にして 遠くに行かずとも
その場で飛び回っていればいいようにしているとか…
でも これだけ温かくなると
虫さんたちも元気になるはず
ミツバチさんのように
同じ花を選んで飛び回ってくれるようになると
さまざまなお花が
あちらこちらで顔を見せてくれるようになります♪
クリンソウ
お~ ここにもピンクの妖精が♪
クリンソウのお花もまた
どんな虫さんと恋仲になっていくのでしょう♪
トチノキ
休憩場になっているとお炉に
トチノキ発見
大きな葉が空に向かって 広がって♪
透き通った緑の葉が 若々しい~♪
遊歩道からダイトレの道に戻ったり
いくつかある脇道を通ってみたりしながら
自由に歩いて 金剛山山頂まで戻ることにします
岩屋文殊の道標をみて
思わず立ち寄ることにします♪
この岩屋は 役行者ご修行の地
智将大楠公も信仰され、智略を授かったと言われています
ご利益は入学や進学等に必要な智慧を授かります
智将大楠公も信仰され、智略を授かったと言われています
ご利益は入学や進学等に必要な智慧を授かります
知恵の神様に 思わず…
ボケませんように…と願いを込めて手を合わせます
後ろから 笑う声が…振り返りますと
まだそんな年ではないでしょう!
目を丸くしながら声をかけて来られる年配のご婦人が…
思わずつられて大笑い
いえいえ 十分の認知症の兆しが見える歳ですから…
黄色の妖精の集まる お花畑
白一点 妖精の集いの お花畑
セトからの下り道は 慣れた道
どんどん下っていきます…
広い道が横断!
いつの間にできたのでしょう!
オドロキ モモノキ セトのミチ
作業道路?林道?この道どこに通じているのでしょう
見たことのない道に出ると人は戸惑います
一瞬焦ってどうしようと思案
だけどセトからの道はそのまま真っ直ぐ下るだけ
道路を横断してみると
少しずれて入口発見!
セトの道 再びです♪
階段状の道の先には 沢の音♪
林道に出ました♪
ここからは来た道に戻るだけ
靴を洗って一休み 一休み♪
父に迎えに来てもらえるまで
のんびりと時をすごします♪…って
イラチな私は そのまま府道705号線を歩きだし
途中でチチに拾ってもらう作戦で歩きだします
舗装道路は足が疲れますが
これもまた面白い
いつもは車の中からだけど 歩くと違った雰囲気がしてきますから♪
さて…どのあたりでしょうか
くねくね道の曲がり角で 丁度チチに拾われたのは…
そのまま 我が家に直行したのは言うまでもありません♪
お花探しの独り歩き
最後まで読んでくださって
ありがとうございます♪
終
最後まで読んでくださって
ありがとうございます♪
終
それにしても金剛山は花の種類の多い所ですね!
単独登山で誰にも気兼ねなく花を愛でながら登るのも
良いですね!
特にヤマブキソウの群生の中に一輪のヤマシャクヤクは印象的です。
一人歩きは感動を分かち合えない寂しさもありますが、
新たな発見も多々ありますよね。
レスが遅くなってすみません(汗)
久々の金剛山 単独で登る唯一のお山ですが
良いタイミングで歩けたと思っております
お花のお山として有名ですが
自分の目で確かめられるのは
とても幸せなことですね
いつも コメントをありがとうございます♪
レスが遅くなってすみません(汗)
ヤマブキソウのお花畑の中に
山芍薬を見つけるなんて
きっといいことがあるかも♪って
嬉しくなりました♪
一人歩きはほとんどしないだけに
複雑の気持ですが
バボ様が言われる通り 新たな発見もあり
有意義な1日を過ごせましたよ♪
そちらのミヤマキリシマも見事ですね
一度 機会を見つけて訪れたいと拝見させていただいております♪
いつもコメントをありがとうございます♪