高見山からの続きです
高見山までの記録はこちらから…
コースは こちらからご参照ください
風も強く ここから雨具を着て行動します
高見峠と北尾根の分岐
落葉の斜面を急降下して行きます
濡れた落ち葉と 折れ枝や石が隠れていて
滑りやすく この先 用心が必要です
尾根沿いを歩きますが アップダウンの中 そのまま進むと
まっすぐ行ってしまいそうになります
ここは、こんもりした尾根を迂回するように左にトラバースして行きます
登ったり下ったり…アップダウンはつきもののお山です
時にロープが垂れ下がっていたり
ヤセ尾根特有の雰囲気で 道は変化を見せていますが
ガスの付き纏う尾根では 景色は望めません
紅葉
所々…秋の忘れもの…
崩壊部分から見る景色
崩壊部分
東側の尾根が 崩壊したまま 山肌をむき出しに落ちています
ガスがそれを隠すようにつつんでおり
その崩壊規模の全容は分かりにくいのですが
ごっそりと削り取られた様になっています
そこから見える展望すらも ガスの中にうずもれています
請取峠分岐
三峰山との分岐です
三峰山には幾度となく登っていますが
まだこの尾根を歩いた事はありません…いつかまた…
広めの樹林の尾根を少し下って行きます
落ち葉の絨毯が 秋の深さを感じさせます
尾根の途中で開けた所があり
そこから曽爾村の方面が見えてきます
三峰山
曽爾高原方面 倶留尊山
兜岳 鎧岳
地図と標識を確認しながら 基本尾根沿いに歩いていきます
天狗山 993m
赤茶けた様な落ち葉の尾根を歩くと
分岐の様な地点があり その標識を確認すると
あっ…
ここが天狗山?
樹林に囲まれた展望のない尾根道上の尾根がその頂でした
ここから北東に延びる枝尾根から桃谷へと下る事が出来るようですが
今回は主尾根沿いに歩いていきます
苔のついた岩壁にぶち当たります
これがどうも天狗岩のようですが
濡れていて 苔もついており 滑りそう…
登れない事もないようですが…
苔のついた濡れ岩は苦手なので 迂回する事にします
秋の面影を残して
冬の装いを準備しだした 今日のお山は
ガスと湿気た空気と絡んで
どこかしっとりとした女性的な雰囲気が消えません
落ち葉の絨毯の尾根道がつづきます
船峯山の山頂の様子
船峯山 938m
小さなピークを少し左側に巻く様に進みますが
このピークが船峯山のようです
時折 雲の切れ間より 青空がのぞけます
先ほどの強かった風も少しずつ和らいできているようです
所々黄色く色づいた木の葉を楽しみながら 下って行きます
西側の斜面の木が伐採されている所に出ます
伐採され展望が開けた所から
宇陀市方面が望めます
この頃から
空の機嫌が直ってきたのでしょうか
あれほど纏わり付いていたガスも
いつの間にかどこかに行ってしまった様子
ススキ
遮るものの無い斜面には ススキの群生が山肌を渋く飾り
その穂が 誇らしげにゆれています
高見山
振り返ると 高見山の上には 重い雲が蔓延ってはいますが
纏わり付いていたガスの姿はありません
優しげに見送る高見山を 暫し…見つめてしまいます
所々 通せんぼをする倒木
通してくだしゃんせ~♪
跨いで 避けて 何としても通ります
尾根は少し右に回り込むようですが
そのまま進みたくなるような錯覚に陥ります
確かに歩いた跡はありますが
騙されてはなりません…
右に折れる様に曲ると
気に白いペンキで 中尾山 と書かれてあります
地図に中尾山って無いけど…?
これは、中尾さんのお山という事!
あっ 個人の所有の お山…
スミマセン…お邪魔させて頂きます…
桧植林の間を進むと
こんもりした丘のような尾根に変わります
この辺りが黒石山のはずですが
標識が見当たりません…
後に気付いたのですが
少し尾根を外れており
下に置かれているような石黒山の標識を
見落としてしまったようです
所々枝尾根があり 地図を確認して行きます
ここも左の枝尾根に注意です
桧植林のまっすぐな尾根道が 続きます
途中作業道を作っているのでしょうか
道路工事の音がしてきて ショベルカーを見かけます
高山標識
高山 823m
高山は作業道路からすぐの所にあります
ここにきて 漸く 黒石山を通り越してきた事を実感します
作業道を西側に見ながら 脇の尾根道を進み
樹林帯の中に入って行きます
そして再び 作業道沿いに出ます
作業道には下りずに 尾根沿いに道を進むと
獣避けのネットがあらわれ
それ沿いに小さな起伏を繰り返し歩くことに
途中 枝尾根がありますが
主尾根を外れないように進めば問題はありません
ここから急な下りとなり
落ち葉の下が不安定で
置いた足ごと崩れる土と共に滑りそうになります
慎重に下って行きます
西杉峠
ひっそりと どこか朽ち果てた様な感じの峠に出ます
ここが西杉峠 差杉峠とも呼ばれる峠です
朽ち果てた杉古木や落ち葉が積もって 渋い色の間に
苔が絡んでどこかさびしい感じを受けますが
残された石組みの祠の中に祀られた石仏の存在は大きく
この地を守っているようにも思えます
峠から西の方向のサイスギ谷へと下って行きます
時折 木漏れ日が 樹林の間から差してきて
薄暗い樹林帯に明るさを届けてくれます
湿気は多く 薄暗い中でも
木漏れ日を感じると心の中が暖かくなってきます
峠からは沢沿いを降るのみ
濡れた落ち葉と苔のついた石に注意をしながら
どんどん下って行きます
林道にでます
笹の茂る中に小さな標識が立てられており
山道への道標としての役割を担っているようです
誰ともなしに お疲れ様…そう呟いて林道に降り立ちます
ここで 暫し、小休憩を取る事にします
林道
ここから林道歩きです
黄色に色づいた葉を見上げ
白髪頭のススキの揺れを楽しみながら歩きます
県道28号線(吉野室生寺針腺)
北谷のあたりで 28号線に出ます
あと4K…
一時間ばかり舗装道路を歩くと たかすみ温泉に辿りつくようです
ガンバです♪
平野川沿いに歩いていると
所々 紅葉を楽しめます
民家のある空き地に
ススキが群れなした空き地があり見事です♪
アスファルトの道は
足腰に堪えると感じるのは 私だけでしょうか…
歩いてきた山道よりも
この舗装道路を歩く方が…しんどいです…
心の中は
温泉 温泉 温泉
ただ そればかりを呪文のように呟きながら歩きます
たかすみ温泉
ここで汗を流し
冷えた身体を温めて 帰る事にしました
低山ではありますが
楽しいお山でもあり 霧氷の時期が楽しみになってきました
尾根沿いの道は 霧氷の宝庫となりそうで
今年の冬が待ち遠しく感じます
またまた長文となってしまいましたが
最後までお付き合いありがとうございました
コース状況
高見山までは整備された登山道で危険個所はありませんでした。
北尾根の入口から少しの間はヤセ尾根で注意が必要です
この時期落ち葉で踏み跡が隠れていたり、滑りやすくなっています
特に雨の日などは注意が必要です
大天狗岩は西側の巻き道で通過しましたが、
巻き道も落ち葉で滑りやすく、切れている所を少し通るので注意が必要です。
標布は北尾根の中に入れば適度に打ってますが、
後半の黒石山付近からはあまり見掛けませんでした。
標布も劣化して朽ちて落ちているのをよく見かけた。
高山の所で林道の工事をしているのでルートが紛らわしくなっています
尾根通りに地図で確認しながら差杉峠に向かいました
基本的には尾根通りですが、主尾根が曲っている所は注意が必要です、
枝尾根が多いので 地図の携帯を勧めます。
たかすみ温泉 大人一人:500円
コースの所要時間 6時間30分
高見山までの記録はこちらから…
コースは こちらからご参照ください
風も強く ここから雨具を着て行動します
高見峠と北尾根の分岐
落葉の斜面を急降下して行きます
濡れた落ち葉と 折れ枝や石が隠れていて
滑りやすく この先 用心が必要です
尾根沿いを歩きますが アップダウンの中 そのまま進むと
まっすぐ行ってしまいそうになります
ここは、こんもりした尾根を迂回するように左にトラバースして行きます
登ったり下ったり…アップダウンはつきもののお山です
時にロープが垂れ下がっていたり
ヤセ尾根特有の雰囲気で 道は変化を見せていますが
ガスの付き纏う尾根では 景色は望めません
紅葉
所々…秋の忘れもの…
崩壊部分から見る景色
崩壊部分
東側の尾根が 崩壊したまま 山肌をむき出しに落ちています
ガスがそれを隠すようにつつんでおり
その崩壊規模の全容は分かりにくいのですが
ごっそりと削り取られた様になっています
そこから見える展望すらも ガスの中にうずもれています
請取峠分岐
三峰山との分岐です
三峰山には幾度となく登っていますが
まだこの尾根を歩いた事はありません…いつかまた…
広めの樹林の尾根を少し下って行きます
落ち葉の絨毯が 秋の深さを感じさせます
尾根の途中で開けた所があり
そこから曽爾村の方面が見えてきます
三峰山
曽爾高原方面 倶留尊山
兜岳 鎧岳
地図と標識を確認しながら 基本尾根沿いに歩いていきます
天狗山 993m
赤茶けた様な落ち葉の尾根を歩くと
分岐の様な地点があり その標識を確認すると
あっ…
ここが天狗山?
樹林に囲まれた展望のない尾根道上の尾根がその頂でした
ここから北東に延びる枝尾根から桃谷へと下る事が出来るようですが
今回は主尾根沿いに歩いていきます
苔のついた岩壁にぶち当たります
これがどうも天狗岩のようですが
濡れていて 苔もついており 滑りそう…
登れない事もないようですが…
苔のついた濡れ岩は苦手なので 迂回する事にします
秋の面影を残して
冬の装いを準備しだした 今日のお山は
ガスと湿気た空気と絡んで
どこかしっとりとした女性的な雰囲気が消えません
落ち葉の絨毯の尾根道がつづきます
船峯山の山頂の様子
船峯山 938m
小さなピークを少し左側に巻く様に進みますが
このピークが船峯山のようです
時折 雲の切れ間より 青空がのぞけます
先ほどの強かった風も少しずつ和らいできているようです
所々黄色く色づいた木の葉を楽しみながら 下って行きます
西側の斜面の木が伐採されている所に出ます
伐採され展望が開けた所から
宇陀市方面が望めます
この頃から
空の機嫌が直ってきたのでしょうか
あれほど纏わり付いていたガスも
いつの間にかどこかに行ってしまった様子
ススキ
遮るものの無い斜面には ススキの群生が山肌を渋く飾り
その穂が 誇らしげにゆれています
高見山
振り返ると 高見山の上には 重い雲が蔓延ってはいますが
纏わり付いていたガスの姿はありません
優しげに見送る高見山を 暫し…見つめてしまいます
所々 通せんぼをする倒木
通してくだしゃんせ~♪
跨いで 避けて 何としても通ります
尾根は少し右に回り込むようですが
そのまま進みたくなるような錯覚に陥ります
確かに歩いた跡はありますが
騙されてはなりません…
右に折れる様に曲ると
気に白いペンキで 中尾山 と書かれてあります
地図に中尾山って無いけど…?
これは、中尾さんのお山という事!
あっ 個人の所有の お山…
スミマセン…お邪魔させて頂きます…
桧植林の間を進むと
こんもりした丘のような尾根に変わります
この辺りが黒石山のはずですが
標識が見当たりません…
後に気付いたのですが
少し尾根を外れており
下に置かれているような石黒山の標識を
見落としてしまったようです
所々枝尾根があり 地図を確認して行きます
ここも左の枝尾根に注意です
桧植林のまっすぐな尾根道が 続きます
途中作業道を作っているのでしょうか
道路工事の音がしてきて ショベルカーを見かけます
高山標識
高山 823m
高山は作業道路からすぐの所にあります
ここにきて 漸く 黒石山を通り越してきた事を実感します
作業道を西側に見ながら 脇の尾根道を進み
樹林帯の中に入って行きます
そして再び 作業道沿いに出ます
作業道には下りずに 尾根沿いに道を進むと
獣避けのネットがあらわれ
それ沿いに小さな起伏を繰り返し歩くことに
途中 枝尾根がありますが
主尾根を外れないように進めば問題はありません
ここから急な下りとなり
落ち葉の下が不安定で
置いた足ごと崩れる土と共に滑りそうになります
慎重に下って行きます
西杉峠
ひっそりと どこか朽ち果てた様な感じの峠に出ます
ここが西杉峠 差杉峠とも呼ばれる峠です
朽ち果てた杉古木や落ち葉が積もって 渋い色の間に
苔が絡んでどこかさびしい感じを受けますが
残された石組みの祠の中に祀られた石仏の存在は大きく
この地を守っているようにも思えます
峠から西の方向のサイスギ谷へと下って行きます
時折 木漏れ日が 樹林の間から差してきて
薄暗い樹林帯に明るさを届けてくれます
湿気は多く 薄暗い中でも
木漏れ日を感じると心の中が暖かくなってきます
峠からは沢沿いを降るのみ
濡れた落ち葉と苔のついた石に注意をしながら
どんどん下って行きます
林道にでます
笹の茂る中に小さな標識が立てられており
山道への道標としての役割を担っているようです
誰ともなしに お疲れ様…そう呟いて林道に降り立ちます
ここで 暫し、小休憩を取る事にします
林道
ここから林道歩きです
黄色に色づいた葉を見上げ
白髪頭のススキの揺れを楽しみながら歩きます
県道28号線(吉野室生寺針腺)
北谷のあたりで 28号線に出ます
あと4K…
一時間ばかり舗装道路を歩くと たかすみ温泉に辿りつくようです
ガンバです♪
平野川沿いに歩いていると
所々 紅葉を楽しめます
民家のある空き地に
ススキが群れなした空き地があり見事です♪
アスファルトの道は
足腰に堪えると感じるのは 私だけでしょうか…
歩いてきた山道よりも
この舗装道路を歩く方が…しんどいです…
心の中は
温泉 温泉 温泉
ただ そればかりを呪文のように呟きながら歩きます
たかすみ温泉
ここで汗を流し
冷えた身体を温めて 帰る事にしました
低山ではありますが
楽しいお山でもあり 霧氷の時期が楽しみになってきました
尾根沿いの道は 霧氷の宝庫となりそうで
今年の冬が待ち遠しく感じます
またまた長文となってしまいましたが
最後までお付き合いありがとうございました
コース状況
高見山までは整備された登山道で危険個所はありませんでした。
北尾根の入口から少しの間はヤセ尾根で注意が必要です
この時期落ち葉で踏み跡が隠れていたり、滑りやすくなっています
特に雨の日などは注意が必要です
大天狗岩は西側の巻き道で通過しましたが、
巻き道も落ち葉で滑りやすく、切れている所を少し通るので注意が必要です。
標布は北尾根の中に入れば適度に打ってますが、
後半の黒石山付近からはあまり見掛けませんでした。
標布も劣化して朽ちて落ちているのをよく見かけた。
高山の所で林道の工事をしているのでルートが紛らわしくなっています
尾根通りに地図で確認しながら差杉峠に向かいました
基本的には尾根通りですが、主尾根が曲っている所は注意が必要です、
枝尾根が多いので 地図の携帯を勧めます。
たかすみ温泉 大人一人:500円
コースの所要時間 6時間30分
私も思っております
霧氷の時期の美しさは
低山でも 素晴らしいものがあります
>此方の大岳
似ているかもです…どちらも嶮しい一面を持っている所も…(笑)
雪のお山にお邪魔する時は
事前の根回し 必要ですよね(笑)
お互い安全に楽しいお山歩き 楽しみたいですね
hanasakuoka様の ブログ…
時間の経過なんて関係なく楽しみにしております
コメントを残して下さってありがとうございます♪
形が整って、遠くからも美しく、同定しやすいお山なのかな。
それもそのはず、二本三百名山ですね!
このくらいの標高ですと、冬も気楽に、勿論充分に
注意をしてですが、楽しめますね。
此方の大岳のようなお山なのかな。
無雪期に行っておくと安心して雪山にも入山できますね。
偵察登山、そうですとも。
味のある風情が 心地よく感じますね
落ち葉の急坂は
私も苦手です
何度転びそうになった事でしょう…(笑)
>詳細に記された 登山レポにも驚きます…
これが自分らしいと思いますから…
長いブログになって
ご訪問いただける方には
しんどい思いをさせてしまうかも…と思いながらも
どうしても 残しておきたくて長くなります
それにも呆れずに お越しいただける方々に
心から感謝しております
>自分にはとても真似できません
>素晴らしい才能だと思います
そう言っていただけると 何と心強い事でしょう
ありがとうございます
才能というより 拘りかもしませんが
自分らしいブログでありたいと思っております
素晴らしい才能…
K様にお返しします
K様のブログのお写真は
とても私にはまねのできない風景を残されておりますもの
私の方こそ 羨ましくも その才能に感服しております
それでも 嬉しいコメントです
本当にありがとうございます
温泉で癒され、K様のコメントに癒され
nanekobiは幸せ者です
ブログを辞めなくて良かったと思っております♪
落ち葉のジュウタンが圧巻です
落ち葉の上を歩くのは 急坂は滑りそうで怖いです
あいにくの天候だった様ですが
6時間半の周回でしたか
お疲れ様でした
毎度のことですが・・・
詳細に記された 登山レポにも驚きます
自分にはとても真似できません
素晴らしい才能だと思います
温泉で心身とも癒された ことでしょう