山に癒されて…♪

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スプリング・エフェメラルを求めて 孫太尾根からの藤原岳

2018年03月29日 | 山登り 近畿 霊仙 伊吹 藤原
2018年3月25日☀ 藤原岳 孫太尾根経由


 
孫太郎尾根から望む藤原岳




年度末は忙しい…
体調ももう一つで…
年明け早々色々あって…
長い間お山から離れていたよう…

1か月以上も山から離れていると
浦島太郎状態になった気分です

そろそろ出かけないと 
プリング・エフェメラルを見逃してしまいそう…

幾つかあるお花のお山として有名なお山の中で
以前から気になっていた藤原岳へのもう一つのコース

行こうと思いつつも行きそびれ 今日に至り
今回は久々のお山であるけど 決行する事にしました


そのコースとは…孫太尾根!
お花の尾根道と聞きます


とても楽しみです


だけど そこも知られてきたのでしょう
人の多さに驚かされることに…









夜が明けるとともに 今日一日のお天気を保証してくれそうな空
春の装いの淡い日の出を見ながら車を走らせます

そして 目的の所に着いたのは 8時前


ありゃ~

既に駐車場は満杯!
…と言っても墓地の駐車場
それ程広いわけではありません


その狭い駐車場に 所狭しと停められた車…
決してお墓参りの車ではありません…


凄い…
ここから登る人って 結構いらっしゃるのね…


驚いて見回していると
毎年このルートを登っているという登山者がぽつり


最近とても多くなったよ
前は少なく静かだったんだけど…




そうなのですね…




 新町墓地駐車場

孫太尾根入り口




何とか路肩に駐車するスペースを見つけて駐車!

準備をする間に 次々とはやってきます
何処に停めるのでしょう…
他人事ながら心配になるほど…


久々にザックを背負うと 
大丈夫?私…

だけど 心はんでおります♪
お花たちにお会いしたいと…

準備できたところで
駐車場奥の配水池横から入山していきます





 フェンスの標識





配水池のフェンスに 消えかかった字の標識があります
孫太郎尾根へ…

初ルートです 
楽しみです
久々のお山に胸躍ります


だけど そんな浮かれた気持ちも
すぐに萎えてしまいそうな尾根道が待っていました…









すぐに分岐の道に出ますがへと誘う様に
右側には木枝で通せんぼしています

まだ 平坦なこの地点 呑気に構え
春の妖精たちに会えるのを楽しみに 
期待感を膨らませて進みます




コースタイム

7:00 新町墓地駐車場 8:05 → 8:25 P387 → 9:15 丸山 651m → 
10:28 多志田山 965m 10:40 → 11:19 藤原岳 1140m 11:50 → 
12:17 多志田山 965m → 13:15 丸山 651m 10:20 → 13:46 P387 → 
14:07 新町墓地駐車場








分岐を左の向かって杉林の平坦な道を進んでいきますが
やはりここは山道
次第に角度を変えてきます…


 踏み跡はしっかりとした登山道

神武社殿址




神武社殿跡の石柱から照葉樹林帯の急な登りへと変わります

ここから鈍った体を実感することに…



 孫太尾根に出て P387を進む
 穏やかな樹林帯の尾根



根っこが目立つやせ尾根になると
少しづつ お花が目に留まり出します


 
コショウノキ

花言葉:熱中




果実が辛いことから
コショウノキと呼ばれておりますが
通常の胡椒とは何の縁も所縁もないお花です

ジンチョウゲのお仲間で 特有の芳香が漂い
お花に近づいて匂ってみても くしゃみは出ません


但し 花粉症などの鼻炎のある方は ご注意を


P387を通過して すぐ先の鞍部で
大谷林道からくる山道と合流します
次は石灰岩の急登が待っております

そこを頑張って頑張って登ると
パッと視界が開けてきます




遠足尾根



そして…梢の向こうから遠足尾根が覗けます

さらに登っていくと…もっと石灰岩が目立ちだし
カルスト地帯であることを 新たに知らしめるように
尾根の感じが変わってきます




 石灰岩ゴロゴロ!
 カレンフェルト特有の姿が…

 石灰岩の急登です



しかし…
この急坂まだ序の口 始まったばかりです…

そして開けた尾根上から見えるもの…




竜ヶ岳方面 右に静ヶ岳と銚子岳



静ヶ岳銚子岳を眺めながらしばらく尾根を進みます


そして 足もとには…



 
ヤマネコノメソウ

花言葉:気移り、誠実、謙虚


ヒロハ(ノ)アマナ

アマナとしての花言葉:運が向いてくる


タネツケバナ

花言葉:勝利・情熱・熱意・不屈の心・燃える思い・君に捧げる



タチツボスミレ

花言葉:誠実・小さな幸せ


カテンソウ


 
オモトの果実

花言葉:長寿・崇高な精神・長命・母性の愛情



オモトは 一年中 常緑で縁起のよい植物とされています
庭に植えると災難を防ぎ 家が万年栄えると言われ
古くから日本でも栽培されてきた
オモトの葉に包まれる様にしてなる赤い実
母親が子供を抱きかかえて慈しむ姿と重なり
母性愛と重なりそれが花言葉になったといいます





アセビ

花言葉:犠牲・献身・純真な心・危険・あなたと二人で旅をしましょう



アセビの漢字名の由来には 
アセビの葉や枝には毒成分が含まれており
それを食べた馬が酔ったようになってしまうためと聞きますが
私も 酔ってしまいそう 清楚な美しさに



このお花たちにお会いしなかったら
きっと途中で挫折していたかも…

鈍った体には堪える道のり…



時折足を止めて 花を愛でながら呼吸を整えます

すると前から賑やかな笑い声が…

この急な登りを 
楽し気にお話ししながら登っている先行者の姿が…
それも 半端ない数の団体さんのよう…

よく見ると 皆さん…
私と然程変わらないか 上ぐらいにお見受けしますが
とてもお元気なご様子…

ヘタレの私はそのパワーに引き気味…




 樹林の山道にかわる





石灰岩が隠れるように樹林帯の山道になったところで
ちょっと休憩


久々のお山は しんどいな

ほんとに…



チチと顔を見合わせて笑い顔…


賑やかな声が遠のいて 森の中に静寂さが戻ります
すると 風さんが
そろそろ腰を上げませんか?と囁きます


誘われる様に 再びな坂道を登り始めます





 樹林の道は…
 どこまでも 急!

北東の風景 いなべ市藤原町方面






高度は確実に稼いでいるよう

一呼吸つくように振り返ると 霞んだ向こうに
いなべ市田園地帯が広がっています





 急登はまだまだ続きます
 





さらにさらに石灰岩急坂を登ると…そこは…





丸山 651m





丸山ピーク


たかが651メートル
されど 丸山



一つのピークを越えた気持ちでホッとするのもつかの間
その丸山の広い樹林帯のような頂は 先の団体さんの貸し切り状態でした

ここは スルーして先を急ぐことにします



しかし…この先もまた 
延々と試練の登りが待っていようとは…

期待を裏切らない 根性の孫太尾根
この急坂が まだまだ続くなど 考えたくもありませんでした




つづく





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
J-ウルフ様 (nanekobi5963)
2018-03-30 23:24:24
こんばんは♪
お久しぶりです♪

やはりご存知でしたか!
今はメジャーなルートにになってしまっているようですが
おしゃる通り げっぷが出る程の坂でした(笑)
久々の鈍った体には堪えましたよ~(爆)

ウルフ様も 始動ですね
これからお花が楽しみになしますね♪

コメントをありがとうございます♪
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孫田尾根を歩かれましたか! (J-ウルフ)
2018-03-30 18:58:49
こんばんは!
ご無沙汰しております。

藤原岳の孫田尾根。
ほんの数年前までは 週末でもホント静かに歩けるコースでしたが
最近は メジャールートとなっちゃいましたね (^▽^;)
距離も急坂もたっぷりなんですが… (笑)
それでも 春には必ず一度は歩きたいコースですけど。
この先に出会うお花 続きを楽しみにしております。
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