山に癒されて…♪

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花の赤坂 寒風周り

2016年04月18日 | 山登り 近畿 比良方面
4月16日(土) 赤坂山


この週末は チチと別の行動を取ります

チチは街に柴刈り
ハハは山に(心の)洗濯に出かけます



とある岳連の 一般募集の中で見つけた案内文



中央分水嶺「高島トレイル」の名峰の一つ「赤坂山」を目指します。
山頂からは琵琶湖・若狭湾はじめ 360度の展望が期待できます。
赤坂山から寒風までの縦走路で高島トレイルも味わうことも出来ます。
4月中旬~下旬はカタクリの咲く頃です。
(※時間があれば下山後マキノ高原温泉「さらさ」で入湯も可能)


カタクリの咲く頃の所で
花のお山で有名な赤坂山への想いが強くなり
迷わず募集した私です


チチから離れて
今回は花のお山を満喫してきます♪



コースタイム

10:02 マキノ高原 温泉「さらさ」10:23 → 10:30 赤坂山登山口 10:33 → 11:24 武奈の木平 11:32 → 
12:29 粟柄越 → 12:39 赤坂山 823.8m 13:06 → 13:37 P820m → 
14:13 寒風 840m 14:25 → 15:05 P562m → 15:40 大谷山登山口 → 
15:50 マキノ高原 温泉「さらさ」 解散 16:18発 バス ⇒ 16:37発 JRマキノ駅 ⇒ 16:50発 JR湖西線 新快速



※アクセス:
★JR網干発敦賀行≪新快速≫大阪駅 7:45発 ⇒ 京都 8:15発 ⇒ JRマキノ駅 9:25着 運賃:大阪~マキノ1940円
★JRマキノ駅 コミュニティバス 9:46発 ⇒ マキノ高原 さらさ 9:59着 運賃:大人220円

※立寄りの湯:マキノ高原温泉「さらさ」 入浴料700円








マキノ高原

 温泉さらさ前より  スキー場  


温泉「さらさ」前のバス停より
今日の山行の説明と 準備体操を行なって出発します



大島桜


大島桜が出迎えて 送り出してくれます





ソメイヨシノは葉桜になりつつあり
その後を飾る様に満開となっているのは大島桜でした

大島桜は ソメイヨシノ・サトザクラなどの母種と言われます
その葉は桜餅を包むのに用られるそうで 塩漬けにされます
また 木材は茶筒などの工芸品になり、身近でかかわってくれている花木です


花言葉:純潔 優れた美人 心の美



 





大島桜に見送られながら
スキー場の草原の中の道をゆっくりと歩いていきます

赤坂山登山口付近では
また別のお花が出迎えてくれます


 イロハモミジの蕾




もうすぐ咲きそうに膨らんだ紅葉の蕾
花弁が開いて 雄花雌花が見えだす頃 春も本番と告げるのでしょうか…

初夏になると
翼果と呼ばれる天使の羽根をつけたような… 
タケコブターのようにも見える果実をつけ
それもまた 紅く染まってきれいに木々を飾るのを思い出します


さて…いよいよ花めぐりへと 歩を進めて参りましょう…

どんなお花たちが迎えてくれるのでしょう…♪






皆さんの後に着いて登って行きます






スキー場草原から 山道に入り
乾いた土はまだ歩きやすく 
急な坂も 然程 嫌味なく足にフィットしてきます






標識もしっかりと付けられており
特に迷う事は少ないルートです



シハイスミレ  スミレ科スミレ属


スミレの花が所々にすがを見せて
目を楽しませてくれます

最初に目にしたのは シハイスミレです

シハイスミレは 西日本では非常に個体数が多いスミレで 
東日本では やや稀なスミレだそうです

それに反して 変種のマキノスミレはよく似ていますが、
西日本よりも東日本に多いスミレだそうです

その見分け方は…私には よくわかりません
お写真を見る限り 双子のようなお花です

このお花をシハイスミレだと思ったのは…

・先端まで均等に細くなった細身の葉が 
姿形よく斜め上に向いている事

・葉の裏が紫色をしているためです



紫のスミレの花言葉: 貞節 愛

花言葉の謂れ:
 道ばたや草かげにひっそりと花を咲かす、そのひかえめで奥ゆかしい花姿から
 スミレの花言葉は 謙虚 誠実で 
 色分によって それぞれに花言葉が追加されるようです





クロモジ


下ばかりを見ていると
上にもお花が咲いております

同行して下さっているスタッフの方から
お花の名前を伺いながら歩ける事は大変貴重な事です

にわか仕込みの知識では お花を見過ごしてしまいますが
今回は、お花に詳しい先生が同行して下さっているので
お花を教えて頂けます
本当に 楽しく 貴重な山歩きとなりますした♪



オオイワカガミ


オオイワカガミの蕾



イワカガミの葉で覆われる山林の裾野に
膨らんだつぼみが 頭を垂れて
今か今かとその時を待っているようです


それと同郷のよしみでしょうか
近くで咲く イカリソウの花も 誇らしげに咲いております




トキワイカリソウ




  


お花に 気を取られていると
前方の集団と離れて行ってしまいます

あわてて追いかけて…

漸く追いつくと そこは少し開けた
東屋のある 分岐のようなところでした



案内板 

武奈の木平


14名の集団が集まると
静かな所も一気に活気を帯びたように
賑わいを見せます
その周りに咲く花もまた
その様子をうかがいながら 微笑んでいるよう


 タムシバ

タムシバの白い花が
一段と目を惹く存在です






先はまだまだあります
休憩を終えて また出発です
列はその都度順を変えているような…
花に魅入られたものは 
いつしか 集団の列から遅れを取っていく事に…






そしてここでようやく
初のカタクリのお花に巡り会えます

そしてその後…高度を重ねるごとに
カタクリのお花を楽しませてくれることに…





堰堤に出て それを撒くように登っていきます





するとその脇には 花の群生が斜面を飾り
足を止めさせるかのように
可憐な姿を見せてくれます


  トキワイカリソウ  ニシキゴロモ



カタクリ



スタッフの方にお花の名前を教えて貰うのですが
硬くなった頭では そう柔軟に覚えられず
呪文のように お花の名前を言います


ニシキゴロモ ニシキゴロモ ニシキゴロモ


それは ほかの方も同じだったようで
暫く ニシキゴロモの呪文が続くことに…

だけど、 何かがあると すぐに忘れて

ニシキゴロモを ニシキノアキラといった私は
年代がバレバレとなってしまいました






道は谷沿いのごろつく道をしばらく歩き
再び樹林帯の山道へと変わっていきます

谷沿いを歩いている時の事

高らかになく鳥の声が響き渡ります
その美しさに 何という鳥の鳴き声なのでしょう?

その時 お花の先生に 鶯の谷渡り…と教えて頂きました


まぁ~ なんて素敵なさえずり…


いや…さえずりではなく
警戒して 泣いているんだよ



えっ!

鶯が 気持ちよく 谷から谷へ、木々の枝から枝へ
春を謳歌するように鳴きながら飛び渡っていると思っていましたら…
あれは… 警戒声なのですか!



…っという事は
私たちは 鶯にとっては 云わば 危険人物ってことなのですか!


とてもショックでした…



ここで 覚書メモ!

鶯の谷渡りとは…

繁殖期のウグイスの雄は、なわばりの上空をタカが飛んだり、
人がなわばりに近づいたりすると、
さえずりとは別のけたたましい鳴き方をするそうです。
この鳴き声こそ、「ウグイスの谷渡り鳴き」と呼ばれ、
一種の警戒声であると考えられます



ウグイスの谷渡りを誤解していた私…
一つ賢くなりました…♪








空は 霞みかかった春の空
射す日差しは 初夏のよう…

空気もほんのり暖かく
身体は暑さに耐えかねて 汗をこれでもかと吹き出しています




つづく



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2 コメント

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こんにちわ♪ (nanekobi5963)
2016-04-19 15:43:44
春のお山は 本当にヌクヌクとしております
何か 優しい綿菓子の中に包まれているような…

あはは 私はやはり食べ物に関連してしまいます(笑)

私も最初はノジスミレと思ったのですが
葉の裏が紫だったので シハイスミレだと思ったのです
スミレは200種類以上もあって
本当に覚えられず難しいです

でも、間違ってもそれはそれ♪なんて
簡単に思ってしまう私は 愚かかもですね(笑)

お花のお山は なかなか先に進めず
いつも置いてけぼりでした…
お花がそこにあると ついつい 足が止まってしまいます
もう~子供の様になってしまって…

チチと一緒だったら
きっと呆れかえってしまったころでしょう(笑)

ウグイスの声は どこでもよく聞けるようになりましたね
これからはもっと楽しめそうです♪

たか様の所も春深く 新緑も芽吹いてきておりますか?

いつも コメントをありがとうございます♪
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こんにちわ (たか)
2016-04-19 14:22:27
少しばかり霞がかった春のお山
ヌクヌクと言う文字が飛び交っている様ですね。

ノジスミレに似てますがシハイスミレと言うのですか?
スミレは種類が多く名前が分かるのは
家の庭に咲いている9種類しか言えませんが
花にお詳しい方の説明付きとあれば
二倍も三倍も楽しまれた事でしょう。

イワカガミはあと一息でしたね。
でもそれはそれで開花への希望に微笑ましいものですよね。
本命の王様の冠(カタクリ)
咲いてましたね\(^o^)/
私も思わず駆け寄る様に画面に引き寄せられました。

ウグイスの囀りと花に彩られた賑やかな春の山
nanekobiさんの嬉々とした姿が浮かんで来ましたよ。
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