はや稲穂が顔を見せ始め・・・・・!
あまりの暑さに裏の山へミニ避暑に
ふと道端の田んぼに目をやると早くも稲穂が顔を見せ始め
足元では忙しそうにオタマジャクシが泳ぎ回っていた
田んぼの緑を渡る風が心地よく暑さを忘れさせてくれる
この山あいの美しい田んぼ 美しい景観
この景観こそが日本人の胃袋を満たしてきた
高度経済成長のころから日本人の食生活は大きく変わり
お米の消費は大きく減少 コメ余り時代に
米作りは減反に追いやられ就労人口は減り
最近では耕作放棄地が増え続け無残な景観がそここに
さらにTPPがこの国土の荒廃を加速させそう
食の安全はもちろん 癒しの景観も失われる危機に
攻めの農業に転換し海外マーケットを対象に輸出の拡大を目指すと
それが可能な農業分野とエリアがどれほどあると云うのか
座して死を待つよりは・・・・・の心境か
自然を対象とした農産品を経済性だけで語るには無理が有る
目先の利益だけを追い掛け気が付けば食糧危機に なんてことに
国民の命の源 食料の確保に暗雲が垂れこめる前に・・・・・
あまりにも課題の多い政治の季節 今一度考えなおしてみないと
緑を楽しみ美味しいコーヒーをいただく