うたた寝Cafe便り

山の暮らしぶり、そのときどきの思いを気ままな写真にのせて・・・・。

芹沢けい介美術館

2015-03-05 22:56:29 | 日記

ハンカチ!!

 

道路標示に誘われて登呂遺跡を訪ねると隣接して

芹沢けい介美術館があり これを見逃す手はないと・・・・

 

芹沢けい介は明治28年静岡に生まれ 東京高等工業学校(現・東京工業大学)図案科を卒業

その後 生涯の師と仰ぐ 柳宗悦と出会い美と暮らしがとけあう世界をめざす

沖縄の紅型に出会ったことから型染に魅了され 型染めを中心とした染めの道をきわめる

従来の染色の枠組みにとらわれない 色彩と模様に独自の感覚と表現をみせる 焼き物や玩具

をモチーフにしたり 焼き物の窯場や紙漉きなど 現場で働く人々を取材し 新鮮な感覚の作品に

仕上げ 日用使いのカレンダーや うちわ 絵本 本の装丁など創意あふれる作品を次々制作

 

『型染めには過剰な技術がない。色は単純に煮詰められている。質は見せ掛けがなく堅実で

模様は絵画から離れて、型紙の必然から生まれた模様になりきっている。このように型染め

には手仕事の根元的なものが発する美しさがある。』

          ・・・・芹沢けい介「型染めの工房から」(婦人画報1957年2月号)と語っている

 

芹沢美術館で多くの作品に出合うことができた これも弥生人(登呂遺跡)の導きか!!

 

 

 

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