やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

ラジオ深夜便

2015年07月21日 12時31分29秒 | Weblog
昨夜は眠れなくて ラジオを聞きました
南こうせつ 母を語る 
よく観察しているなと こどもってそういうものかと そんなに覚めた目で見られているのかと
全然出来が違うから比べようもないのだけれど
同じ母というものに区分される身としては 少し寂しい想いを感じつつ聞きました。

 こうせつさんのお母さんは何事にも優秀な方で医学の道へ進みたかったのを由緒ある寺の跡取り娘だったため
 お坊さんの婿養子をとり跡を継いだ。
 優秀なためか何でも上から目線でてきぱき行動し寺の奉仕活動なども積極的にこなし
 婿養子のお父さんにもてきばき指図したり叱責したりしていたらしい
 お父さんが裏の畑でいもほりなどをして 鍬を杖がわりに 夕日を眺めながら ぶつぶつと妻の悪口を
 つぶやいていたりするのを こどものこうせつさんは父親の味方のような気持ちで 見ていた
 それで父親の歌はいくつか作ったけれど 立派な母親の歌は作る気がしなかったとか。

   草取りで お父さんの植えた茗荷を勝手に取って 謝らないのは お母さんが悪いと 娘に言われ
   こどもにはそういうふうにしか見えないのか 夫の言っていることは変ではないのかと
   なんだかなあと説明の出来ない寂しさの中にいるときに
   ラジオを聞いて 立派なお母さんでもこどもにそんなふうに思われていたのなら
   ボケかけているこんなものごときが こどもにどうおもわれようと どうでもいいことだ と
   気持ちのいれかえができ その後はぐっすり寝ました。
    茗荷は昔わたしが種苗会社の友の会にはいり取り寄せて植えていたものを夫が勝手にあっちに移し
    こっちに移ししていて そんなことを考えると謝る気にはならない、けんかに歴史ありなんて。