何年ぶりかである結婚式に出席した。
まず会場だが、正面に新郎・新婦の座る舞台が、そして両サイドの高いところにはステージが二つあり、全体的にはポップス調の音楽が流れていた。
第一印象は、「ビデオカメラマン」が多いなであった。
開宴は新郎の結婚の挨拶から始まり、あとは、両サイドのステージをふんだんに使って、結婚までの家庭の紹介、直前の結婚式の様子など、手際よく映像で紹介されていった。
来賓の挨拶も2人のみ、余興は一段と高いステージでやるのでよく見え、これまでのように、広い結婚式場の前の方で、一部の人だけが何かをやっているけれどよくわからないと言うようなことはなかった。
最後に感動的な両親への花束贈呈のあと、これで終わりだとほっとしたところで、
会場にビデオの総集編が写され、最後にオールスターキャストの文字とともに参加者全員の氏名が流れていった。
新郎・新婦と参加した出席者全員で作り上げた披露宴だったのだ。
今時の結婚式は、こんなに進化してきているんだと、企業の努力に感心して帰って来た。