富岳一景 御殿場だより

今日の富士山の姿、自然や人、草花や鳥などの様子について、お伝えしています。

おっとっと!

2009年05月25日 | 今日の富士山
外に出てみると、シジュウカラの鳴き声が聞こえる。
しかし、今日はいつもの警戒音ではない。

優しく鳴きながら、しきりに周りにある木の間を飛び回っている。
あれ!何か違うなと思った時、ぱらぱらと小さなものがぎごちなく飛び出してきた。

あるものはすぐ側のサツキの上に、あるものはモミジの葉に乗ろうとしてバランスを崩して下の方へ、さらに草むらに飛び込んだものもいる。

シジュウカラの巣立ちだ!
急いでカメラを取り出して写したのがこの一枚

モミジの葉から下へ落ちた雛!

親鳥は、あちこちに散ってしまった雛を向かいにあるブナの木の枝に集め、やがて
森の奥へ消えてしまった。

後には、しーんとした巣箱だけが残った。
何だか淋しさがこみ上げてきた!

借家の居住者

2009年05月23日 | 今日の富士山
5軒ある借家のうち、現在、居住している家2軒、崩壊1軒、借り手なし2軒という状況。
その内の一見の前を通りかかったら、住人が窓から顔をだして挨拶をしてくれた。

どうやら、卵を抱いているらしいが、時々顔を出して外を見ている。
じっと卵を抱いているばかりも楽では無いらしい。



今日の一枚、外を眺めているヤマガラくん

もう無茶はよそう!

2009年05月17日 | 今日の富士山
先日、「みずがき山」へ写真撮影に行った。
時間も充分にあったし天気もよいので、頂上まで片道3時間の行程で登ることにした。
歩き始めてしばらくして、道がいきなり急勾配になり、岩がごろごろしていて実に歩きにくく、足に掛かる負担が極端に大きくなった。

背中に7キロもあるザックを担いで、一人での登山は気が紛れず苦痛の連続となってしまった。
途中で遂にダウン寸前となり、半分以上引き返す方に心が傾いたとき、前方から「きついので登るのを止めました。」といって降りてきた人に運悪く遭遇してしまった。

歳もほぼ同年齢かやや上。彼が「これから登りますか?」と聞くので、思わず「ええ!」と答えてしまった。
さあ、大変だ! もう引き返すことはできない!登るしかない! 
痙攣が始まった左足をかばいながら歩くと、今度は右足も痙攣しそうになる。
登るスピードは極端に落ち、這って進む方が早いほどになった。実際、きついところは這って登った。

何人の登山者に追い越されたかわからない。
出発してから4時間。1時間以上遅れて頂上にやっと辿り着いた。
頂上は断崖絶壁になっていて、ふらつく足ではとても立てない。

最後の岩場を這って登って写したのが、この写真・・・・
絶壁の向こうに、垂直にそそり立つ不思議な岩があった。

そういえば、ギリシアのメテオラに同じような場所があった。
そこでは、岩の上にギリシア正教の修道院が建っていた。
修道士達は、その岩場を登るのに、人力の籠状のエレベーターを使った。
時々綱が切れて何人もの修道士が亡くなったそうだ。それも運命と考えていたようだ。

私の方は、登りと同じ4時間かけて麓へたどり着き、いまこうやって痛い足をかばいながらブログを書いている。
落ちなくてよかった!!!










暑い! 蒸し暑い!

2009年05月12日 | 今日の富士山
今日の天気は蒸し暑くて体の調子が出ないが、社会の状況も全く調子が出ない!
昨日は、「イチロー」氏が党首討論を目前にして辞めると言い出した。

前から「辞めろ!」の声はあったが本人はかたくなに拒否していた。
それが、昨日になって突然「辞める」と言いだしたのはどういう空気の読み方をしたのだろう?

これで、所詮寄せ集めの集団でしかなかった民主党は崩壊してしまうのだろうか?
重傷におちいっていた自民党が息を吹き返すのだろうか?

経済が冷え込んでいる上、新型インフルエンザの蔓延もあり、不安定な要因が世界を覆おうなか、日本がこんな状態では先行きに光が見えてこない。

本当に、日本を立て直すことのできる政治家はいないのか?
今、日本は運命の分かれ目に来ているのかも知れない。

いっそのこと、民主と自民の若手が新党を結成して集団指導体制を取り、古い政治と縁を切ってくれたら、などと考える今日この頃である。

今日の一枚、ふとみると「カモ」が水面から飛び立とうとしていた。
これは、何かの暗示かも知れない。
飛び立つのは、どっちだ! 
しかし鳥が「カモ」だけに、官僚の「いいカモ」にならなければよいが!




またまた、接近遭遇!

2009年05月09日 | 今日の富士山
某所でボンヤリと景色を眺めていたところ、何やら茶色の斑点のようなものが目の中で動くのに気がついた。
昔、(と、言っても数年前のことだが)「飛蚊症」なる病気にかかったことがあった。

目の前を、「蚊」がしきりに飛んで、一生懸命追い払ったが、実際には蚊がいたわけでは無い。
いない物が見えただけだった。
それが再発したものと思い、気分が落ち込んだ・・・・

しかし、飛蚊症にしてはでかすぎる!
保護色でよく分からないが、何か動くものが100㍍ほど離れた藪の中に確かにいるみたいだ!

あわてて、カメラを構えて写したのがこの写真・・・
ファインダーの中で姿を確認し、思わず興奮した。

わずか、20秒ほどのできごとであった。

今日の二枚目  「ニホンカモシカ」に遭遇

久し振りに晴れて

2009年05月09日 | 今日の富士山
連休の後半は雨ばかりで既に梅雨入りかと思った程でしたが、今朝は久し振りにスカッと晴れ上がり、富士山がくっきりと空に浮かび上がっていた。

ちょうど風も全くなく、田圃の水面も微動だにしない。
そこに写った富士山は、どちらが本物か解らないくらい見事!!!

今日の一枚、二つの富士

夕日が水面に揺れて・・・

2009年05月02日 | 今日の富士山
このところ、太陽が富士山の頂上に沈む!
その瞬間を写そうとするのだが中々うまくいかない。

もう何枚取ったか、数え切れない。
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる!」とばかり、バチバチ撮るのだが、それでも当たらない。

まあ、今日はこんなところで良しとしよう!というのがこの一枚。

ところで、世間ではゴールデンウィークとかいって浮かれているようだが、この田舎では実感が全くない。
あちこちから、耕耘機の音が響いてきて、こちらも何となく気ぜわしくなってしまう。

そうそう、豚だったか牛だったか「インフルエンザ」には気を付けなければいけない。

しかし、こんな田舎家には余り人は来ないが、鳥はたくさん来るので、むしろ鳥インフルエンザの方に気をつけた方が良さそうだ。