雨ばかりでうんざりしていましたが、今朝はやっと富士山の一部が見えたので早速写しました。
予報では、今日は曇りがちとのこと
ところで、先日、静岡茶から規制値以上の放射線が検出されたとか。
検出されるなら、富士山に近い地域とばかり思っていたのですが・・・
じっさい検出されたのは、静岡市の山の中・・・・
場所は詳しくは分かりませんが、多分、山の北側の斜面に北風で運ばれた放射性のチリが降り、
それが、お茶の新芽に吸収されたのでしょう。
知事は、最初は放射線検査を渋っていたのですが、政府の指示により、
最も放射線が多いといわれる「一番茶」の時期を外し、「二番茶」のころから検査を実施したのです。
神奈川県の西部の、お茶の生産者とは対照的な行動です。
しかも、民間の業者の自主検査で検出されてからの県の検査と発表です。
この点を、報道機関も余り深く追求しないし、県民もあまり関心をもっていません。
一体どうなっているのでしょうか?
「お茶は、飲むものであり食べないので、そのまますべてが体に入らないから安全だ。」と県は説明していますが、
前の知事は、お茶を粉にして飲んでいしたし、隣の老夫婦も粉にして飲んでいます。
こういう場合は、どうなるのでしょうか。
そんな人は、数が少ないから無視ですかね。
他の地域への風評被害を恐れてのことかもしれませんが、政治的、経済的な事情を優先し、
内部被爆被害を軽視したと思われても仕方がありません。
浜岡原発の一時停止についても、県からの停止要請は出ていません。
菅総理の判断で停止要請がなされたのですが、県知事は「英断」だと言っただけです。
(このときは、余りにも大きく報道されたので、反論することができなかったのでしょう。
ただ、御前崎の町長は財政面から、ぶつぶつ不満を言っていました。)
天気予報で使われる衛星画像を見ればお分かりのように、日本上空は絶えず偏西風が流れています。
浜岡原発から放射性物質が漏れたら、確実に東側に流れます。
そして、福島までも届きます。もちろん東京にはずっと高い放射性の塵が降り注ぎます。
一千万人もの東京に住む人が、避難をしなければならなくなるかもしれません。
一体、どこへ逃げるのでしょうか?
そして、首都機能はどうなるのでしょうか?
想像ですが、この北側(写真の右側)斜面には放射性のチリが降ったと思われます。
富士山を見えないごみで汚さないで貰いたいものです。
ところで、こんな花を見つけました。
どうも、古来からの日本の花ではないと思われますが名前が不明です。
人に名前を聞かれたら、「ミヤマワレシラズ」と答えておきましょう。