ガリレオが初めて作った望遠鏡は、約4~5倍の倍率だったそうだ。
これでも月くらいは良く見えただろうが、彼はさらに20倍程度に改良した望遠鏡を作った。
その当時「月は水晶でできていて、完全な球体をしている。」と信じられていたのだが、
この程度の倍率の望遠鏡で月を見ても、月の地形がでこぼこであることは良く分かる。
アリストテレス学派は、月より遠い世界は神の領域であるから、完全な球体しかあり得ないと信じていたので、この事実をみてこう反論した。
「なるほど月の表面はでこぼこに見えるが、実際は、その上が目に見えない水晶の完全な球面で覆われているのである。」と・・・・
さて、ガリレオはこの反論に対してどう答えたのだろうか?
彼は、「実はその表面を覆うといわれる眼に見えない水晶の球体も、でこぼこしているんだよ。」といった。
結局、目に見えないものを出して議論しても、意味がないと言いたかったのだ。
今日の一枚、約40倍の倍率でみた月の表面
改めてみると、もの凄い世界が広がっている。
完全な球体より、こちらのほうが神の世界に見える。
これでも月くらいは良く見えただろうが、彼はさらに20倍程度に改良した望遠鏡を作った。
その当時「月は水晶でできていて、完全な球体をしている。」と信じられていたのだが、
この程度の倍率の望遠鏡で月を見ても、月の地形がでこぼこであることは良く分かる。
アリストテレス学派は、月より遠い世界は神の領域であるから、完全な球体しかあり得ないと信じていたので、この事実をみてこう反論した。
「なるほど月の表面はでこぼこに見えるが、実際は、その上が目に見えない水晶の完全な球面で覆われているのである。」と・・・・
さて、ガリレオはこの反論に対してどう答えたのだろうか?
彼は、「実はその表面を覆うといわれる眼に見えない水晶の球体も、でこぼこしているんだよ。」といった。
結局、目に見えないものを出して議論しても、意味がないと言いたかったのだ。
今日の一枚、約40倍の倍率でみた月の表面
改めてみると、もの凄い世界が広がっている。
完全な球体より、こちらのほうが神の世界に見える。