[テーマ番号] [テーマ]
L1 開祖が少林寺拳法を創始するに至った経緯
(留意点) 開祖の少林寺拳法創始の目的が、武道の一流一派を立てることにあったのではなく、「人づくり」にあったことを歴史の中から整理し論述すること。
L2 宗教法人金剛禅総本山少林寺が設立された経緯
(留意点)様々な選択が可能な中で、自らの教団を仏教系禅門の宗教団体として定めたりゆうについて考察し論述すること。
L3 社団法人少林寺拳法連盟が設立された経緯
(留意点)社団法人設立の背景について論述し、また、金剛禅布教と社会教育との共通部分とその違いについても述べること。
L4 財団法人少林寺拳法連盟が設立された経緯
(留意点)少林寺拳法連盟設立の背景について論述し、また、宗教法人の観点から見た同連盟設立の意義と、教団にとっての今後の課題についても述べること。
L5 支部道場の発足にいたった経緯
(留意点)支部道場と道院の違いをあきらかにし、支部道場の歴史的役割について考察し論述すること。
L6 黄卍教団の思想と金剛禅総本山少林寺の思想
(留意点)黄卍教団設立時の思想と祖師貴、そして金剛禅教団とを比較し、その中で変わった部分と変わらない部分について論述すること。
L7 三法人(宗教法人 金剛禅総本山少林寺、財団法人 少林寺拳法連盟、学校法人 禅林学園)の設立の趣旨と活動から見た独立性と共通性
(留意点)三団体の独立性と共通性について論じ、また、各団体の連携による今後の金剛全布教の可能性や課題についても述べること。
「科目」宗論(宗教論)4 仏教の歩みと金剛禅(上)
以下より2題を選択する。
[テーマ番号] [テーマ]
M1 釈尊の教えと金剛禅の接点
(留意点) 当時と現代の社会思想的背景の比較を踏まえ、仏教発生と金剛禅成立との接点について考察し論述すること。
M2 金剛禅が「釈尊の正しい教えを現代に生かす」教えであるとはどういうことか
(留意点) 釈尊の正しい教えとはなにか、またそれを生かすとはどういうことかをまとめ、金剛禅では「釈尊の正しい教えを現代に生かす」という表現をとることの意義も論述すること。
M3 釈尊の時代のインドはどんな社会だったか
(留意点) 当時のことを説明するだけでなく、釈尊の教えが人間の普遍的な問題に対する視点を持ちつつも、当時の社会における問題を解決し得る思想であった点についても述べること。
M4 釈尊の生涯
(留意点) 釈尊の生涯を簡単にまとめるか、または強い印象を受ける時期・出来事について論述すること。
M5 釈尊の説法の方法に共通して見られる特徴
(留意点) 釈尊の説法について考察し、その自他の関係についての考え、他者への働きかけ方、物事がわかるということについてなど、教育、人間関係、認識などについて論述すること。
M6 釈尊の教えの中核
(留意点) 「中道」「四諦」「八正道」のいずれかの要約を含めて論述すること。
M7 釈尊の悟りの本質について
(留意点) 「ダーマ(法)」「縁起(因縁)」「三(四)法印」のいずれかの要約を含めて論述すること。
「科目」運動論(実践論) 布教のお手引き 教団編
以下より2題を選択する。
[テーマ番号] [テーマ]
N1 仏教の僧伽
(留意点) 原始仏教教団の「僧伽」の性格を整理し、金剛禅教団が継承すべきことと現代に対応するため考察すべきことについても論述すること。
N2 道院の役割とその公共性
(留意点) 「道院」と「寺院」の考え方の違いを整理し、専有道場の役割にも触れながら公共性ある道院活動の展開について考察し論述すること。
N3 宗教法人と教団運営
(留意点) 宗教法人法が規定する世俗的な面、すなわち信教の自由や政教分離の原則、財産の所有、維持管理などと教団運営の関係について考察し論述すること。
N4 教団の共有経済
(留意点) 原始仏教教団の現前僧伽や四方僧伽などの共有経済について考察し論述すること。
N5 金剛禅修行者にとっての教団の存在意識
(留意点) 修行者の意志と教団規範の関係において、いかに自己確立・自他共楽の人間完成の道を歩むのか、教団の存在意義から考察し論述すること。
N6 教団組織における教区の役割
(留意点) 原始仏教教団の界(シーマ)や四方共有などについて考察し、金剛禅教団組織の中核としての教区の役割について論述すること。
「科 目」布教演習(阿羅漢行)2 自己評価演習Ⅱ
[方 法] 「少法師補任講習」受講の際に、「自己評価演習 自分史年表」を作成し提出する。
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