駐車場の車中で大降りの雨が弱まるのを待っていたが
一向におさまりそうもなく、止むなく川のように流れる雨の中を病院の玄関に向かう。
昨日、静岡の義父の墓参のため出かけた時、奥様から電話を頂戴した。
「先生に電話してよいものか迷いましたが、病院をお知らせします。」と。
前前日に教区長が自宅にお越しになられた時、「元気そうだからお見舞いに出かけても大丈夫」と伺っていたので、勤務状態を見て、、と思っていた矢先。
病室のドアを開けると、げっそりと痩せた腕に点滴をして眠っている先生がいた。
「先生、大丈夫ですか? ご飯が食べられないそうですが。」
ゆっくり目を開けて「おお、来てくれたんかい。すまんのぅ。」
小生の顔を見て「外出するには許可をもらわないと、、。」と細い声で。
「早く元に戻って、みんなでさ嘉なやで一杯飲みますよ!!」と言うと
ニコッとして盃を傾ける仕草を。
ありがとうと言いながら胸を張って「頑張って治すよ!」とゆう仕草。
「また来ますね(^^)v」と約束する小生に指が曲がったままの合掌礼をくださった。
病室の窓の外は、激しい雨と雷光が。
少林寺拳法一筋で、多くの指導者を輩出し愛知県に少林寺拳法を布教した先駆者。
心から尊敬する大先輩、大恩師、 とても可愛がっていただきました。
一日も早い回復をお祈りいたします。