ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

無限の可能性

2009-08-29 04:27:46 | 【被災地復興コンサート後記】 新潟にて
8月29日



2年間の想いを込めた新潟の被災地でのコンサートをいよいよ日曜から3日間行います


新潟といえば今年の高校野球で大きな感動をくれた日本文理高校


新潟県勢初の決勝進出ということだけでもすごいのに

中京大中京との決勝は本当に忘れられない試合になりました。


6点を追う九回二アウト・ランナーなしというところから

どんどん追い上げて10-9の1点差に


粘り強く、目の離せない素晴らしい試合で

無限の可能性を感じ、大きな勇気をくれました

あまりに感動して終わると涙が溢れていました


ちなみに五回に先制打を放った遊撃手の高橋隼之介君、
六回で駄目押しの2点目をたたき出した三塁手の中村大地主将の2人は、
中越沖地震の被害を大きく受けた柏崎市の出身だそうです。


産経新聞より】

地震発生当時、高橋君は中学3年生。
1週間後にはシニアリーグの全国大会に出場することが決まっていたが、「自分には丈夫な体がある。何とかしたい」とボランティア活動を志願。練習の合間を縫って、炊き出しや援助物資を被災者に届ける作業を行った。

 普段使用していたグラウンドも地震で使えず、
1時間ほど離れた山間部の練習場を整備して練習した。

シニアの全国大会は2回戦で敗れたが、
「こうして生きていて、野球ができていることだけでもありがたい」と実感して、
練習に一層熱が入るようになったという。

 一方、中村君は祖母の家が地震の直撃を受け半壊した。
肉親や友人の安否を気遣いながら練習を続けた中村君は、主将としてチームを引っ張る存在になった。
「準決勝は“柏崎コンビ”でチームを引っ張ることができた」と中村君。

 高橋君は「決勝では柏崎はもちろん、新潟県の人みんなに勇気を与えられるようなプレーをしたい」と話していたそうです。




私も震災に遭ったときは高校1年生の頃でした。

家も友達も亡くなり、生きることだけで精一杯だったなぁと当時の自分を思い出し、高校生にして高橋君と中村君の素晴らしい人間性にまた感動してしまいました。

優しく強い思いが奇跡を起こし、無限の可能性を教えてくれた気がしました。


そんな大きな感動を与えてくれた新潟に私は初めて足を踏み入れます


神戸の地震を体験してから、一期一会を大切にしたくて
私のコンサートはその場にいるお客様からのインスピレーションで
即興で進めていきます。


初めてお会いする新潟の皆さんのイメージで
どんなメロディが生まれるかドキドキです



この夏たくさんのパワーをくれた高校球児をみならって
私も皆さんに勇気や希望を音楽で届けられるよう頑張ります


復興の想いを込めて入場無料で行いますのでどうぞお気軽にいらしてくださいね。


詳細日時、場所はこちらですクリック


みなさんと素敵な時間を過ごせることを楽しみにしています

明日の新潟日報で・・

2009-08-29 03:50:57 | 【メディア】新聞・テレビ・ラジオ出演等
8月28日



今日は新潟日報さんの取材を受けました


記事は明日の朝刊に載るかもしれないということで
明日の朝は私はまだ新潟にはいないので見れませんが
新潟の新聞では初めての紹介なのでドキドキしています


いよいよ明日初めての新潟へ旅立ちます