ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

『人間力大賞大名鑑』の取材

2011-07-09 11:32:22 | 【メディア】新聞・テレビ・ラジオ出演等

一昨日は七夕でしたね

あいにくの雨でしたが、今年は色んな事があった分、一人ひとりに思いやりの心が芽生え、

自分のことだけでなく他人の幸せを願う人も多かったのではないでしょうか。

 

そんな七夕の日、今年の9月下旬に全国の書店で一斉発売予定の

『人間力大賞大年鑑』の取材を受けてきました

 

 

日本では25年前から人間力大賞が取り入れられたそうですが

大震災や放射能被害等で大きな困難に直面し、一刻も早い復興が望まれている今こそ、

人間力大賞の受賞者の元気な活動を広く社会に紹介しようということで

『人間力大賞大年鑑』という本が発刊されることになったそうです。

 

2010年度の受賞者として取材したいとのことで、

東京の出版社の方からご連絡をいただき、京都の素敵なライターさんが雨の中、

わざわざ神戸まで取材に来てくださいました

 

今までの活動や、ここに至った経緯、想いやこれからの活動のことなどを取材してくださり

とても興味を持って聞いてくださいました

 

今まで数多くの方々を取材されてきたライターさんですが 

とても驚かれたことがひとつありました。

それは私の人生には多くの事故と災害等によるいわゆる【挫折】があまりに多いということ

 

学生時代、顎にボールがあたってひどい顎関節症になって

大好きだったクラリネットを吹けなくなったり、

打楽器に転身したら腰を痛めて将来の夢にドクターストップがかかったり、

阪神淡路大震災に遭って家やピアノや友人を亡くしたり、交通事故に3回もあったり、

花火大会の歩道橋事故の時も現地にいたこと、OL時代のことなどなど・・・

(他にも書ききれないほどあり、ライターさんにも全ては話していませんが)

 

一見、とても残念な運命の人のようですが、でもそんなことがあったからこそ

コンサートや講演で色んなお話をさせていただいたり、

今の活動をがあることに気づきました。

 

辛い時こそ、普段は気づかないようなメッセージに気付けたり、

あたりまえのことがすごくありがたく感じたり、

壊れそうな心を支えてくれたあたたかい言葉は

今でもかけがえのない大切な宝物だし、

偶然とは言い難いような不思議な出会いもあったりして

どんな時も もうだめだっていう最後の時になんとか一筋の光がさして

今生きているような気さえしてきて・・・

辛い想い出もどれひとつかけても今の私はいなかったと思うと

あらためて今まで出会った全ての方々との ひとつひとつの出会いに

感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

ライターさんは、『作曲ピアニスト』ってどんな人なんだろう

音楽詳しくないし、ショパンとか言われたらどうしよう

とドキドキ緊張されていたそうで

音楽仲間と即興で遊んでいた私の演奏をYouTubeで見て来てくださっていたそうです。

 

(※ちなみにYouTubeの載せかたが未だに分からず私のソロは載せていませんが、

ずっと昔にCDショップのmoremusicさんでたまたま音楽仲間に出会って遊びで

即興しているものを撮ってくださっていたものがUPされています。

そのへんにあるおもちゃの笛とピアノで、ロスコンドルスの仙九郎さんと即興しているYouTube映像や、

ちあやちゃんと思い付きで即興連弾~即興歌で演奏して遊んでいた時のYoutube

↑クリックでご覧いただけます。

もう3年も前の即興遊びの模様です。打ち合わせやキーや合わせさえも一切なしの

ぶっつけ即興です。良かったらご覧くださいね。)

 

私はまるで野性児のような(笑) 心のままに奏でるピアノ大好き人間なので、

その日もライターさんに作曲のテーマをいただいて

即興で音楽が自然に生まれる様子をその場で見ていただいたり、

ピアノを弾いたことがないということでしたので、

娘さんへの気持ちを込めて即興連弾も一緒に体験していただいたりもして

等身大の私の音楽に触れていただきました。

 

今まで知ってたピアノと同じとは思えない、

とても楽しい時間だった、と言ってくださいました

 

堅苦しくなく、心をそのまま表す自己表現としての新しい(逆に原始的?な)

自然で自由なピアノの楽しみ方ももっと広めていきたいなぁと改めて思いました

私の主人が描いてくれた私の震災体験の絵本『さっちゃんとピアノちゃん』

興味深く見てくださり驚いておられました。

 

限られた時間で自分の想いを分かっていただくことはとても難しいですが、

感性豊かなライターさんで安心して心を開いて話すことができました。

リラックスして楽しんでお話させていただたので

お帰りになられる時には日が暮れてしまいとても長い時間の取材になってしまったので

どのように編集してくださるのかドキドキします

 

今、震災等で大切なものを失い、いろんな想いを抱えているかたにも

少しでも何かヒントになったりお役に立てたらと思い、いろんなお話をさせていただきました。

取材を受けることで改めて初心に戻り、自分自身を見直す貴重なきっかけになりました。

今後の活動ではより人の心に届くあたたかなものにできるよう、初心を忘れず

日々精進して頑張りたいと思います。

 

人間力大賞(青年版国民栄誉賞)は、1960年、アメリカが発祥で

全世界で取り入れられ、日本に取り入れられたのは今年で25年目。

今まで一般の方々が受賞者の方々の素晴らしい活動を知る機会があまりなく、

私自身も最初、松山青年会議所のかたから推薦のご連絡をいただくまで

人間力大賞の事を知らなかったので、

(過去の受賞者を教えていただいた時はあまりに有名な方々が多く、逆に驚きました)

この本ができることで様々な方面で活躍されている方々の活動内容や

心の声を知ることができると思いますので、

本屋さんに行く機会がありましたら皆さんの素敵な活動をぜひ感じてみてくださいね。


(※9月下旬に発売予定だそうですのでまた詳細がわかりましたら改めてUPしたいと思います。)

 

 

関西は昨日、梅雨があけました

これからさらに暑くなりそうですがくれぐれも体調に気を付けて

素敵な週末をお過ごし下さいね