ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

あれから11ヶ月

2012-02-11 23:59:58 | 【災害情報】

今日で東日本大震災から11ヶ月が経ちました。



つい先日も新潟の佐渡でも大きな地震があり、今は大雪もあってとても心配です。

どうかこれ以上被害が広がらないことを祈ります。




いつも周りを明るい笑顔にしてくれる新潟の小千谷の素敵なかたから、
昨日は3メートルを超える大雪の貴重なお写真とご連絡をいただきました。



 


↑一晩で車の上にこんなに積もっていたそうです



昨日は『NEWS23クロス』の取材にも協力されたそうで、


番組内で放送されていました



中でも特に印象的だったのが、福島の南相馬市から小千谷に避難して来られ


慣れない雪かきをされていた川畑さんと、平間さんの笑顔。



「ここは放射能無いですから。白い雪ですから綺麗なもんですよ。


これを越えると あったかい春が来るんだということで それに期待しましょう」



「人生の中で色々あるので楽しんで生活していきたい」



二人ともやわらかな笑顔で前向きに話しておられました。



災害だけでなく、原発の影響でやむをえず故郷を離れ、さらに大雪で大変でしょうに


今を懸命に、光を見つけて生きる姿が、私にはとてもまぶしく輝いて見えました。



私は阪神淡路大震災の後、4月からは父の社宅のある大阪の大東市へ避難し、転校もしましたが、

災害のショックと、大好きな故郷と大切な人たちを離れて辛い時に触れたみんなのやさしさは今でも忘れられず、

大東市も自分の中で第二の故郷と感じる大切な場所になりました。

友達もでき、あの時から、出会いはきっと偶然ではなく必然だと感じるようになりました。




川畑さんたちは去年の3月、行き先も分からない避難バスに乗り込み、


たまたま到着したのが新潟の小千谷だったようです。



私も以前、新潟の被災地に演奏に行かせていただいた時に 


小千谷の方々のあったか~い心に触れて


優しく大きなエネルギーをたくさんいただきました。

きっと避難して来られた方々もそんな小千谷の方々の包み込むような優しさ心にも触れて、少しずつ素敵な笑顔を取り戻せたのではと思います。


いつも小千谷の方は
雪があるから雪解けのおいしい水で おいしいコシヒカリができるんだよ。
と自然に感謝し雪と共存して、毎日を楽しんで過ごされていて素晴らしいと思います。





私も見習ってどんな時も光を見つけて楽しみながら生きていきたいです。


昨日もNEWS23のエンディングで私の好きなB'zの歌が流れました。

昨日のニュースでは、私がB'zの歌の中でも特に好きな『光芒』を思い出しました。


"光を求め歩き続ける
君の情熱がいつの日か

誰かにとっての
光となるでしょう

誰かにとっての
兆しとなるでしょう"



これからも一人一人がそれぞれに光をみつけて
素敵な笑顔が輝きますように。