ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

今朝の毎日新聞に

2012-09-15 15:15:50 | 【メディア】新聞・テレビ・ラジオ出演等

今日の毎日新聞朝刊(阪神版)に

来週のコンサートのことが紹介されています。



感性豊かな記者の方が私の想いを感じてくださり、

一人でも多くのお母さま方が聴きに来て癒されたらいいですね、

と大切に文章にしてご紹介くださいました。 ありがとうございます

    

私もママになって1歳。

まだまだ未熟で 産後初めてのコンサートということもあり

当日は 皆さんに力をお借りすることもあるかもしれませんが

コンサート後はリフレッシュして みんながあったかい笑顔で

しあわせな気持ちで また育児や家事をがんばれるよう

心をこめてがんばりますので よろしくお願いします



最後に朗報ですが、いつも応援してくださっているグリコの方から

21日、コンサートに来てくださった皆さんに ぜひ配ってあげてくださいと

おいしいお土産をくださることになりました

グリコのFさま、本当にありがとうございます

(素敵なグリコとの出会いは過去のブログで⇒こちら



21日は北青木児童館で お会いできるのを 楽しみにしています

あなたの笑顔が 輝きますように



うたのちから と 神の子

2012-09-15 12:49:15 | 【出会い☆】

様々なシーンで心に沁み入るあったか~い歌を歌われる 梅原司平さんが

コンサートで神戸に来られました。

梅原さんとの出会いは新潟の小千谷の優しい方からの一通の小包がきっかけでした

過去のブログ

 

私はジャンル問わず、心に響く音楽が好きなのですが

梅原さんの優しさ溢れる歌に すっかり癒されて 力をもらい、

早く生で聴いてみたいと思っていました。

 

昨年は梅原さんのデビュー40周年の記念の懇親会で

おそれ多くも、大切な一曲を私のピアノでコラボレーションをと、

関係者の方が企画してくださったこともあったのですが

 

当時の私は 右顔面に大やけどしていた時期で 

とても人前に出られる顔ではなく、

顔に保護シートをつけたまま 初対面も悲しいので断念し、

お会いできなくてずっと残念に思っていたんです

 

でもきっといつか 偶然は必然と思える素敵なタイミングで出会えるはず、と 

自然な流れでお会いできる機会を楽しみにしていると 小千谷の方が 

神戸でコンサートがあるよとを教えてくださいました

 

コンサート当日の朝、梅原さんのCDを聴いて準備していると、

曲が終わった絶妙のタイミングで 息子が向こうの部屋で 嬉しそうに拍手してました

心にいいものは 赤ちゃんにも やっぱりわかるんですね 

 

生の音楽を 息子にも聴かせてあげたいけれど 

コンサートで もしもご迷惑をかけてはいけないので

思いきって息子を実家に預けました

 

おばあちゃんと おうどんを一生懸命食べている後ろ姿を 切なく見つめながら

ごめんね・・・とそ~っと出発

久々にひとりで電車に乗り、身軽だけどちょっと寂しい・・

 

さて、コンサートの開催される神戸文化ホールに到着

 

中学・高校時代は吹奏楽のコンクールが行われた場所で

短大時代もこの神戸文化ホールで定期演奏会だったので

青春の想い出がいっぱい詰まった大切な場所で

梅原さんに会えることが すごく嬉しくて不思議でした

 

『売れない歌手でよかった』という本を書かれていますが、

全国にあったか~いファンの方々がたくさんいらっしゃるので

もうまもなく満席という状態でしたが、優しいお気づかいで なんとかチケットを確保できました

 

一曲目から 心があったか~く癒されて 涙が溢れてしまいました

忙しい毎日で 忘れかけていたような 大切な何かを補充してもらったようで

全てが愛おしくなって 早く帰って息子を抱きしめたくなりました。

ずっと生でききたかった『ここへおいで』も聴くことができました

  

知覧の特攻隊の歌にも梅原さんの語りにも感動して号泣

いろんなことがあっても 平和に暮らせている 今のありがたさを感じて

ありためて感謝の気持ちでいっぱいになりました

 

梅原さんの作品に 『折り鶴』という歌があり

この歌は 吉永小百合さんが原爆詩朗読される際にも 使われていて

今は、梅原さんの了承を得て、『広島』の部分を 『福島』に変えて使われているそうです。

 

東日本大震災から一年半が経ちましたが この大切な歌に救われている方も多いと思います。

吉永さんと同じ舞台で共演するのが夢 とおっしゃっていましたが、その日も近い気がします

 

今回、社会福祉法人かがやき神戸の方々が共催されていて

輝き仲間の舞台として、みなさんの朗読や合唱も聴かせていただけて、

そちらにも感動してまた涙が溢れました

 

梅原さんは素敵な音楽にのせて いろんなことを歌の間に語ってくださいます。

そのひとつに、灰谷健次郎さんのお話がありました。

(感動に浸っていたのでうろ覚えなのですが)

 

沖縄では 3つの約束事があって そのひとつに

『障害のある子が生まれた時は 神の子だと思ってみんなで大事にしよう』とされているのだそうです

 

私の中で目から鱗というか 妙に納得できて衝撃でした。

沖縄だけでなく、私たち一人ひとりが もっとそうあるべきだと感じましたし、

その周りで支える方々のことも 神様に選ばれた方なのではと思いました。

 

そして、ふと、東京の石田和之さんのことを思い出しました。

 

今から3年前。当時、船井総研でコンサルタントをされていた石田さんは

大切な息子さんの将来のことを想い、障害があっても一人ひとりが

しあわせに働ける社会を作るために

『働くしあわせプロジェクト』を立ち上げられました。

 

その想いをドリプラ2009で2300名もの前でプレゼンされることになり、

そのプレゼンに合わせて、皆さんの笑顔を思いながら

BGMを作曲させていただいたことがありました。

 

石田さんのプレゼンは見事に観衆の心に届き、感動大賞を受賞し、

この夏からは、就労移行支援事業所『働くしあわせ』を立ち上げられ

素敵な仲間のみなさんと顔晴っておられます。(石田さんのブログはこちら⇒働くしあわせプロジェクト

石田さんにも伝えたいな

神の子たちの笑顔がこれからますます輝くといいな

 

 

梅原さんも輝き仲間のみなさんも素晴らしい詩で表現できて 本当に尊敬します。

音楽の力+言葉の力で よりしっかりと心に伝えることができるのですね

音楽は目には見えないけれど みんなの心が音楽で繋がって優しいきもちで一つになり、

何かが変わっていく、まさにうたの力を感じました

 

私は顎関節症で自分は歌えないこともあって 

詩もあまり書いたことはないけれど、また久々に歌も作ってみたいかも・・

なんて思ってしまいました。

 

ピアノのみで伝えるのが最善で 言葉で伝えるのが苦手な私ですが、

こんな風に心が揺らいでしまうほど うたのちからの素晴らしさをひしひしと感じました。 

(あ~やっぱり言葉では伝えづらくてもどかしいほんまにほんまに良かったんですよ

 

最後、梅原さんにお会いして お手紙とささやかなお土産を渡すことができ、

阪神淡路大震災で 身代わりに破片になって助けてくれた相棒のピアノも見てくださいました。

 

いい歌をたくさん聴かせていただいいて胸がいっぱいで感動のあまり、

写真を撮らせていただくこともすっかり忘れていましたが

とっても素敵なかけがえのない時間でした

 

輝き仲間の皆さんが一生懸命手作りされた 

かわいいひまわりの手作りのバッチも全員分配られ、心がほっこりしました。大切にします。

 

素晴らしい歌と共にいろんなことを考えさせられる大切な一日を 本当にありがとうございました。

 

私も来週金曜日は、復帰初めてのコンサートです。

ドキドキですが、大きな大きなパワーをいただいたので、私も皆さんに素敵な音楽の力を

お届けできるように頑張ります

 

今日も皆さんの笑顔が輝きますように