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ラフ2  by近藤嘉宏

2009-11-05 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
 11・1(日)は15時から、彩の国さいたま芸術劇場・音楽ホールで、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を鑑賞。
 ソリストはもちろん、近藤嘉宏さん。 共演は、以前から縁があり4度目だという、浦和フィルハーモニー管弦楽団(市民オケ)・指揮:佐藤寿一さんで。

 近藤さんの熱演のほどは、本人さまのブログをご参考に。
 といいながら、やっぱり記録用に引用させていただきまひょ。(しすぎか?)

 -------------

 今日の本番はリハとはテンションがかなり違って、
 ちょいトランスっぽい推進力を弾きながら感じました。
 そういう状態の時って自分の中の何か、
 いわば本能のようなものに突き動かされるように進むので、
 頭で考えて理性的に調節なんて無理ですね。
 まあ、一長一短ではありますがそれがライヴの魅力でもあり、
 そういう状態の時に得難い瞬間が多いのも事実。
 まさに紙一重ですな。

 --------------

 近藤さん曰く”スペシャルデザートのような”もの(協奏曲とはソリストにとってそんな感じなんだと。)を弾ききった近藤さんはいい表情でした。

 私がいたのは左側の最前列。脚がアップで見られるような位置でして、確かに、熱演のうねりが脚に伝わって、靴の裏の磨り減り具合がわかる(いえ、磨り減ってはいませんでしたですが。)くらいに、おみ脚踊りを堪能させていただきました。

 いやー、渾身であのような曲をお弾きになると・・太ももも持ち上がったり、後方への蹴り上げも音楽と連動して盛り上がりを見せ・・・見事でした。・・って、おみ足がメインではなく。←あたクラ。←何の略だ!ってか幾つだ。


 いやいやー、場所が場所だけに音のバランスは良くなく、ピアノがかき消される場面も多かった(特に1楽章などは・・)けれど、メインのお手手の方から発散されるエネルギーも、なかなかどうして。
 近藤さんが仰るような感じで、落ち着いてオケと一体となってなんかはいられない!というような、近藤エネルギーが迸り、、先走る・・とまではいかないけれど、もっと!情熱を音に全て乗せて、、と、楽器の限界にもどかしささえ感じるようなところがあったり、近藤節、盛り上がってますなぁ~という感じでした。

 まぁもともとこの曲は、ソリストのエクスタシー度が高いような曲なんですけれども、ずいぶん昔に大阪で聴いた近藤さんのは、けっこうきっちりした演奏で(今の方が、きめ細やかさは光りますが)、面白みは少なかったかな、という記憶です。
 今回はそのときより、”得がたい瞬間”が多かったでしょうね。
 以前から近藤さんを知っていると、やっぱり幅が増えて”変わらずに変わっている”変化の程が覗えて、感慨です。

 2楽章の最初のフルートとの対話も、よかったわん
 うらやましいぞ、フルートのおっちゃん。その役やりたかったわん。近藤さんの優しいリード(音楽だけは・・笑)で
 ま、音さえ出ませんけどね。私は口でやること全般、超不器用なので。。。ジャミンとかがうらやましいわ。



 と、ここで忘れていた今回のプログラムを一応。。

 山田耕筰; 序曲 ニ長調 

 ラフマニノフ; ピアノコンチェルト第2番 ハ短調 作品18
         
         前奏曲(たぶん10番)嬰ハ短調 (近藤さんアンコール)

 ブルッフ; 交響曲第3番 ホ長調 作品51


 アンコールに山田耕筰をもう一度。

 山田耕筰のは、いかにも、山田耕筰が作った「日本人最初の管弦楽曲」という感じで、それらしーきフレーズも出る、普通に盛り上がりのある曲。
 当時の日本人の楽曲としては、画期的だったんでしょうね♪

 ブルッフは・・・失礼、てんで聴いてなかったですわ。
 ちょっとサプライズもあったりして、そのせいではないはず、、だけど、知らない曲だし、そんなに面白そうな曲ではなかったかな。

 あ、近藤さんのアンコール・・・♪
 真央ちゃんが今使ってる曲ですが、私も弾いたことのある曲で懐かしかったし、情熱の余韻をなだめ落ち着かせつつ、でもまた盛り上がっちゃるぜぃ。みたいな感じでいい選曲でしたかな?
 個人的には、もうすこしテンポ落としてじっくり・・がよかったかな。



 今回、個人的には、それ以外にサプライズが2つありましたわ。
 ひとつは、今回行ってよかったと思うこと。
 もうひとつはまぁ、些細なことですけれども、ちょっと、いやだいぶオーバーにびっくりしてしまった。思い込み失礼 
 その関係者さんから、jammin’Zebファン必携のしおりも頂きまして、そっちの方向の密談が中心になったり・・・♪
 
 

 ↑この写真は、会場内での近ファンランチ会のものではありません。残念ながらランチは欠席でしたので。
 終わってから、母と回転すしを食べたんだが、私が帰ってそのことをしらばっくれてたら、西八王子南口出て近くのスーパーアルプスの横にあるイタリアン「アントレー」に連れて行かれまし店。

 鯛のプロバンス風(写真)とか、イカとホタテのトマトパスタ。
 イカと小エビのところを、エビ・・・と言ったら、ホタテで作ってくださいました。
 私は好き嫌いは殆ど皆無なので、嫌いなわけではないんですけれど。
 けっこう良心的なお値段で、美味しいお店です。
 ダンナの好きなシラズのワインも舐めときました。

ドラクエ6 DS版発売 + FF、クロノ、ディグダグ

2009-09-21 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
  DQ6 / カルベローナ
 
 ゲーム音楽ばかりですいませんな。6コめ記事かな。
 ↑「精霊の冠」という曲です。

 ドラクエ、もういちどやるなら6がいいかなー。 DS版の発売日決まったみたいですね。
 夢の世界と現実の世界のでき事の関連性をちゃんと覚えて行き来し、話を進ませる。
 夢の世界とか時間の移動とかいう設定好き。(だから、下にクロノトリガーもあるよ)
 今どっちにいるんだっけ?と、ときどきこんがらがってくるんだな♪
 6はメモはもちろん、地図も自分で描かないと分かりづらかったような・・



 dragon quest Ⅴheaven   ennennennさん  Ⅴですが、前回Ⅳの天空城に続いて・・


木漏れ日の中で(DQⅥ) ヴァイオリン×3+ピアノ

 ↑もえますわ・・ ヴァイオリン弾ける人ってカッコイイですねぇ~

 
  Dragon Quest VI OST - Inviting Village 6の

  Dragon Quest VI OST - Dungeons ぶきみなところを

 Dragon Quest VI OST - Frightening Dungeon あらわす曲を

Dragon Quest VI OST - At the Palace えらんでみました。



 ドラゴンクエスト6 『さすらいのテーマ-Through the Fields-』   再登場の kgakiraさんのピアノで、テリーのテーマ。


 FF2 『反乱軍のテーマ』 FFも。なんともなつかしい。

 FF3 『水の巫女エリア』 kgakiraさん いかにもFFですな。

 FF4 『黒い甲胄ゴルベーザ』 kgakiraさん バッハではありませぬ。

 ドラクエと比べると、やはり全体的に退廃的なイメージ。 ま、画も話も音楽もなにもかもリアルに近い感じだからかな。文明も発達してるしね。



 Final Fantasy 3 : ファイナルファンタジー3「村」 
・・ なぜか前触れなくディグダグで遊びだす!
 arix001さんのピアノ
 たいへん貴重な再現音じゃ! すごい耳コピだね~♪

 たいへんなんだよね、ディグダグ(←穴掘ってホースで空気注入するやつね。)も。
 哀しいかな、実際では人間、すばやさはそう上がっていくもんではない(笑) ツィンビーとかも、上達しなかったしなぁ。
 決まった動きを指に覚えこませて弾くピアノはともかく、やはり私は生まれつき、脳の処理速度がトロいんだなぁ。。
 
 マリオの練習 arix001さん 言わずと知れた、あれです。
  ・・マリオだけはそこそこうめかったんだ。
  ・・・いくらでも止まれるからね。


  ドラゴンクエスト5 海のテーマ arix001さん かなり本格的。



 ・・・すぎやまこういち氏、作曲家としてはすばらしいですが、、、
  その政治的発言にまで影響される人が少なくて済みますように・・・
 
 多様な意見を見てから(たとえば赤旗のページでレッツ検索。)ご判断くださいね、そこの若いお人。。。
 


 クロノトリガーより 「時の回廊」  時空のたびをする、伝説の神ゲー(1995年)。もう一度やりたいな。老後にでも・・

 光田康典氏の音楽もかなり好きです。無機質感、悲壮感、不気味さ、神秘、せつなさ、勇ましさ、ちょいおちゃめ、、、このゲームにマッチしすぎ。
 すごい人はみんな、世界観を表すのがうまいですね。
 
 
      「やすらぎの日々」
       
       「黒の夢」

       「マノリア修道院」 


 きのう、クレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人氏が亡くなったことが判明してしまいました・・・小学生の時から親しんできました。世界何十カ国でも親しまれてるとのこと、そこまでとは驚きました。そういう意味でも、個人的にも、寂しいしとても残念・・・・・←ボディブローくらったわけではないです。 

ドラクエⅣシンフォニー 

2009-09-15 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
  Symphonic Suite Dragon Quest IV - 09.The Unknown Castle
 ~Performed by The London Philharmonic Orchestra~
 ロンドンフィルの演奏、指揮は作曲者・すぎやまこういち(椙山浩一)氏で、 
 Ⅳ~導かれし者たち~ 天空城の曲ですわ♪ 素晴らしいヴァイオリンだと、これまた一段とうつくしぃ~

 音楽は、うつくしぃ~です・・・ドビュッシーと同じく?(・・哀)

 ↓↓も、同シリーズです。
 イギリス人?たら、コスプレと大掛かりなセットで、映画にまでしてくれちゃってます。世界で人気なんですね。
 日本3大ドラの1つ!(ドラえもん∩((=゜∀゜=))∩、ドラゴンボール、ドラゴンクエスト。・・って、他にドラ思いつかんけど)。

 そして、すばらしきロンドンフィルの方々が、大真面目に演奏するドラクエ。
 ちょっと面白いのと感激とで、何度も鑑賞したくなる♪ 


  Dragon Quest IV - 02.Menuet(城)

  IV - 03.Comrades(間奏曲と勇者の仲間たち)

  IV - 04.In a Town (街でのひととき・カジノ・コロシアム)
 カジノで、すぎやま氏バーンスタインみたいです(踊ってる)

  IV - 05.Homeland~Wagon Wheel's March(勇者の故郷・馬車のマーチ)

  06(洞窟と塔)は省略。
   好きな曲なんだけど、なぜだか完全1度下がってて・・・
   なんか緊迫感なし。雰囲気変えてみたかったのかなぁ。
   興味ある方は聴いてみて。これらの関連動画で出ますので。

  ちなみに、03の2曲目「勇者はひとり行く」と、3曲目アリーナも完全1度、「ジプシーの旅」は長3度下がってますね・・・
  ま、06みたいに雰囲気違いすぎて気持ち悪くないからいいけど。
  他にも、覚えてないだけで変わってるのがあるかも。誰か気付いたら教えてくれ。

  IV - 07.Elegy~Mysterious Shrine(エレジー、ほこら)


  IV - 08.Balloon's Flight~Sea Breeze(熱気球の旅、海風)


  IV - 10.Battle for the Glory(戦闘~通常からデスピサロまで~)

  IV - 11.The End

  
  ・・音楽は好きなのですが、、、
  すぎやまこういち氏、政治的立場はとてもいただけません。。
  哀しいし、国民的影響力があるだけに。。はぁ=3

鈴木大介ギターリサイタル

2009-04-21 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
 BS2で今日、10:55~鈴木さんの演奏姿を初めて拝見しました。
 すんばらしかったです。

 ギター演奏って、興味はありつつあまりちゃんと見たこと(聴いたこともあまり・・)なかったですけど、やっぱすごいですねぇぇ。
 奏法などまるでわからないけど、すごい細かいことやってらっしゃるらしきことは、伝わってきました。

 どの楽器でもそうですが、すごい人って、一音一音ニュアンスの出し方が細かいんですね。

 左手の押さえ加減も調節してるんだろうから、すべての指先で音を決めることといい、和音が出せて扱う音が多いことといい、ピアノと近いものがあるので、動作を見ると特に興味深かったです。

 でも音色の変化の可能性はピアノより多そうだし、右手なんてスキマの小さいところでコチョコチョやってるし、ピアノ以上にすごく細かい動きを器用にやってのけているように見えました。

 

 プログラム

 シューベルト 涙の賛美
          愛のたより
          わが宿
          セレナード

 池辺晋一郎  ギターは耐え、そして希望し続ける

 ブリテン    ノクターナル 作品70

 アルベニス  スペイン組曲から「ガディス」

 2008・12・17 サントリーホール(小ホール?)から抜粋。


 シューベルトは歌曲の編曲なんでしょうかね?解説ないから分かりませんが。

 

 音楽の内容は、奏法と音色に着目していたためちょっとした印象しか残ってませんが、全体的にちょっと闇をくぐるような感覚のものが多かったかな。
 覚えやすいような曲ではない。
 最後のアルベニスだけはメロディアスな部分が多く、雰囲気が違って民族的で少し明るかったけど。

 でもみんなよかったです♪

 池辺さんの曲も、良かった。どこかの収容所を訪れた時の印象を曲にしたもので、2007年の鈴木さんのリサイタルの為に書かれたそう。 

 赤旗によく応援コメントされるだけあって題名の印象通りの曲。また聴きたいです。

 はい、いつでも共産党の宣伝ですよ。勝手に広報担当ですから。それにしても共産党は広告費ないにしてもいつまでたっても垢(赤)抜けませんな。。
 もう少しだけ、スタイリッシュにできないものかねぇ・・いい意味でも悪い意味でもなく客観的に見て、考え方の傾向と垢抜けなさに関係あるんだろうけど(自分も含めてね)、あまりにもダサすぎるだろう!世間に少しは合わせる努力しないと、支持率上がらんよ~!と思うわ。
 ついでにいうと、テレビタックルによく穀田さん出すのやめて、もっと気の利いたこといえるイメージのいい人、出してほしいわ・・山下よしきさんがこの頃、朝までテレビなどに出だしたらしいけど。あの人ならだいぶイメージいいでしょ。志位さんよりもね。。(私は志位さんは好きだけど。)


 ま、横道はこれくらいにして、、なんだっけ?まぁいいや、今度鈴木さんのCD買おう。図書館にもリクエストしてみようっと♪ 6月6日にお会いできるのも楽しみ!

 あ、そうそう、このリサイタル、近藤さんも行ってらしたやつですよね。
 池辺さんの曲が終わって、鈴木さんが会場を眺めてゲストを探すしぐさをした時、近藤さん!?って一瞬期待したのは私だけじゃなかったらしいです。
 親子シンクロバカですねー。池辺さんに決まってるやん。
 ま、どっちが登場しても感動的ですけどね
 
 

  

諏訪内晶子さま!

2009-01-08 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
 今日も、ただいまミイラちゅう~です。
 年末年始は、バイトに行く以外の時間はほとんど動きにくいミイラで我慢です。
 今年の夏になるまでに、なんとか全身の傷がなくなるようにがんばります。
 そんなことも、他にもあんなこともあり、私の昨年一年を漢字一文字で表すと、「換」になると思います。
 ホントです(笑)

 今年の終りには、「そういえばあんなことあったなぁ。」「これからもきをつけなきゃね」なんて言っていたいです。
 どんどん変換しまくって、変身するぞ。

 こんなこっといいな、できたらいいな
 あんなゆーめ こんなゆーめ いっぱいあるーけどー♪

 今年、私にとっても皆様にとっても良い年になりますように

 
 SNOOPYが好きなヒトはクリックして
 ちょーかわいぃわん


 ・・というわけで、タイトル本題に入ります。
 1月6日にBS2「クラシック倶楽部」で放送されていた、諏訪内晶子、ニコラ・アンゲリッシュ デュオリサイタルがとても素晴らしかったのです。

 諏訪内晶子さまは前から好きでしたが、年末に教育テレビで放送されたNHK音楽祭でのシベリウスのヴァイオリンコンチェルト(指揮:アシュケナージ、フィルハーモニア管弦楽団)を聴いて、もっと大好きになりました。

 昨年のNHK音楽祭は、魅惑のヴァイオリンコンチェルトと題しまして、
 庄司紗矢香がチャイコフスキー第2番、
 ジュリアン・ラクリンがブラームス、
 サラ・チャンがブルッフ、
 諏訪内晶子がシベリウス
  というシリーズでしたが、

 ラクリンの野性的で厳格なブラームスにもびっくり、感心したけど、
 晶子さまの、すごく上品で張り詰めた、素晴らしいシベリウスに感動したのです

 評論家の諸石さんの解説によると、庄司さんと晶子さまはストラディバリ(繊細で女性的)で、
 ラクリンとサラ・チャンはガルネリ(野性的、音が太く、情熱的)だということでしたが、同じストラディバリでも、比べてみると庄司さんの音と晶子様の音は全然違いました。

 
 6日のデュオリサイタルでも、なんせ晶子様の音は格別に上品で、知的で、ニュアンスに満ちていて、惚れました。
 私が男性ならあの音と眼差しとでイチコロですな。そういえばダンナも、私と付き合う前に私が「クラシック好きですよ」と言うのを聞いて晶子様のCD買ってたしな。(やっぱり知識のない人はまずお顔から入るもんだ。)やっぱ女でも惚れるもんな。ブラボー!晶子ー!!とテレビの前で叫びたくなりました
 上品さはもちろん常に維持、異空間に飛んでいくような深遠な音。
 ガルネリより線は細くとも、強い意志と、一音一音に意味が感じられる、素晴らしい演奏でした
 

 6日のは、2008年4月10日、サントリーホールでの収録でしたが、 
 プログラムは、

 モーツァルト ヴァイオリンソナタ変ロ長調K.454
 ドビュッシー ヴァイオリンソナタ(最終作品)
 ブラームス  ヴァイオリンソナタ第3番ニ短調Op.108

 でした。全部、モーツァルトもすごくいい曲で、感激。
 ドビュッシーのは死の前年に病の中で書かれた最後の曲だし、
 ブラームスのは53~55歳頃の作品だけど、親しい仲間の死に直面していたときのものだということで、なるほど、そのような哀切が感じられる名曲です。

 このような音楽が好みな私、大好きな曲が増えそうで嬉しいです。

 このような機会を与えてもらったので、2009年は、晶子ブームに突入する予定です

紅白で泣き納め

2007-12-31 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
 ピアノは28日で弾き納めになってしまいました・・

 紅白で泣きまくってしまったから・・

 紅白で号泣するなんて、今まで記憶にございませんことよ。
 どうしちゃったのかしら、わたくし。・・年かしら?
 ・・自分の精神状態がおかしいんか!?ってくらい泣きまくりでした。

 寺尾聡の「ルビーの指輪」から始まって(歌詞初めてちゃんと聞いたのに。)、以下、泣いたorなきそーになったやつ・・
 スキマスイッチ「奏」
 浜崎あゆみ  「エレジー」(だっけ?)
 槇原敬之   「GREEN DAYS」
 幸田來未   「愛のうた」
 aiko     「」
 平井堅    「エレジー」
 中村中    「ともだちの詩」
 中島美嘉   「LIFE」
 一青よう   「ハナミズキ」
 秋川雅史   「千の風になって」
 ドリカム   「アイシテルのサイン」
 
 どんだけ泣いとんねん。何が何がわかっとるんか。ってかんじですが。
 今年は人と人を繋ぐ、「歌の力」みたいなテーマだったようで・・・
 みんな別れを予感させるよな、泣かせる歌ばっかりやんか~~
 しまいにゃ、のどが痛くなったわい(どんだけ~。。←これはすぐ死語になると思うってか、あんまし好きじゃない)
 ・・わたしゃもともと別れの場面には弱いけど、
 今回、ほんとーに弱いんだなと思ったよ

 今年は、坂井泉水さん、阿久悠さん、吉田美和さんの夫、歌じゃないけど羽田健太郎さん・・と、音楽界でお別れが多い年でもありましたね。吉田美和さんは、そんな歌、歌って大丈夫かなと心配しましたが、あたしとは違いました。強かったです。

 阿久悠さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」by和田アキ子 もよかったです。

 大急ぎで書いてしまいましたが、今年、このブログ見てくださった方、いらっしゃったら(笑)ありがとうございました~☆ 来年も好きなように続けますのでよろしく

ブラームス:ヴィオラ協奏曲1番・2番

2007-12-26 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
 風貌に似合わず(今は意に沿わず老けてきたが)幼少の頃から老境の心意気(老人くささ)も持ち合わせていたらしい私は、やはり、時々ブラームスのような諦観を帯びた曲に寄り添いたいのでしょうか。。
 飽きませんね。妙に落ち着きますねぇ。。
 この頃毎晩、この曲、ヴィオラ協奏曲1番と2番 Op,120-1と2 を聴いています。
 
 ヴィオラ: ユーリ・バシュメット
 ピアノ:  ミカイル・ムンチャン(Mikhail Muntian)←古いMDで読み方違うかもなので。

 ヴィオラはこの人の演奏しかあんまり聴いたことないですが、やはりいいですねぇ。
 よくチェロが人の声に近いと言われますが、ヴィオラも。。
 ってかヴィオラの方が・・。バシュメットさまだからかな??
 なんか語りかけられているような感覚に陥ります。

 何かに疲れているとき、こういったものを聴くと良いかもしれません。
 ホントにいろいろと語りかけてくれるようなので、癒されるかも

 
 
 そのあとに入れていた、歌曲もいいです。
 ブラームス・2つの歌Op,91
 「鎮められた憧れ」と「聖なる子守歌」。
 
 メゾ・ソプラノ: ラリッサ・ダドコヴァ(?、Larissa Diadkova)

 メゾも良いわ~。落ち着いてて。
 やさしいお母様が歌ってくれてるみたいだわ。 
 生まれ変わったら、こんなお母様に歌を教えてもらって、天使の歌声のソプラノ歌手になりたいかも(←なんてウソ。私には歌は向かんわ。よけいなイミシン妄想でした。)

 
 ブラームスさん・・我が心の友よ。

 ・・「心の友」というと、どうしてもジャイアンの顔が浮かびますがね。
 
  
 

ホルン・トリオ(2)

2007-12-01 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
 ひきつづき、ホルン・トリオのCDです♪

 大空へ羽ばたくような、ツェルニー、
 夢の中の天空世界のように温かいシューマン、
 
 そして私にとって、とても大事な存在であるブラームスの
  
 ホルン三重奏曲 変ホ長調 作品40 も入っているのです。

 かなり充実です。
 この1枚でかなりホルンの魅力、室内楽の魅力が堪能できるでしょう。


 やはりブラームスは無視できません。
 彼の曲の多くに共通していると思いますが、
 内面の葛藤が移ろいゆく様、心の叫び。
 明るい光が降りてきたことを思わせるように時折見られる、美しすぎる和声。
 
 深く重く、どの曲も足を踏み入れがたいような印象がありそうですが、
 実際は、聴いてみるとすごく共感を覚えやすい曲が多いんじゃないかなと、思えてきます。
 その実、歌謡曲のような親しみやすい要素が多分に含まれているのではないでしょうか。
 
 
 この曲も例に洩れずですが、4つの楽章の中に優しい歌、哀しさ、迷い、激しさ、スケルツォ、敬虔な趣のフレーズ、過去への憧れのようなもの・・とこれまたブラームス色の濃いあらゆる魅力がちりばめられ、とても聴き応えのある曲になっております。

 ブラームスにとって、思い入れが強い曲でもありそうなことも解説に書いてありました。
 少年時代にホルンをたしなんでいたブラームスは、母の心を慰めるためによく吹いて聴かせたのだそうです。 
 そして、この曲を作曲中に母親が亡くなったらしいのです。
 この曲にはそんな母への想いが多く詰っているのでしょう。

 
 ブラームスはホルンに慣れ親しんでいたのですね!
 ホルンの曲も多いのかしら?
 これでますますホルンにハマリがいがあるというもんです。

 ~~この曲で彼は、時代からするとアナクロニズム的に映るE♭管の無弁ホルン(いわゆるナチュラルホルン。ブラームスも用いた独語表記ではヴァルト・ホルン)を指定した。
 自然倍音列を基本としながら、ベルの中に差し入れた手の位置によって音程を変えるハンド・ストップのテクニックを用いて演奏する無弁ホルンは、ブラームス当人も慣れ親しんだ楽器だ。
 ハンドストップによる音質変化も効果的と思えるパッセージが随所に見受けられるし、ブラームスが友人にあてた書簡の中には(おそらくレガートの楽句に関して)、「ハンド・ストップを用いると必然的に音量が控えめになり、ヴァイオリンやピアノとのバランスがうまく保てる」という意味の言辞が残されていたりする~~
               
                   ~~解説より~~ 
 
 ↑引用長すぎたかな。 まぁホルン・マニアへの第一歩かな。(マニア?)

 フルートマニアにもオーボエマニアにもならなきゃいけないし(←?)、弦楽器も好きだし・・
 本業のピアノやってる暇なんかないわ!(←勘違い)


 
 

ホルン・トリオ

2007-11-29 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
 またまたCD鑑賞/図書館シリーズでございます
 
 今回は、ホルン・トリオの皆様です。(2006年7月録音)

 ホルン: ラデク・バボラーク
 ピアノ: 清水和音
 ヴァイオリン: ローレンツ・ナストゥリカ

 
 まず、ツェルニーさんの
 プルミエ・グラン・トリオ 変ホ長調 Op,105
 
 珍しい。ってか私はツェルニーの聴かせ曲ってほとんど初めて聴いたけど・・。
 とってもさわやかな美しい曲でなかなかよいです。
 ホルンの懐かしさもあり、幸せな、いい気分になります。

 さすがベートーヴェンのおでっさんというか、
 ベートーヴェンをもうちょっと柔らかく癒し系にした感じです。
 
 
 第1楽章は、ゆったりした大空を思わせる主題で、空高く天空世界に向かって飛んでいくよー☆という感じです。
 第2楽章は、懐かしく温かい音で、天空世界へ行くにあたっての注意事項なんかを語りかける感じ。(←?)
 第3楽章は、幸せの国に着いたよ(怪しくござぁせんよ)♪ってな感じ。
  美しく平和な天空の国に着いて、踊ったりして楽しく暮らしてます。(言い切り・勝手にストーリー)

 全体として、柔らかくぽこぽこしたホルンの音色もあり、幸福感を感じます。
 
 この曲はピアノ三重奏曲の1番として書かれていますが、
 チェロパートに、”又はホルン”という指定があるということです。
 私にはこれは是非ともホルンがいい♪という気がいたします。
 

 シューマン
 アダージョとアレグロ 変イ長調 Op、70

 アダージョ: 静かなやすらぎのなかで、吟遊詩人・・じゃなくホルン奏者がひとり、
  ちょっと切ない懐古的な音楽を吹いています。(またもや言いきり)

 アレグロ: そしてみんなが集まってきたので、ちょっと演奏会になったりして。。

 
 この曲調でしかも、ホルンの懐かしくやわらかい音色を聴くと、どうしてもドラクエ風中世世界のイメージが。
 分かってくださるかしら?
(女性で共感するのは少数派? いや、FFも好きだったけどさぁ~。←そういう問題だろうか)
 ツェルニーの第2楽章とか、シューマンなんか特に、天空城のような雰囲気でしょうか。
 天空人とかエルフとかがそこらを歩いてそうな感じしませんか、そこのおじょうさん。
(しませんっぽい。)
 
 

 
 

 
    


 

第2ヴァイオリン

2007-11-26 | 器楽・オーケストラ (ピアノソロ以外)
 今日は一日一人です。
 図書館で一時入荷してきたものを録音がてら
 優雅に昼下がりから音楽鑑賞しようなどと企んでましたのに。。

        
           
 
 
 MDラジカセのキイちゃんがとうとう瀕死の状態になってきてしまい、
 暴れ狂ったあげく、ずっとウイン・・ウイ・・ンと苦しそうにうなってます
 ↑うなだれたまま、入れたMDもなかなか返してくれません。
 ディスプレイしてくれなくても、時々スキップされてもガマンして
 10年間なんとか仲良くしてきたのに・・。


 

             

 
 こちらの持ち主は今新潟に。

 MDは、しょってないが、ブラックくんに鳴らしてもらおうと助けを求めたのに、、
 こっちもご機嫌最悪。 10秒ぐらいごとに舌打ちするわ、気が狂ったようにあちこち点滅するわ、音はワープしまくるわ、ドアは開けないわ。。


 
 2人そろって、おかしくなったことは初めてや・・
 今日に限っていったい何の嫌がらせや?!
 それともとうとう私に罰が下ったか?(何のやろ・・いっぱい思い当たるけど)

 しばらくお休みさせてもまだゴネるようなら、そろそろブラックくんは引退して業者に迎えに来てもらわなあかんけどええか?
 まぁしょーがないよな、13年間も働いたんやから・・

 あ~~、ラジカセくんたちにはもうちょっとがんばってもらう予定だったのに 



 しょうがないから、昨日見たN響アワーのメモでも・・

 なんだか最近、オケのそれぞれのパートの紹介が行われているようで。
 昨日は第2ヴァイオリンの紹介でした。

 第2ヴァイオリンの役割は、和音の下のパートや合いの手を弾いたり、メロディーも弾いたり、伴奏で音を刻んだり、効果音を弾いたり・・といろいろ。
 その場その場で臨機応変にすばやく判断・対処していかなければならないんですね。

 ゲストの第2ヴァイオリンの方(大林修子さん)は、最初N響に入ったときは第1ヴァイオリンだったそう。
 なので第2に移ったとき、ちょうどパート配置も真ん中近くなので、四方八方からの音の中で自分の音を拾って弾くだけでも大変だったとか。
 その中で自分の役割を的確に(例えば音量バランスなど)果たすのが第2ヴァイオリンなので、聖徳太子みたいに(いっぱい聞き分ける)、と例えられてました。

 素人は、第2のほうがレベルが低いんやろ、とか思いがちかもしれませんが、また違った難しさなんですね。 私の好きな職人タイプです。

 
 他に、ちょっと変わったことの紹介として、”ノン・ヴィブラート奏法”というのが。
 ある指揮者が指示したらしいけど、(モーツァルトでだったと思う)ヴィブラートをかけずに弓だけで音色を変えたりコントロールするので、右手がすごく疲れるんだって。


 いろいろ知らないことがあっておもしろいので、N響アワーのこの特集は要チェック♪ 次は何の楽器かな

 それから、最近母が読んでるという、オーケストラのエピソードの本の著者が、N響のオーボエ首席奏者の方だということで、その人のお顔もチェック。
 その本もなかなかおもしろいらしいので、今度見せてもらいます♪

 
  ・・・ではそろそろ一人雑炊でも嗜もうかしら。
          
          

 昨日の鮭のあら鍋と日本酒チビチビでほっこり、ウホウホ・・♪ ←楽しそうじゃないって??
 いいのです。 ひとりのんびり、すっきり日本酒。 久々にちょっとだけいただきました